夏キャンプといえば、強い日差し、むせ返るような緑、そして虫。
今までほぼ虫対策をしてこなかった人間が、今年蚊に刺されまくってから考えを改めました。
そんな防虫対策をご紹介します。
夏に虫が多い理由
特に虫が多い時期は夏の時期ですよね。
夏は温度や湿度が高い時期であり、その環境を好む虫が多く発生しやすいようです。
温度は7月、8月にピークを迎え、湿度は7月がピークになります。
草木の成長が盛んになる時期であり、それらを食べる草食系の虫が増加。さらにその草食系の虫を食べる肉食系の虫も増えます。
そんな『夏の時期』&『草木が多い場所』となると虫が多いのは当たり前ですね。
キャンプ場の危険な虫達
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生物の種類 |
被害にあいやすい場所 |
刺されやすい部位 |
吸血 |
蚊 |
人家周辺、室内、公園、山野 |
顔や腕、脚などの露出部 |
ブユ(ブヨ)、アブ |
高原、渓流沿い、キャンプ場 |
脚の露出部 |
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ノミ |
室内、人家周辺、草むら |
脚の露出部 |
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マダニ |
草むら、畑、野山 |
腕や脚、首などの露出部 |
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刺す |
ハチ |
人家周辺、山野 |
腕などの露出部
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咬む |
ムカデ |
草むら、人家周辺、室内 |
指 |
接触 |
有毒毛虫(ドクガなど) |
山野、庭、公園 |
腕や脚などの露出部 |
キャンプ場では主に表に書かれている危険な虫が出ます。
一番遭遇しやすいのは蚊やブヨではないでしょうか?僕もいつの間にか血を吸われて痒い跡が多々残ります。
他には刺された事はありませんがハチや、小さなムカデなら見た事があります。
このようにキャンプ場にも危険な虫が多々出現します。
楽しいキャンプが虫のせいで嫌な思い出にはしたくないですよね。
そこで個人的に大事だと思う虫対策について挙げていこうと思います。
五か条紹介
肌は露出させない
基本的にキャンプ中の服装は長袖、長ズボンが最適です。
肌を露出する面積を減らすことで虫が服の上に止まる事があっても、中に侵入してくる事は減ります。
僕は夏キャンプを半袖、半ズボンで行ってしまう人間で、いつの間にか吸われた痕が残っています。ちゃんと虫除けスプレーや、森林香などを焚いてもです。
なので虫除けスプレーなども大事ですが、服装が一番大事かもしれません。
虫対策以外にもすり傷予防や焚火の火の粉から守る目的もあるのでキャンプではできる限り長袖、長ズボンがおすすめ。
テントにメッシュは必須
暑い夏の時期は出来る限り開放的になりたいですよね。
その考えのままインナーテントのないシェルターで寝ると大変な事になります。蚊やブヨからしたら無防備のドリンクバーに見えているかも。
その為夏キャンプで使用するテントは出入り口にメッシュがあるようなテントが良いです。
寒い時期のキャンプであればシェルター内にコットだけで寝る事もありますが、夏場は写真のように登山用テントを建ててカンガルースタイルにしています。
寝る時は虫達が侵入してこれないインナーテントにしましょう。
ファミキャンだと夜になったら大型テント内でゆっくりする方がお子様を虫達から守る術としては良いと思います。
夏場のシェルター内でガソリンランタンを点けたら福男選び並みに虫が突っ込んでくるのでやめましょう。
↓実体験↓
防虫道具は万全に
虫除け道具はキャンプする上で必須。完全には防御できませんが、滅多刺しにされる事はなくなります。
色々アウトドア向けの虫除け商品が販売されています。身体にかける物としては虫除けミストをおすすめします。
僕が使っているのはスキンベープ。スプレーと違って吹きかけてから塗るので、皮膚全体に虫除け効果がいきわたります。
スキンベープと同時に使っているのがパワー森林香。
一般的な蚊取り線香よりはるかに強力。約6時間以上と長持ちで煙も多いです。
とても人気のある商品ですが、煙をかいくぐって侵入してくる虫もいます。なので「焚いたから安心」と思わないようにしましょう。
対象となっているユスリカやアブ、チョウバエ以外の虫は普通に寄ってきます。
一度蛾が森林香を焚いているすぐそばに止まっているを見ました。大きいサイズのカミキリムシなどは煙の中をビュンビュン飛び回っています。
対象の虫は確かに寄ってこないので重宝しています。
ちなみに森林香には携帯防虫器という専用ホルダーがあります。こちらも渋くて良いですが他にも色々なケースが多くの店舗で販売されています。
値段は高いですがオシャレな物も多く、置いておくだけでインテリアとして映える物ばかりです。
これからパワー森林香を購入するのであれば、同時に専用ホルダーも買ってみてはどうでしょうか?少しでもオシャレに!!
殺虫道具も忘れない
一度キャンプ中に虫の大群に襲われた僕は「虫絶対許さないマン」として復活しました。
そんな僕の武器が電撃殺虫ラケットです。
先ほども説明した通り、森林香を焚いたり虫除けミストを塗りたくっても虫達はやってきます。
虫が嫌なのであれば防虫するのではなく殺虫してしまえば済む話。テント内に入ってしまった虫などに困っている時にも使えます。
スイッチを押しながら対象をラケットの面に当てれば「バチッ!!」という音と共にお亡くなりになります。
蚊や、アブなどの小型サイズからカミキリムシや蛾などの大型サイズまでこのラケットで倒しました。つ、強い・・・。
身を守る上でも殺虫道具を一つは持っておいて良いと思います。
刺された後の処置大事
意外と見落としがちなのが、刺された後の対処。防虫!殺虫!に目がいきがちで大事な事を忘れています。
蚊やブヨに吸われると痕は残りますが痒みに我慢すればまだ大丈夫です。
問題は蜂や一部の蛇などの毒性のある動物。彼らにやられるとキャンプは即中止。山奥のキャンプ場から行ける病院は遠い。
手遅れになる前に持っておきたいのがポイズンリムーバー。
吸毒器といって名前の通り毒を吸い出す道具です。
一度買ってしまえば壊れない限り取り換える必要がないのと、誰でも使える簡単さから本当におすすめです。
僕も実際にブヨに吸われた痕を吸毒してみました。その時はわかりにくかったですが治りがとても早かった。
刺された痕対策もしっかり行いましょう。
最後に・・・
最近は防虫道具で検索すれば色々な道具がありますね。
それで見つけた電撃ラケットなんて最初はネタで買ったのに今となっては自宅内でも使う重要道具となっています。
キャンプ道具を買うならできれば自宅でも使えるものが良いですよね。中々難しいけど。
最近タフまるを家でも使うからと彼女に懇願しましたが、ダメでした。悲しい・・・。
最近の夏は長く続き、秋に近づいても残暑が辛い。
そうとなると虫達も活動期間が延びる訳なので、防虫対策は今後もしっかり行っていきたいですね。
それでは今回はここまで!
皆さんも良いキャンプライフを!!
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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