キャンプ道具でトップ5には入る程大事な物『ペグハンマー』。
今まで激安ハンマーを使っていましたが、ある事情でUJackの『VHH』を新たに購入しました。
以前のハンマーより明らかにごつくなったハンマーの打ち心地とはいかほどのものか!!
購入の経緯
単刀直入に、ハンマーが壊れてしまったのです。
神石高原ティアガルテンでのキャンプでギギ‐1を張っている最中に槌部分が折れてしまいました。
ペグやマントルなどは予備を大量に購入していますが、まさかハンマーが壊れるとは思わなかった。さすがに替えなんてない。
というかハンマーの替えなんて持っている人いるのかな?
この日はしょうがないので残った細い所でペグを打ち込んだり、腕力で地面に押し込んで固定しました。
細い部分で打ち込むとたまに外れて指に当たるんですよね。あれがまた痛い。
今まであるのが当たり前だと思っていたハンマーを失った時、ありがたみを再確認しました。
ペグハンマーの重要性
壊れてしまったハンマーはキャンプを始めた当初に購入した物です。
その時は「地面に打ち込めたら何でもいいだろ」と思ってAMAZONタイムセールの時に買いましたが大きな間違い。
質の低いペグハンマーだと悪い点が3点あります。
硬い地面にペグを打ち込みにくい
低品質なハンマーでは地中に埋まっている石を砕きながら打ち込む事ができないので地面によってはペグを打つ場所に困ります。
引っ越す前によく行っていた柳瀬キャンプ場は石がよく埋まっていてテントを設営するのに困った思い出があります。
せっかく途中まで打ち込んでいたペグを引っこ抜いて少し違う所に打つ。そこも石があれば引っこ抜いて・・・の繰り返しは面倒くさい。
高品質なペグの本領を発揮できない
スチールやステンレスのペグなら簡単に打てますが鍛造ペグでは力強く打てないとしっかり地面に刺さりません。
せっかく鍛造のペグでもハンマーが弱ければ石を砕けません。これは経験済み。
疲れやすい
先ほどの話と被るのですが、鍛造ペグを打ち込む際に低品質ハンマーでは自分の力を多く上乗せしなければしっかり刺せません。
その結果よく腕が疲れます。
ガイドロープを固定する時はロープを引っ張りながらペグを打つので早く終わりたい。そんな時打ち込みやすいハンマーが欲しくなります。
商品紹介
購入したのはUJackのVHH。名前はとてもおしゃれ。
ですがVHHとは「Very Heavy Hammer」の略。要するに「めちゃくちゃ重いハンマー」というゴリゴリにペグを打つ!という意志に満ち溢れた名前みたいです。
サイズは長さ320mm、ハンマー部分120mm、重さ約850gという名前に見合ったスペックとなっています。
グリップは太く、握りやすい形状にもなっています。さらにラバー素材なので手に吸い付き安定性は抜群。
グリップ下部にはストラップがついているので引っかける事が可能。
ペグを打つ際は腕に巻いて固定する事もできますね。
地味に嬉しいのはストラップが取り外し簡単な事。好みのパラコードがつけられます。
槌部分は丁度500円玉が乗る大きさになっています。サイズとしては3x3.5cm。
四角形なのでペグが外すことなく狙いやすそう。
側面にはUJackの印字。
これがおしゃれ。黒背景にシルバーが高級感あります。
槌部分の反対には二種類のペグ抜き。
丸状に通して抜いてもよし、引っかけて抜いてもよしな形状です。
実際にキャンプで使ってみた
『森の国キャンプ場』の1泊2日キャンプで使ってきました。
↓新幕導入でハッピーな前編↓
↓騒音に悩まされた後編↓
新幕であるサーカス コットンを建てる前に持ってきました。
名前の通りVery Heavyなのが安心感を生んでいます。
前任のノーブランドのハンマーと並べてみます。
グリップの太さや槌部分の大きさの差がよくわかりますね。
今までよく頑張ってくれました。
新人の実力見せてもらおうか。
重さの通りとても打ち込みやすい!
今までは力を入れて振って打ち込んでいましたが、VHHは振りかぶって脱力するように打ち込む感じ。
力を上乗せしなくても楽に鍛造ペグが刺さっていきます。これは気持ちいい・・・。
地面が芝生なので入りやすいのもありますが、いつもより格段に仕事が早いです。
1年間以上手入れしてなかった包丁を砥石で研いだ後の切れ味並みの感動。
その時の包丁が食材をするする切るように、ペグがするする地面に埋まっていきます。
ペグ抜きは引っかける部分がノーブランドハンマーより長いので掛かりやすいです。
そんなVHHで打ったペグ達で新幕のサーカスコットンが張れました。
合計10カ所ペグを打ち込みましたが、とても楽でした。
打ち込み時間の短縮、簡便さはその後のテント内インテリアの設営の体力温存になります。
設営後はNaturehike ハンガーラックに吊るしていました。
普段は早々にキャリーケースに包んでコストコボックスに入れてしまいますが、このようにインテリアの一部として残してもオシャレで良いですね。
そのキャリーケースにはグリップ部分が太くて入らないアクシデントが・・・。
これは残念。というか盲点でした。
しょうがないのでペグのみのキャリーケースとして扱う事にします。
良い所、悪い所
最後にUJackの『VHH』の評価をしていきましょう。
良い所
・ペグが打ち込みやすい
・おしゃれ
・安価
VHH本体のしっかりとした重さ、槌部分の広さ、ラバーグリップの握りやすさによってペグが本当に打ち込みやすい。機能性としては大満足。
黒を基本とした配色は安価に見えやすいラバーグリップを気にしない程映える外見となっています。ハンマーを撮影してて楽しく思ったのは初めてでした。
あと何といってもこの機能、デザインがあって3000円以下で購入できるのは異常。
コスパの良い商品ばかり販売しているUJackさんには脱帽です。
悪い所
・重い
・大きい
・グリップが太い
良い部分は細かい所で悪い要素ともなります。
壊れたノーブランドハンマーから約500gも増えた事以外に、グリップ部分の太さや本体自体の大きさも変わった事で以前より取り回しにくくなりました。
機能性としては抜群なのですが、収納性、持ち運びやすさとしてはあまり良くはない。
ソロ用の小さいテントや軽量な登山テントを使う人にとっては必要のなさそうなハンマーだと思います。
ツールームテントやコットンテントなどの大きいテント、重量のあるテントなら大活躍することでしょう。
ソロのくせに大きいテントを扱いがちな僕からしたらとても良いハンマーです。
パッキングしにくくなったのはしょうがないけど、ザックの側面に引っかけて持ち運んでもオシャレで良さそう。
ペグハンマーはテントを建てる上でペグ同様とても重要な物。
そんなハンマーで良い物に巡り合えたのは本当に嬉しいです。これからよろしく!
それでは今回はここまで!
皆さんも良いキャンプライフを!!
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