僕はつい最近ロシア軍の軍幕『プラシパラトカ』を手に入れました。「早速使おう!」と思いましたが季節は夏、キャンパーの天敵「虫」が湧く時期です。
自然にはブヨやムカデなど危険な虫がいっぱい。インナーテントもない軍幕では一夜を越すのも心配です。
そこで軍幕のサイズに合う吊り下げ式の蚊帳を購入しましたのご紹介します。
キャンプ場の危険な虫達【※過去記事引用】
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生物の種類 |
被害にあいやすい場所 |
刺されやすい部位 |
吸血 |
蚊 |
人家周辺、室内、公園、山野 |
顔や腕、脚などの露出部 |
ブユ(ブヨ)、アブ |
高原、渓流沿い、キャンプ場 |
脚の露出部 |
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ノミ |
室内、人家周辺、草むら |
脚の露出部 |
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マダニ |
草むら、畑、野山 |
腕や脚、首などの露出部 |
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刺す |
ハチ |
人家周辺、山野 |
腕などの露出部
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咬む |
ムカデ |
草むら、人家周辺、室内 |
指 |
接触 |
有毒毛虫(ドクガなど) |
山野、庭、公園 |
腕や脚などの露出部 |
キャンプ場では主に表に書かれている危険な虫が出ます。
一番遭遇しやすいのは蚊やブヨではないでしょうか?僕もいつの間にか血を吸われて痒い跡が多々残ります。
他には刺された事はありませんがハチや、小さなムカデなら見た事があります。
このようにキャンプ場にも危険な虫が多々出現します。
楽しいキャンプを虫のせいで嫌な思い出にはしたくないですよね。
商品紹介
購入したのはUnigearというブランドのアウトドアモスキートネット
蚊帳の存在を完全に忘れていたので速攻で選んでAMAZONで購入しました。
選んだ理由はレビュー数の多さと吊り下げ式という汎用性の高さ、あとは翌日配送だった為です。
価格は購入時で約1600円。同系統でさらに安い商品もありましたが届くまで長かったので諦めました。
開けてみると紐でぐるぐる巻きにされた本体の登場。大きさは全長220㎝、幅120㎝、高さ100cmのMサイズです。少し大きいLサイズもあります。
収納袋付きなのはありがたい。同梱していたペグは多分使わない。
正直不安だらけ。手に入れたロシア軍幕をパップテント式に張った時のサイズもわからないしどうなるか心配です。
実際にキャンプで使ってみた!
『神石高原ティアガルテン』でのソロキャンプの際に使用してきました。
軍幕初使用、軍幕で雨初体験、梅雨明け初使用と初めてが色々並んだキャンプでした。
このネットが心配だったので一応DODのワラビーテントも持って行っています。
軍幕自体は何とかパップテント型に張れました。これで不安が一つなくなった・・・。
さて、それでは肝心のモスキートネットの出番。
このネットは吊り下げ式の三角形なので片方のポールに掛けるだけでOK。 とても簡単。
注意しないといけないのは底がないので四隅をペグで固定する事。ただ吊り下がっているだけなので別途グランドシートが必要です。
固定する際は頭側は青色、足側は赤色の目印がついているのでわかりやすい。
すぐに設営できると高を括っていたらまさかの故障。紐が外れてプラスチック部分で長さ調節ができなくなりました。
大して引っ張ってないのにすっぽぬけるとは・・・これが安物買いの銭失いというやつか。
初っ端から大変な事が起きましたが、逆に紐が外れた方が高さ調節の制限がなくなりポールに掛けやすくなりました。
そして無事設営完了。見た目は気にしていないので使えれば良い。
外れてしまった紐部分はポールにぐるぐる巻きにして上からポールエンドロックで固定しています。
キャンプ中1回も外れる事はなかったです。やはりこの道具有能ですね。
あまり高く上げすぎるとネット自体が浮いてしまい地面から虫が入り放題なので注意。
ペグで固定しても底は緩く少しの風でも浮くので重い物で固定した方が良いでしょう。
身長180㎝の僕が横になるとこんな感じ。
若干の狭いですが蚊帳としては十分使えます。モンベルのステラリッジテント1型も狭く閉塞感を強く感じますが、こちらはメッシュな分閉塞感はあまり感じませんでした。
実際にモスキートネット内で朝を迎えました。結果蚊に一度も噛まれずにすみました。
たった1匹だけ羽虫が入り込んで僕の腕を這っていました。底から入ったのか一緒に持って入った道具についていたかはわかりません。
寝る時は一応近くに森林香を焚いておきました。メッシュだけで完璧!と思わず他の虫対策も一緒にした方が良いでしょう。
良い所、悪い所
それではUnigearの『アウトドアモスキートネット』の総評といきましょう。
良い所
・普通に使える
・激安
ちゃんと設営すれば問題なく使用できます。底がないので高さの制限がありますが、大体のソロ用テントには適用していると思われます。
逆に底がない事で自由自在に張る事ができるメリットもあります。最悪適当にくるまって使用しても虫から守る蚊帳としての役割は十分果たしてくれます。
底がない事を大批判しているAMAZONレビューがありましたが臨機応変に対応すれば価格相応の価値はあると思います。
悪い所
・まさかの紐外れ
・底がない
・開放的すぎる
結果的に良かったにしても初使用から故障するのはよくないです。まぁ紐が外れただけなので塊を解いて結び直せばいい。
底がないと地面からくる虫に対しては不安です。寝ている時に重しが外れたら虫に侵入されるかもしれません。あと四隅を固定して重しを置くと出入り口がなくなります。その為出入りする度に整えて重しを乗せる作業が必要になります。ちょっと面倒くさい。
最後にメッシュなのでわかりきっている事ですが寝顔が外から丸見えです。寝る際はフルクローズするか目隠しをした方がよいでしょう。
最後に・・・
最近の僕が購入するキャンプ道具は軍幕が中心になっています。「こっちの方が軍幕に合うかな?」「大きさ的に軍幕には厳しいな」など常に頭の中は軍幕の事ばかり。
皆さんも軍幕沼は心地よいので是非一緒に浸かってほしい。
しない後悔よりする後悔の方が気持ちが楽ですからね。口座から出ていくお札の事はきにしたらダメ。
それでは今回はここまで!
皆さんも良いキャンプライフを!!
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