どうも!しろだんごです!
ナイフで薪割りや、木工で木を削っていると自然と落ちていく切れ味。
僕のナイフは切れ味「赤」レベル。こんな切れ味ではリオレウスどころかモスですら討伐できない始末です。
僕が家で使っている包丁もボロボロすぎて、毎度お肉を叩き切っています。
そんな刃物もどきとなってしまった彼らを復活させるには何が必要か?
そうだ!砥石を買おう。
目次
これが砥石だ!
購入した砥石はスエヒロ両面砥石 #3000/#1000 です。
砥石はやすりのように「#」から始まる数字で目の粗さが決まっています。
数字が小さい方が目が粗くザラザラ
数字が大きい方が目が細かくサラサラ
このスエヒロは両面に#1000と#3000の砥石がくっついています。
#1000のほうが粗く、#3000の方が細かいという事ですね。
研ぎ方としては粗い方から研いで細かい方で整えていく感じ。
刃物を扱う割にはフォントがかわいい説明書きだな。
それでは砥石を見ていきましょう。
こちらのベージュが#3000で
こちらの青が#1000です。
若干ベージュが小さい気がします。
簡単に持っていますがけっこう重い。約6kgあるのでピカチュウ一匹分ですね。
さすがに外れないですね。
しっかり固定されています。
刃物紹介
本日研ぎますのがこちらの包丁とカービングナイフです。
カービングナイフは木工作品を作る際によく使うのですが、最近木が削りにくくなってきているので研ぎます。
包丁は約3年間近く研いでないので最高に切れ味悪いです。包丁をまな板にゴリゴリしながら切っている感じ。まるでガッツのドラゴン殺し。
近くで細かく見ていきましょう。
特に悪そうな感じはしませんが、よく見ると刃の部分に光沢がまばらになっていますね。
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包丁はわかりやすいです。
刃がボロボロ。こりゃ切れんわけだ。
研ぐ準備
砥石を使用するにはまず水に浸す事から始めるとの事。
浸けているとぶくぶく気泡が出てきますが、この気泡がなくなったら準備完了。約10~20分程度。
研ぐ前にタオルを下に敷いて砥石が動かないように固定します。
準備完了です。
キッチン周りの汚さも、払拭するような職人オーラが出ています。
「ここを押さえて、こう!角度を一定に、こう!」とデモンストレーション中。
説明書にも書いてある通り研ぐ時は一定の角度で動かしていかないと研ぎにムラができてしまいます。
さあ研いでいきましょう!
刃物研ぎ開始
セット!ハット!#1000から研いでいきます。
包丁を固定して研ぎますが、難しい!
指もですが腕や肩も動かすまいと力が入る。
何回か研いでいると黒い液が・・・。
これを汚れと思って流してしまってはダメです!これは研ぎ汁といって滑らかに研ぐ手助けになります。
反対面も研ぎ研ぎしていきます。
少し慣れてきましたがカーブの所がとても難しい。これどうやって研いでんだ?
お次はカービングナイフ。小さいから余計に難しい。
砥石に水気がなくなってきたら水を足して研いでいきます。
包丁と違って研げているのかよくわからない。
包丁とは素材が違うからかな。
次は#3000で研ぎます。
#1000で鍛えた力ここで見せてやる。
少し要領を理解できたのか綺麗に研げている気がします。
やはり経験って大事だな。あと慣れ。
同じくカービングナイフも研いでいきます。
包丁を研いだ時に出た研ぎ汁のおかげでとても研ぎやすいです。
研ぎ完了。結果は・・・
なんということでしょう。匠の研ぎでボロボロだった刃が滑らかになっているではありませんか。
研ぐ前のザラザラ見た目がなくなっています。これは驚き!
匠ではありませんが意外にうまく出来たのかな?
ドアップ画像。
よくみると根本部分にまだ研ぎ残しがありますね。そこは残念。
匠の道は遠いな。
こっちは見た目だと全然わからん。
単純に水に浸けたから綺麗になったように見えるし、そうでもないかも。
実際に近くにあったバナナを標的に切ってみました。
正直バナナって柔らかいからよくわからなかった。
ですが、後日鶏肉を切ってみると驚き。今まで叩き切っていた肉がするりと切れました。
これでドラゴン殺しから斬鉄剣に変化しましたね。
カービングナイフもゴリゴリ削れます。
標的を硬い杉にしたのが間違いでしたが、確実に前よりよく削れます。
使い終わった砥石は他の食器と同様に一度干してから常温で保存しておきましょう。
今回購入した砥石がこちらなのですが・・・
ほぼ同じ商品でこっちの方が安いしゴム台がついているのですが、少し落とし穴が・・・
なんと最低で3つ買わないといけないのです。気を付けてください。
僕は危うく購入するところでしたがすんでの所で救われました。ちゃんと説明書読まないとね。
これで何とかリオレウスが討伐できそうです。
みなさんも良いキャンプ、お料理ライフを!!
↓ナイフで木工してます↓