先日、『神石高原ティアガルテン』でキャンプしてきました。前回と同様「訳あり」のキャンプ場を選択しました。
今回の目玉は何といっても今年初の薪ストーブ使用!
薪ストーブ以前に焚火も全くしていないので今年初の「火いじり」となります。
それでは23枚の写真と共に振り返ります。
神石高原ティアガルテン紹介
標高約700mの高原に位置し、牧場や芝生の広場、ツリーハウス、水辺の広場、キャンプ場などを有する自然体験型のテーマパークです。
住所:広島県神石郡神石高原町上豊松72−8
定休日:水曜(水曜日が祝日の場合はその翌日)12月29日~翌年1月3日まで
料金:テント:1泊1張1,080円 / タープ:1泊1張540円 &入園料(3ヵ月パスポート:500円 or 年間パスポート:1000円)
チェックイン:9:00〜17:00(総合案内所)
※ 繁忙期は【 13:00〜 】とさせていただく場合がございます。
チェックアウト:16:30
※ 繁忙期は【 11;00 】とさせていただく場合がございます。
色々なアウトドア施設が完備された複合施設です。キャンプ場を利用する際に入園料もプラスで掛かる所に注意。
僕はよく行くので年間パスポートを作成してもらいました。山奥のキャンプ場にしては道中に狭い道路がないので運転も安心です。
「訳ありキャンプ場」とは?
神石高原ティアガルテンのHPには普通のサイト以外に「訳あり」と書いてあるキャンプ場を選択できます。
キャンプ場で訳ありって変わってますよね。
何が訳ありかといいますと・・・
理由はトイレや炊事場までが遠いからです。
実際には僕が早歩きで約5分程度掛かりました。女性やお子さんには中々辛い時間。
しかも道中は夜になれば真っ暗なのでライトは必須です。
お酒が入るとトイレに行きたくなりますし、使った調理器具は早めに洗っておきたいですよね。これは結構なデメリット。
しかし素晴らしいメリットが3つあります。
・芝生の平地で物凄く広い
・天気が良ければスマフォで星空が撮影できる程綺麗
・利用人数が決まっているのでキャンパー間が離れている
他に気取られずに静かにキャンプをしたい人にとっては最適です。
僕はこれらメリットでデメリット部分は払拭できていると思っています。
HPにも載っていますがまさに「ソロキャン向け」のキャンプ場となっています。
到着~テント設営完了まで
今回は薪ストーブを使うので荷物がギチギチ。
早く車乗り換えたいけど家が先になりそうなのでお財布が辛い。
ちなみに以前使っていた無印良品ボックスはお留守番となり、コストコボックス2個目を使用する事にしました。
ボックスは二つ揃っている方がやはり綺麗ですね。
収納が増えて嬉しい分、運搬が大変になったので何ともいえない。
設営場所は以前とほぼ同じ景色の良い所です。
駐車場から遠いから他のキャンパーの方があまり来ないし、景色が良いって最高すぎる。
荷物の運搬は頑張りましょう・・・。
準備中に他キャンパーの方が話しかけてこられました。
人見知りの僕もキャンプの話は大好きなので色々話していると意気投合し、後でテント内を見せ合う事になりました。
すごいコミュ力だ!羨ましい。
そんなサブストーリーもありながらサイト設営に取り掛かります。
使用するテントはサーカス コットン。
設営ガイドが本当に使える。おかげで設営下手くその僕でも30分もかからずに建てられます。
フルコットンなのでポールを建てる時が大変。足が小鹿のように震えながら踏ん張っています。
建てた時の達成感がありますし、真っ白の外見がやっぱり良いですね。
秋、冬はずっとこのテントでいこう!
テントは設営しましたが中がまだ。ここからが長いんです。
しかも今回は久々の薪ストーブ。サーカスコットンを燃やさないためにも耐熱、遮熱は徹底します。
ノースイーグルワンポールテントにインストールした時は煙突は横から出していたので、サーカス系の上側への煙突出しは初めて。
先人達の知恵と脳内妄想で事前準備はしてきました。
かれこれ30分間試行錯誤し、薪ストーブ設営完了。
接触する部分は煙突ガード&スパッタシートで直接当たらないようにしました。
これは次回記事でご紹介しようと思います。
外からはステンレスワイヤー&カラビナからガイロープを伸ばしてペグ固定します。
強風で倒れたりしたら最悪。テントは燃えるかもしれませんし、下の芝生が燃えたら一大事。
煙突部分が2m以上あるので固定はしっかりしないといけません。
薪ストーブを設置したら後はいつも通りです。
ソロの癖にデュオキャン並みに道具が多いので、そろそろ荷物を減らさないといけないですね。
テント内インテリアはこのようになりました。
薪ストーブが思いのほか場所を取ったのでNaturehike ハンガーラックなど出せない物が多数。
さらに言えば右下のサイドテーブルもいらなかったです。
テント内が圧迫される訳は薪ストーブだけでなく新たに導入したハイランダーのアイアンウッドラックのせいもあります。
アイアンラックは以前から欲しかったので色々探していました。
メルカリで個人で製作されている方のを購入しようかと思いましたが、既製品がやっぱり安心します。
ちなみに上に乗っているウォータージャグも購入しました。奥さんにはすごく怒られました。
一番奥に薪ストーブを設置。
下の芝生が燃えないように下にもスパッタシートを敷いて、レンガで底上げしています。
スパッタシートが耐火に対して何にでも使えます。
汎用性の高さから僕は見ての通り二枚購入しているくらいです。
薪ストーブの設営などに使う以外にも焚火台の下に敷いたり、リフレクターとして使っている人もおられました。
昼食~薪ストーブの火入れまで
設営に時間がかかって時刻は14:00。
ここらで昼食を摂ります。クッカーと網を使い作っているのは・・・
肉まん!
前回この方法を試してから癖になっています。あとおいしい。
クッカーの大きさから一個ずつしか作れないのが難点です。
あとからしを忘れたのは残念。素の肉まんの味もいいけど味付けが欲しい。
結局肉まんを二個食べましたが、小腹が空いているのでオーザックをぱりぱり。
ビールのお供に取っておこうと思いましたが1袋頂きました。
周りにはまだ他キャンパーの方がいないのでとても開放的な気分。
準備中に話しかけてこられたキャンパーさんは駐車場近くで僕のテントからはちょっと遠め。
もっと遠くから撮るとポツンと僕のテントだけある感じ。
奥側や端は人気でよく埋まるのですが、なぜか真ん中付近は空いています。
結局僕のテント正面側はお一人だけ設営されてました。どんだけ人気ないんだ。
一番大事な薪割りをしてなかったので取り掛かります。
下が芝生で薪割りが難しい!と思っていたのでARTLABさんの薪割り板を購入しておきました。
屋根の下地や家具などに使われているパーティクルボードを使用しているのでとても頑強。
そしてどこでも持ち運べる取っ手付き&軽量。そして価格もお手頃と良い事ずくめの薪割り板です。
滑りやすいので足で固定して他の薪でバトニングして割っていきます。
久々に薪割りすると手が疲れますね。
ハンドアックス買おうかと思っていましたが当分冒険倶楽部の鉈でいいや。
見た目はあまりよくないですが、薪割り程度なら十分使えます。
薪割り完了!割ってみるとけっこうな量になりました。
約2束でどれくらいもつのか楽しみ。
薪割りで手が痛い中、先ほどのキャンパーさんが来られて少し雑談。
その方も今回は薪ストーブを使われているらしく見学にいきました。
何とテンマクデザインのパンダTCにウッドストーブを使われていました。
羨ましい・・・。
僕の薪ストはもろもろ込みで2万円いくかどうかだってのに。
あとはお車を見してもらって連絡先も交換させていただきました。また今度デュオキャンいきましょう!
テントに帰ってくる頃には日が落ち、急激に寒くなりました。
ここでやっと薪ストーブの出番。着火するか心配でしたが何とかなりました。
石油ストーブとは比べ物にならないくらい暖かい。
あと薪をくべる楽しさを改めて実感しました。やっぱりちゃんとキャンプらしい事はしないといけませんね。
薪ストーブ使わない時期も焚火をしよう。
問題の煙突部分はスパッタシートのおかげで仄かに暖かい程度。
これくらいなら大丈夫。サーカスコットンへの薪ストインストール成功です!
ちなみに火ばさみはご自身で作られている方からメルカリ経由で購入しました。
他に灰かき棒、スコップ付きで2000円程度でした。しかもパラコードは複数の色から選択可能。
このクオリティでとても良心的な価格ですよね。ありがとうございます。
<後半に続く>
最後に・・・
薪ストーブは運搬したり、準備したり、片付けたりが大変で面倒くさいですが使っている時は最高のキャンプギアですよね。
連絡先を交換したキャンパーさんの薪ストを見てしまってから新しい薪ストーブが欲しくなってきました。
せっかくΦ106mmの煙突があるのでサイズが合う物がいい。
見るだけなら無料ですし、色々漁ってみようかな。
それでは今回はここまで!
皆さんも良いキャンプライフを!!
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