都会の喧騒から逃れるため、ゆっくり自然を楽しむため、子どもの思い出に残るように、などたくさんの人がポジティブな気持ちでキャンプをしています。
そんな年齢関係なく楽しめるキャンプですが、気を付けたいのがキャンプ中のマナー。
僕が実際に体験したキャンプ中の「これってどうなの?」をご紹介します。
夜遅くに車を動かす
基本的にキャンプ場の夜間は静かにするのがマナーです。
管理棟が閉まるような夜間帯は特に静かになっています。そんな中車の駆動音はとても目立ちます。
おそらく近くのお店へ買い出し、温泉に入りに行くなどの理由で車を使うのでしょうが、時間を考える必要があります。
どうしても車を運転する必要がある場合は夕方までに済ませておきましょう。
ドアの開閉や鍵のロック解除なども目立つので夜間には注意。
体験談
夜9時くらいに爆音のバイクがキャンプ場内に侵入してきたのにはびっくりしました。
キャンプ場内を2周ほどしたあとにそのまま僕のサイトの横にテント設営。まさか真横にくるとは思わなかった。
ちゃんとサイト使用料を払っているのかすら不明なバイクキャンパーでしたが、僕だけでなく他の方も迷惑だった事例でした。
乾燥が不完全な薪で焚火
まず『薪』という物は木材の含水分率20%以下するほど乾燥させた木の事を言います。
そこまで乾燥させるには正しい保存方法で1年以上かかるんだとか。
では乾燥が不完全な薪を燃やすとどうなるかというと・・・煙がよく出ます。
そんな大量の煙だと他キャンパーに迷惑がかかる事は必至。
煙たいのもありますが、一緒に飛んだ灰が他キャンパーのテントについて穴を開けてしまう可能性もあります。
薪はアウトドアショップや管理棟で売っている物を使用するのが一番安全です。
最近ではフリマアプリやAMAZON、楽天でも薪を売っています。乾燥大事!
体験談
落ち葉でも集めて燃やしているのかというくらい煙を出しているファミキャンパーの方がいました。
煙が風の影響でずっと僕のテントに来て、煙たくてとても息苦しかったです。
さらに参ったのが火吹き棒で勢いよく吹くので灰が飛んできたこと。テントのあちこちに灰がついているわ、一カ所穴が開いているわで散々でした。
↓その時のキャンプ↓
子供が他キャンパーのテントに近づく
まずキャンプでのテントは『部屋』です。
勝手に人の部屋に近づいたり中を覗き込むのは失礼。
大人でする方はいないと思いますが、とても多いのが子供。
子供が悪い訳ではないです。それを制御していない親が悪いのです。
テントにはガイドロープを張っている場合がほとんどなので、走り回る子供がロープに引っ掛かって怪我でもしたら大変。ロープ以外にも焚火台と一緒に置く薪割り用の刃物類なども危険です。
お子さんをキャンプに連れていく場合、必ず目を離さないようにしましょう。
最近ではガイドロープやペグに引っ掛からないように光るペグが販売されています。僕はほろ酔い状態でトイレに行き、盛大に自分のガイドロープで転んだ事があります。
自他共に危ない事がないように買うのも良いですね。
体験談
正直とても多いのですが、一番焦ったのが子供達が僕のテントのガイドロープを触っているのに近くで子供を見ながら談笑していた母親二人。
何も言わないので「触ったら危ないよ」と注意したら、知らない大人に話しかけられたのが驚いたのか子供は走って逃げました。
その後母親達は話しながら子供達の後を追いかけていきました。
僕のテント周囲を走り回っていて「危ないな~」とは思っていたのですが、完全放置な親はどうかと思います。
転んで怪我したら誰の責任になるんだろう・・。
大きな音で音楽を流す
シンプルに迷惑です。
自分では許容範囲の音でも他人にとってはうるさい場合があります。
日中ならまだ良いですが、夜になってもスピーカーなどで音楽を流すのはやめた方がよいでしょう。
防音対策のしているテントなど存在しません。盛り上がりたい気持ちは大変わかりますが、他のキャンパーもいる事をよく考えましょう。
僕は音が漏れないようにヘッドホンを時々使っています。蒸れますが音が完全に漏れない密閉型がおすすめ。
体験談
キャンプ場のご近所トラブルで一番多いのが騒音ですね。
日中に湘南〇風や倖〇來未などを爆音で流す4家族のファミキャンがいました。これはデイキャンプだったので我慢して何とかなりました。
困ったのがラジオを大音量で流すバイクキャンパー。夜になっても流しっぱなしなので、さすがに「ちょっとラジオの音を小さくしてもらえますか」と言いにいきました。
相手の方は「すいませんでした」とすぐに音量を下げてもらえたので良かったですが、あとが気まずい。
その事ばかり考えてあとのキャンプが少し憂鬱な気分に。さらにテントが裂ける事件も重なりテンションが急降下した思い出。
↓その時のキャンプ↓
ゴミを放置
テントを設営する時に、前にキャンプしていた方のゴミを時々見つけます。
小さい物だと忘れていた可能性もありますが、少し嫌な気分に・・・。
テントを撤収した後に設営場所をよく見て見落としがないようにしましょう。僕もよく森林香の欠片を拾い忘れている事があるので設営場所をよく周っています。
一番多いのが薪や炭などの残りが放置されている事。
大体のキャンプ場には炭捨て場があるので灰は必ずそこで捨てるようにしましょう。余った薪は必ず持って帰る。
僕は炭は火消し壺に入れて持って帰っています。
余った薪はポップアップボックスに入れています。意外に頑丈なのでギチギチに詰めても底が抜けないので重宝しています。
どうしようもない時は車に直積み。
一回他キャンパーさんで薪が余った方がおられて、その方に薪を貰った事があります。
そんな風に他の方に有効活用してもらうというのも一つの手ですね。
体験談
普通に焚火した後が残っているキャンプ場がありました。上記写真です。
そこは管理人が不在の無料キャンプ場だったのでそのまま放置されているようでした。
簡単に片づけましたが、他人のゴミも持って帰る気分は最悪です。いつもは近所の高齢な方が掃除をしているらしい。
ゴミは持って帰りましょう。
最後に・・・
キャンプって行けて1か月に4回な訳で、最悪1か月に1回しか行けない月もあります。
年に何回いけるかわからないキャンプの1日は良い思い出にしたいのは当たり前。
ですが気分の悪い事に出会う、出会わないは完全に運なので難しいですね。
逆に自分が他人の思い出を汚すような事をしないよう注意して楽しんでこれからもキャンプしていきます。
本日はここまで!
皆さんも良いキャンプライフを!!
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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