秋、冬キャンプは薪ストーブが使える楽しい時期。テント内で薪ストーブの炎を眺めながら飲むお酒は格別です。
テント内に設置する為には『煙突ガード』という物が必須になります。今回はそんな煙突ガードをダイソー売られていた100円網で自作したのでご紹介します。
煙突ガードとは・・・
薪ストーブは本体で燃やした煙を屋外に出す為に煙突が必ずついています。燃焼中はこの煙突も本体同様とても高熱になるので取り扱いには注意が必要です。
もしテントが直接触れたりするとポリエステルなら溶け、コットンなら穴が開くのは必須。そんな悲しい事態にならないようにする為の道具が煙突ガードです。
僕が以前から使っているのは市販の鈴文 煙突ガードとスパッタシートを組み合わせた物です。
普通に購入できるのが一番楽ですが、価格が高い物が多いですし、対応径が太い物が大半なので煙突の径が細い物には対応できない場合があります。
今回新たに購入した薪ストーブは径がとても細い物で今まで使用していた煙突ガードは使えません。
ちなみに煙突の太さがΦ106であれば上記記事のインストール方法がおすすめです。
煙突ガード作ってみる!
まずは煙突の太さを確認。ガードしてもらう薪ストーブはauvilのファイヤーウッドストーブ。
煙突が逆マトリョーシカ方式になっているので一番細い所は5cm程しかないです。今回はおそらくガードが必要そうな7cmの煙突部分のガードを作ります。
材料
大まかな煙突ガードのパーツはこの2つ。
1.バーベキュー網
2.ステンレス針金
両方ともダイソーで購入。網は一番大きいサイズの物にしました。
作り方はこちらの動画を参考にしました。
作成開始
網をひたすら曲げて円を作ります。動画ではΦが大きい煙突だったので2枚使っていましたが僕は1枚だけで作ってみます。
最初途中で折れそうで不安でしたが均等に曲げていけば案外綺麗に曲がります。一部強く力を入れた所が裂けてしまったので出来るだけ弱い力でちびちび曲げていくのが良さそう。
たった20分で丸くなってきました。途中大きさを煙突と合わせながら調節します。
まだまだ余裕なので思いっきり曲げていきます。
そして10分後完全に円になりました。
この辺りまでくると裂ける恐怖と戦いながらの作業になります。型を付ける為に端同士をクリップで固定しています。
クリップを付けたまま1日置いた姿がこちら。完全な円とはいきませんがほぼ完成。
このように隙間があっても煙突ガードとして使えます。むしろ取り付け、取り外しが楽になります。
今回はボルトで固定する煙突ガードにするのでステンレス針金で隙間を閉じます。
弾かれると困るので8カ所閉じておきました。
大きさは直径約13.5㎝。思いの外大きく出来ました。
ぴったり過ぎると幕と煙突の空間がなくなり燃える可能性があがるのでこれくらいで丁度良いですね。
長さは約40㎝。薪ストーブをインストールするテントは軍幕なので多分大丈夫。
既製品の煙突ガードは50㎝の物が多かったので100円煙突ガードも良い感じの長さ。
たった200円でこんなに簡単に出来ると思いませんでした。
見た目は網感が凄いので動画のようにスパッタシートを巻きつけるなりかっこよくしてあげたい。バイクのマフラーに巻くサーモバンテージで外側を覆っても良いですね。
あとは問題の煙突への固定方法ですが、ボルトを3方から伸ばして固定する方式にしてみようと思います。
どの太さが丁度良いか確認しておきます。
↓後編はこちら↓
↓使用した感想はこちら↓
最後に・・・
auvilのファイアーウッドストーブに専用の煙突ガードがあるみたいなのですが日本には輸入されていないみたいです、とても残念。
最初はGストーブのプロテクターを購入しようかと思っていましたが作れるんならと今回DIYしてみました。
作るのは簡単ですが実際に使用したらどうなるかわかりません。網は脆いので複数回は使えないかもしれないですね。冬シーズンは頑張ってほしい。
それでは今回はここまで!
皆さんも良いキャンプライフを!!
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