今回Bush Craft Inc.の『たき火フライパン 深め』を購入しました！
元々持っている浅型は大変使いやすく収納も場所をとらないのでとても気に入っていまが不満点が一つ・・・。それは今回の深型購入に関係している理由です。
なぜ両方とも購入したのかも含めてご紹介します。
↓浅型はこちらで紹介しています↓
商品紹介
たき火フライパン深めはBush Craft Inc.から販売されている鉄フライパンです。
たき火フライパンの一番の特徴はフライパンにあるべきハンドルが無い所。
一点不便に感じますがハンドルがないと収納しやすく持ち運びがとても楽になります。またハンドルをキャンプ場に落ちている木などで自作する事で無駄な荷物の削減に繋がっています。ハンドルを作る事による達成感で段々愛着が湧いてくるフライパンでもあります。
ハンドル作りはこちらの記事で紹介しているので是非確認してみて下さい。
鉄製ゆえの熱伝導率の高さにより料理が美味しく作りやすい点も重要。
特に肉料理は絶妙な焼き加減でキャンプ料理の幅が広がる事間違いなし。
箱の中身は本体、収納袋、固定ネジ、説明書が入っています。
浅型と全く同じ。収納袋は適当に扱っても破けない頑丈な作りなので重宝しています。
右が同梱してあるネジですが、僕は左側の100円均で購入したアンティーク調ネジを使用しています。大きさがいくつかある点と色合いが良い。
度々ネジで固定しなくても激しく動かしたりハンドルの大きさに差がありすぎない限りは普通にフライパンとして使えます。
サイズは直径約240ｍｍ、深さ約55ｍｍ。
浅型の直径が約225mmなので直径では少し深型が大きくなっていますが、深型の縁部分が高くなっている為実際に使用できる範囲は約2㎝程浅型の方が広いです。
ですが名前の通り深さが大事。浅型の深さは約18mmの為横から見て比べると全く違います。
深型と浅型を組み合わせれば、簡易的な鍋としても使用できます。
この二つのフライパンさえあれば焼き、炒め、煮る等どんな料理でも作れそう。
ハンドルを装着して持ってみましたが少し重さを感じます。
浅型の505gなのに対して、深型は705gと200gも増えています。高さがあるせいか重心がずれやすいので浅型と全く同じようには使用できないかも。
高さが少しあるせいで浅型とは色々違う点が見受けられます。
ですがその高さを活かしての炒め物にはとても向いていると思います。
写真は浅型でジャガイモとバゲットの炒め物をした時の一枚。食材を詰め込みすぎたのも否めませんがたとえ少なかったとしても浅型は炒め物にはあまり向いていません。
これが浅型の唯一の不満点。『焼き』くらいしか出来ません。
実際にキャンプで使ってみた！
先日のソロキャンプの時に使用してきました。
この日は梅雨明け初キャンプという事で、物凄く暑くて両腕と顔が真っ赤になるほど日焼けしました。
暑くても雨が降っても寒くてもキャンプに行ってしまう、うなじまで沼にどっぷり浸かったキャンパーになりつつあります。
使わない時はauvilのテーブルの上に置いています。
置き場所がない時は先の尖ったハンドルを地面に突き刺して固定する事もあります。
ハンドルが無いと自由度が高すぎて楽しい。
それでは早速昼食用のチャーハンを作ります。
普通の鉄フライパンやスキレットでは焼き入れが必要ですが、たき火フライパンは工場で製造する時点で済ませているのですぐに使用できます。
深さがあるので油が底ばかりに溜まり、縁部分には当たりにくい。油が全体に行き渡るようにキッチンペーパーなどで広げた方が良さそうです。
チャーハンは永谷園の卵ご飯に混ぜるだけのやつ。市販の焼き豚も一緒に入れます。
強火で一気に炒められるのが本当に楽しい！
今まではこぼさないように慎重にしていましたが深型は豪快に炒められます。
そして完成。一部焦げてしまいましたが、そこはご愛嬌。
家ではパラパラチャーハンを作るのが苦手な僕ですが、鉄製の力を借りてパラパラに仕上がりました。
チャーハンと合うのはやはりビール。最高の昼食タイムの始まり。
後日家でも作ってみましたが、やはり焚火の火力には勝てませんね。
十分パラパラにはなったけどこの時のチャーハンには劣ります。
あとはキャンプ効果もあるかも。
使用した後のお手入れが大事。
まずは食べ終わったまま火にかけ表面についている物を焦がします。次に取り出して冷ました後水と一緒にタワシで汚れを取り、再度火にかけ完全に乾燥させます。
最後にオリーブ油など(R4.11/4修正)アマニ油やえごま油など乾性油を少量垂らして薄く伸ばせばお手入れ完了。
一回使用するだけで色が大分変りましたが、先輩の浅型フライパンとは黒さが違います。
こうやってたき火フライパンは成長して一生物の鉄フライパンとなるので、お手入れはしっかり行いましょう。キャンプ中に綺麗にしましたが帰宅してからもう一度僕は手入れしています。
良い所、悪い所
それではBush Craft Inc.の『たき火フライパン 深め』の総評といきましょう！
良い所
・鉄製
・コンパクト
・料理の幅が広がる
まずはたき火フライパンの特徴の『鉄製』＆『ハンドルが無い』という2点は上記でも説明した通りメリットがたくさんあります。
まず鉄製は熱伝導率が良く料理が美味しく仕上がります。ハンドルが無いとコンパクトに持ち運びが可能で、たき火フライパンで作った料理をそのままお皿として使用できます。
次に『深さ』のメリットで、浅型ではしにくかった炒め物と煮物がしやすくなります。料理の幅が広がり鉄製フライパンのさらなる魅力に取りつかれる事でしょう。
悪い所
・ハンドルの調達
・お手入れが必要
・コンパクト？
・価格が高い
まずたき火フライパン特有のデメリットとしてハンドルを自作 or 別途購入する必要があります。僕のように自作するのが楽しい人なら良いですが、面倒くさく感じる人もおられるでしょう。別途購入というのはフリマアプリで自作ハンドルを売っていたり、鍋掴みのような物でも代用できるので気になる方はチェック。
あとは鉄製なのでお手入れは必須。しないとすぐに錆びます。ダッチオーブンしかりガソリンランタンしかりキャンプ道具には付き物なので僕はしょうがないと思っています。お手入れする事で自分の道具になっていく経過が楽しいと感じると良い。
ハンドルが無いだけで十分コンパクトなのですが、浅型と比べると深さがある分場所を取ります。ミニマムキャンプされる方は浅型で十分かな。
たき火フライパンは浅型、深型共に5000円前後と他の鉄製フライパンでは高めに価格が設定されています。ピンキリですがもっと安い鉄製フライパンもあるのでお財布と相談しましょう。
最後に・・・
またキャンプ飯用道具が増えましたが今年はこれがラスト。これ以上調理器具が増えてもしょうがないので他のキャンプ道具に回す事にします。
とか言ってまた買ってしまったらすいません。
一時はキャンプ道具が増えすぎて大変でしたが最近は小物ばかり買うようになったので落ち着いてきています。
お金があっても買うし、無くても買ってしまうんですよね。これぞキャンプ沼の真骨頂。気を付けよう・・・。
それでは今回はここまで！
皆さんも良いキャンプライフを！！
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