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【超簡単】麻の火口作成方法!100均の麻ひもをほどいて焚火道具へ進化させる!

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ファイアースターターなどの火打石を使って焚火をするキャンパーにとって必須な道具が燃えやすい火口です。

松ぼっくりや松葉、白樺の皮など自然にある物でも代用できますが季節や場所によっては全くない可能性もあります。

その為自分で用意するのが一番!という事で今回は一番手頃で使いやすい『麻の火口』を実際に作ってみました。

 

 

 

作成開始

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火口を作るのに必要な大まかな物は以下の4つ

・ペットボトル(中はしっかり洗う)

・リンス

・麻の紐

・刃物

僕は多く作っておこうと思いペットボトルは2本準備しました。

麻の紐はダイソーのハンドメイドコーナーとかに売られています。今回の火口以外にクピルカの吊り下げ用の輪っかを作ったり何かと使える紐です。 

 

今回はこちらのブロガー様の記事を参考にしました。

【誰にでも簡単】麻紐のほぐし方!麻ひも火口の作り方!

 

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早速作ってみましょう。

まずは欲しい量に合わせて麻ひもを切断していきます。どのくらいの長さが良いのかわからなかったので、適当に手のひらに10巻きくらいした長さで切りました。

 

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次に切断した麻ひもをさらに細かく切り分けていきます。

これも適当に7㎝間隔で切断しました。細かく切った方がほどけやすそうですね。

 

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先ほど切った麻ひも達をペットボトルに詰め込みます。

ちょっと量が多かった感が否めない。

 

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あとは水を適量入れて・・・

 

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リンスを投入。僕は5プッシュずつ入れました。

今回はペットボトルが2本あるので片方はすぐに取りだし、もう片方は1日置いてから取り出してみようと思います。

麻ひものキューティクルは復活するのはどっち?

 

すぐに取りだす方

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リンス水&麻ひも入りペットボトルをひたすらシェイク!

水の量が多かったので混ざりにくいですが、逆さまにしたり強く振ったり左右に動かしたりとほどけるよう作業をひたすら続けます。

 

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よく見ると巻きついていた麻ひもがほぐれているのがわかります。

リンスの力はすごいですね。

 

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それなら片方のペットボトルはすぐに出して確認してみましょう。

中の水を出した後に新しい水を入れては出す作業を繰り返してリンスをしっかり流します。

取り出す時は「麻ひもが絡むかな?」と思いましたが綺麗にすっぽ抜けました。

 

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そして取り出した麻ひもがこちら。

触った感じは犬をシャンプーで丸洗いした後の大量の抜け毛と同じ。実家に昔いた死んだ小太郎を思い出します。

匂いはリンスのおかげでとても良いです。

 

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あとは乾物を作るようにコールマンのハンギングドライネットの中に入れて1日陰干しします。

見た目は完全に奥さんの実家のワイマラナーの毛と同じ。

 

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そして1日置いた麻ひもがこちら。

乾燥しきると綺麗な色に輝きます。だいぶほぐれていますが、一部絡み合ったままの所もありました。

すぐに取りだした割にはとても良い結果だと思います。これならキャンプ前夜に作ったら翌日にはギリギリ間に合うかもしませんね。

 

1日置いた方 

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しっかり8時間仕事して帰ってくると、1日置いている方のペットボトルはどす黒くなっていました。

麻ひもの元々の汚れが出ているのでしょうか?

 

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そして取り出したのが写真左側。右側はすぐに取りだした方の麻ひもです。

パッと見た感じ思いの外ほどけていない麻ひもが残っている印象。

 

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そしてまた1日乾燥させたのが写真右側。正直すぐに取りだした方がほどけています。

多分1日置いた方は上手くリンスが混ざっていなかったか、シェイクするのが足りなかったか、そもそも麻ひもが多かったのかもしれませんね。

これで長時間置いてもあまり変わらない事がわかりました。あとはちゃんと火口として使用できるかです。

 

 

実際にキャンプで使ってみた

先日の『神石高原ティアガルテン』でのソロキャンプの際に使用してみました。

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初のロシア軍幕使用でテンションが天井まで上がったキャンプでした。

 

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収納方法はジップロックに入れて持って行きました。

微妙な収納袋にするよりかはジップロックの方が優秀です。100均にも類似品が売られていますし何かと重宝しています。 

 

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さぁ焚火の時間がやってきました。僕の着火方法はキッチンペーパーの上にフェザースティック作りの時に出た木の削りカスと作成した麻の火口を乗せてファイアースターターで点火させます。

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麻ひもはほどけていないとあまり燃え広がりませんでしたが、リンスでキューティクルが復活したほどけた麻ひもだとどうでしょうか?

 

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結果は大成功!2~3回火花を当てればすぐに着火してキッチンペーパーに燃え移りました。

あとはフェザースティックや薄い薪を投入していけば自然と燃え上がります。

以前はいくらファイアースターターを擦っても中々火が点かない事がありましたがこれで安心です。でもファイアースターターの出番が少し減るのはちょっと残念。

こちらの動画の冒頭で麻の火口で着火させていますので是非ご視聴ください。


www.youtube.com

 

 

最後に・・・ 

こんな麻ひもの解き方を考える方が本当にすごいですね。僕みたいな素人の考えでは全然出てきません。

おかげで麻の火口は簡単に作れるようになりました。

こういう一から自作してキャンプに活かせる道具って本当に楽しい。今回の麻の火口も100均で買った麻ひもをほどいただけですが、なぜか愛着が湧いてきます。

次はチャークロスにしようかな。ちょうど良くAMAZONに作成キットがあったので手に入れてキャンプ中に作ってみようと思います。

 

それでは今回はここまで!

皆さんも良いキャンプライフを!!

 

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