僕は年間約20泊近くキャンプをしているキャンプ大好き人間ですが、その内9割がソロキャンプです。誰にも邪魔されず気遣う必要のないソロキャンは仕事のストレスを浄化してくれる最高のキャンプスタイルだと思います。
そのソロキャンで今まで色々な形状のテントを使ってきましたが、最近パップ型が一番良い気がしてきました。今回はそのパップ型がいかに良いかをご紹介します。
ちなみに僕は昔パップ型を使っていて、現在パップもどきを時々使っています。
今パップテント使ってないけど・・・
今メインで使っているテントはナショナルジオグラフィックのオクタゴンTPとムラコのノーム3Pの2つで、ギギ‐1とサーカスコットンをたまに使うくらい・・・。そう!パップ型は現在ほぼ使っていません。
以前DODのパップフーテントを使っていたので、今のメイン幕を使っていると「パップ型があったら良いな」と思う場面が多々あるんです。
冒頭でも書いた「パップもどき」とは軍幕の事です。市販されている幕とは違ってコットン製の幕を4枚連結した物だし、4枚もあると重さや収納性が市販品より劣ります。その為「パップもどき」と考えています。
パップ型の素晴らしい所6紹介
前置きが長くなりました。ここから僕が昔のパップフーテントを使っていた経験と最近のパップ型テントを見てから思ったパップ型テントの素晴らしい所を6つご紹介します。
写真はパップテントもどきの軍幕でお届けします。
設営が簡単
パップ型テントの設営はテントを広げて四隅をペグダウン→両サイドのポールからガイロープ伸ばして建てる→細かいペグダウン等で終わりだと思います。初心者でも設営できるほど簡単ですよね。
しかも大体のパップテントは1~2人用のソロキャン専用なのでコンパクトです。サイズが小さいと設営がさらに簡単、収納状態の持ち運びが楽、価格も安くなるとメリットだらけです。
僕の今使っているオクタゴンTPは確実にグルキャン用なので設営は大変です。まぁ好きで使っているので良いのですが、時々「パップテントとかティピ―型は楽で良いな・・・」と思う時があります。
リビングと寝床が一体化してる
パップテントは寝床から起き上がればリビングです。これを可能としているが前幕の存在。この前幕があるおかげで焚火を眺めながら横になったり、酒飲んで酔っ払ったらすぐに寝れます。
僕のノーム3Pはドーム型なので正直寝る時以外使いません。外で焚火するならタープを別に張るか青空キャンプになります。
最近ワンポールでも前幕付きのテントがありますが前幕が三角形だったり、シンプルにサイズが大きくなりがち。あとパップテントよりデッドスペースが多いんですよね。
道具が少なくて済む
パップテントなら必要な道具がとても少なく済みます。
例えば地べたスタイルで寝床は蚊帳とマット&シュラフ、お楽しみ程度のコンパクト焚火台とソフトクーラーぐらいあれば十分キャンプ楽しめそう。さらに元からインナーテントや蚊帳がついているパップテントであればもっと削れます。
僕は好きな道具が多いので持って行く道具が多いのですが、軍幕の時は一気に少なくなります。メイン幕の道具の多さに疲れた時はとても良い。
焚火がしやすい
ポリコットン製のパップテントにすれば幕下で焚火をひたすら楽しめます。前幕で日差しと雨を守ってくれるメリットがでかすぎる。
さらに贅沢を言えば小さい陣幕かウィンドスクリーンがあれば風からの影響も防げます。この焚火がしやすい環境がテント建てるだけで手に入るの本当に羨ましい。
雨キャンプに適している
雨キャンプへの対応力は軍幕がずば抜けていると思います。普通にしとしと降る雨なら幕内に入ってこないのでそのままキャンプ続行できます。
サイドウォール付きのパップテントなら横殴りの雨も問題ないし、正面から入るのであれば前幕を少し倒せば大丈夫。閉め切ってシェルター化しても良い。
価格が安い
ほぼソロキャン専用テントなので幕に必要な生地が少なく価格が安いです。しかも爆発的な人気が出てから色々なメーカーが作りだしたので種類が豊富で多機能のパップテントが増えました。
最初は軍幕から人気が出て、それから今も大人気のバンドックのソロベースで完全に火が点いたと思います。煙突穴付き、サイドウォール付き、インナー付き、後幕跳ね上げ可能など多機能ですよね。
平均2万円で一番高いと思われるグリップスワニーのパップテントでも5万円くらい。
パップテントを使わない理由
「そんなメリットだらけなら何でお前持ってないんだよ」とお声が聞こえてきそうなので最後に僕がパップテントを買わない理由、というか手を出しにくい理由をご説明します。
デザインが一辺倒
パップテントはどのメーカーもブランドも見た目はほぼ同じ。特徴的なデザインのテントが大好きな僕にとっては一番手が出しにくい理由。
奇抜なデザインのパップテントが出ないのは、現在のパップテントがほぼ完成されたデザインだからだと思います。いじる箇所がないし、いじって逆に使いにくくなりそう。あと広さの上位互換でツインポールシェルターがありますからね。
でもOneTigrisのSOLO HOMESTEADは僕が望んだパップテントの進化系。こういうテントがどんどん増えて欲しい。
持っているキャンプ道具と合わない
パップ型テントって軍物とか無骨なデザインのキャンプ道具が似合うと思っているので、今メインで使っている道具とは合わないんですよね。
今倉庫番と化している軍物系を引っ張り出してくればいいんですが、面倒くさいし今一番使いたい道具を持って行きたい。
最後に・・・
以前使っていたパップフーテントや連結軍幕はソロキャンプを楽しむのに凄く合っていて使いやすかったです。それが今やグルキャンで使うような大きいテントで、使わない道具を多数持って行くキャンプをしています。
何故そんなあえて無駄な事をしているかというと、それら道具を使うキャンプが楽しいからです。多少効率を考えてスムーズにキャンプをするのも大切ですが、好きな道具に囲まれて不便を楽しむキャンプが一番楽しいです。この線引きが中々難しい。
これからも無駄を楽しんでいこう。
それでは今回はここまで!
皆さんも良いキャンプライフを!!
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