『たき火フライパン』とはBush Craft Inc.から販売されているハンドルのない鉄フライパンです。
最近見た目のワイルドさと鉄の熱伝導の高さで人気で、ブッシュクラフト界隈では必須と呼ばれても良い道具。
今回はそんなたき火フライパンのハンドルを1から作成したのでご紹介します。
ハンドルが無いメリット
一見デメリットに感じますがハンドルがないからこその良い事もあります。
収納しやすい
ハンドルが無くフライパンだけなのでとてもコンパクト。
付属の麻袋に入れれば収納ボックスの隙間でも、ザックに入れて持って行く事も出来ます。
実際僕は適当に空いた所に収納しています。パッキングしていく順番としては最後の方になります。
キャンプスタイルに合わせられる
ハンドルを自分で作るという事は、長さの調節が自由という事です。
その為焚火中心のキャンプであればハンドルは長く、手元で操作したい時はハンドルを短くしたりスタイルに合わせて使えます。
あらかじめ短いハンドルと長いハンドルを1本ずつ作って保管しておくと楽です。
もし折れたりしても現地調達できるのですぐに替えが利きます。
外見がかっこいい
鉄フライパンに木製のハンドルなので見た目はとてもワイルド。
個人的にはキャンプしている感が倍増するので気に入っています。
キャンプスタイルや集めている道具によっては似合わない場合もあるので購入する時は注意しましょう。
詳しくはこちらで紹介しています。
ハンドル作成
ハンドルを独自の考えで作ってみました。ちゃんと公式で説明されているのを見ていなかったミス。
その公式の作成手順はこちら↓
昨年の神石高原ティアガルテンでのキャンプ中に長いハンドルを作成開始。
まずは薪を割った物をハンドルに差し込んでみましたが雰囲気が違います。
外見が整いすぎておもしろくないですよね。あと硬すぎてネジが通りません。
そこでキャンプ場の薪を拾って加工しようと思います。
出来れば長めの物がよい。
色々持って帰ってきた中で一番丁度よさそうな物を発見。
何の木かはわかりませんが、頑丈そうなのは確か。
早速固定。差し込み口にはぴったりではなく少し余裕があります。
本当は木の先を割って固定する方法が良いみたいですが、ネジを回しまくって何とか穴を開けました。
そして少し整えたのがこちら。超ワイルド。
ごつごつな感じが正直使いにくいですが気に入ってしまった。長く調節したのでこれは焚き火用に使いましょう。
そして月日は少し進み、年明けキャンプで短いハンドルを作成開始。
ハンドル作成&プチブッシュクラフトの為に落ちている木を拾ってきました。
前日に雨が降ったので少し湿っています。
奥のが以前作った長ハンドル。
そして今回短ハンドルにするのが手前の木。太さがぴったりでした。
ハンドルの先や樹皮を刃物を使って削いでいきます。
あとは邪魔になりそうな枝分かれの部分などを出来る限りカット。
置き場所がない時やフライパンを乾燥させる時に地面に刺せれたら楽だなと思い、先端を尖らせようと思います。
とか何とか理由をつけて刃物を使いたいだけだったりして。
細かい作業は斧より鉈の方がやりやすい。
鉈がある状態で斧はいらないかなと悩みましたが、結果両方あった方が良いと思います。
ドライバーにもプラス、マイナスがあるように斧&鉈も状況に合わせて使い分けた方が作業がスムーズ。
鉛筆削りの要領で削り人に刺せるレベルまで尖らせました。
削いで、整えて、尖らせた結果2本共見た目がスマートになりました。
よく見たら捻じれ具合が似ている。
使ってみた感じは長ハンドルより短ハンドルの方が安定感があります。
どちらもすっぽ抜ける事はないので使う分には問題ありません。
ですが短ハンドルを差し込んでいる時に手前に向けると身体に刺さりそうで怖い。
いつか怪我するだろうけど気に入っているのでこのままにしておこう。
最後に・・・
とても楽しみながらハンドル作成していました。
大した事をやっていないのに「キャンプしているな~」という気分になってしまうの不思議。 それが楽しさの理由ですね。
これからは色々なキャンプ道具を自作してみたいです。そしていつかフリマアプリに出品!なんて出来たらさらに楽しそう。
まずその為の場所と道具、お金を集めないと・・・頑張ります。
それでは今回はここまで!
皆さんも良いキャンプライフを!!
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