主に冬キャンプで使用する為に購入したトヨトミの『RB-250-W』。
ファンヒーターは実家で使っていましたが石油ストーブは初めて。
そんなトヨトミ石油ストーブも購入してちょうど2年が経過しましたので良い所、悪い所をまとめてみました。
キャンプに石油ストーブ?
キャンプが好きになると本来オフシーズンである冬にもキャンプをしたくなってきます。
その際に必要なのが暖房器具。薪ストーブ、石油ストーブ、ガスストーブ、電気毛布などキャンプスタイルと予算に合わせた物を準備します。
そこまでして冬にキャンプをしたい理由に関しては以下の記事をご覧ください。
冬キャンプは確かに楽しいですが一般的によく聞く『冬にキャンプする=上級者で凄い人』という認識は間違っていると僕は思います。
冬にキャンプをするのは危険を伴います。
普通に死ぬほど寒いですし、キャンプ場によっては管理棟は閉まってるし、テント内での火器の使用で死亡事故も起きています。
まずは『冬にキャンプする=危険』という事を念頭に置いた上で冬キャンプに望んだほうがよいです。
特にテント内の火器の使用は本当に危ないので、換気、一酸化炭素検出器の準備、就寝時は消火などを守りましょう。
トヨトミ石油ストーブを選んだ理由
僕が現在使用しているのは冒頭でも紹介したトヨトミのRB-250-Wです。
当時約2万円程度でAMAZONで購入しました。
色々探してブルーフレームやランタン型ストーブなどのオシャレなランタンもあり悩んだ末この石油ストーブを購入した理由は2つ
安い
上記オシャレランタン達と比べるとオーソドックスな形状な事もあり価格が低く設定されています。
AMAZONで変動が激しく安い時は18,000円くらいになっている事もあります。
ちなみに購入した後、市内のヤマダ電機で17,000円で売られているのを発見。その時は膝から崩れ落ちました。
軽い
安いだけならコロナのSL-5119の方が安いです。
ですがこちらは重量が約10kgもあります。 レインボーストーブは約7kgと重量が抑えられています。
そんな変わらないじゃん・・と思った方、この重量から灯油も加わるのでさらに重くなります。
しかもキャンプでの荷物搬入を考えると軽い方が断然良い。
虹色の灯りを見たかった
名前の通り『レインボー』の灯りはとても気になってました。
そんなおしゃれに光るのならキャンプ映え間違いなし!とこの時は思っていました。
商品紹介
スペックは以下の通り
サイズ:高さ474.5×幅388×奥行388
質量:6.2kg
暖房範囲:コンクリート9畳、木造7畳
タンク容量:4.9L
乾電池:なし
優れた機能4点
・電池レスで点火つまみを回すだけで簡単に点火可能
・ゆっくり消火できるのでガス臭くない
・二重タンクで灯油がこぼれにくい
・特別なガラス円筒で浮かび上がる40Wの虹
一緒に購入したい道具
・一酸化炭素検出器
石油ストーブをテント内で使う際の注意点として『一酸化炭素中毒』があります。
一酸化炭素中毒を自覚するのは無理で、危険を察知できずに死に至ってしまう
1時間の暴露では、500ppmで症状が現れはじめ、1000ppmでは顕著な症状、1500ppmで死亡に至る
テント内なら大丈夫だろう~と思っている方は要注意。
確かに石油ストーブは一酸化炭素の排出はとても少ないです。怖いのは酸欠による不完全燃焼で一酸化炭素が発生します。
その為定期的にテントを開放し換気が必要です。
そんな無味無臭で自覚できない一酸化炭素を検出する機械があれば安心です。
価格はピンキリですが信頼のできる物を購入しましょう。
一応僕が購入した物は検出できています。
・ダッチオーブンスタンド
えっ?そんなものいらんだろ!と思った方ちょっと待ってください。
これがRB-250-Wにシンデレラフィットするのです。
フィットすると2点良い事があります。
天板が汚れにくくなる事と、ちょっとかっこよくなることです。
びっくりするくらいフィットするので購入された方は一緒に買ってみてはどうでしょうか?
キャンプで使ってみた感想
各項目に分けて感想を書いていきます。
積載&運搬
コンパクトなので車の中ではそこまで場所は取りません。
薪ストーブだと本体と煙突でぎっちりになる分石油ストーブだと余裕があります。
僕は今まで無いですがレビューで稀に灯油が漏れ出す事があると見て、下にいつも滑り止めマットを敷いています。
本体重量&灯油の重さがあるので運搬は普通に重いです。
最初は念の為灯油を最大まで入れていましたが真冬のキャンプでもそこまで減らないので今は半分くらいにしてます。
ガラスがついていたり、万が一の灯油漏れを考えて出来るだけ丁寧に持って行っています。
点火
使用する際はつまみを回すだけでいいのでとても簡単。
火力の調節も容易なのでテント内の温度を一定に保つことができます。
朝起きて火起こしから始めるのは大変ですよね。
好きなタイミングで消火できるのも良い点。薪ストーブだと寝ようと思っても薪が熾火で燃え続けてるなんて事もあります。
寝ている時に一酸化炭素中毒になると怖いので消して寝る事をおすすめします。
キャンプ映え
RB-G250は形状と色からしたらあまりキャンプ映えはしないと思いますが、レインボーに灯るガラス筒だけなら映えてます。
今の僕のキャンプスタイルだと違和感はないかと思います。
ミリタリー系ギアやヴィンテージ系ギアを集めてる方だと合わないかと思います。
そんな方はGEAR MISSION KS-GE67がおすすめ。
無骨でゴツゴツしたデザインと色味が最高。
正直こっちにすればよかったと後悔してます。価格は気にしない!
他にもトヨトミからキャンプ映えする石油ストーブは販売しているので是非チェックして見て下さい。
↓こちらもおすすめ↓
暖かさ
点灯中はやはり暖かい。
外が凍えるほど寒くても石油ストーブがあれば凌げます。
対流式なので上部に暖気が上がっていくのでサーキュレーターやストーブファンを使うとよりテント内が暖かくなると思います。
それらが無くてもケトルを置いてお湯を沸かす事で蒸気によって暖かくなります。
気をつけてほしいのがテントにスカートがない場合。上半身が暖かくても下半身はキンキンに冷えてる事があります。
風が強いときもせっかくの暖気が逃げてしまうので注意。
薪ストーブと比べると暖かさは負けてしまいます。
灯り
お楽しみの虹の灯りは本当に綺麗。
ずっと見てられます。
映画見ててもチラ見、作業しててもチラ見する程美しいです。
一番良いのがランタンなどの灯りを全て消してレインボーストーブだけにした時。
もし購入されたら是非やっていただきたい。雰囲気最高になります。
良い所、悪い所
最後に総評といきましょう。
良い所
・安い
・灯りが綺麗
・真冬でも十分使える暖かさ
・自宅でも使える
価格的には普通のキャンプ道具と比べ高めではありますが、これ1台あれば冬キャンプは可能で自宅でも使える事を含めて『安い』としました。
レインボーの灯りは何度も言いますが美しいです。これは是非体験してほしい。
一つのランタンとして考えたら、こんなに大きいランタンはありませんからね。
悪い所
・重い
・キャンプ映えしにくい
まだ軽い方だというのは重々承知していますがやっぱり重い。
ガードがついていますがガラス筒が割れたらいけないので一応注意して持って行っています。それで余計に疲れる・・・。
キャンプ映えしにくいのは感想でも書いた通り僕が購入したRB-250-Wであって他に映えるストーブはあります。
価格を無視していいならブルーフレームを買っても良いですね。
最後に・・・
最初「薪ストーブはランニングコスト悪いから石油ストーブ買おう!」と思って手にしたわけですが、結局薪ストーブも買っています。
人間の欲とやらは恐ろしいですね。
事故の心配が少なく一番安定しているのが石油ストーブです。
薪ストーブは最悪テントが燃えたりする事もあるので使用する際は細心の注意が必要です。
安全を選ぶなら石油ストーブ、火力&見映え重視なら薪ストーブといった所でしょうか。
秋、冬の時期はどちらか迷う日々が続きそうです。
それでは今回はここまで!
皆さんも良いキャンプライフを!!
↓こちらの記事もおすすめ↓
最後まで読んでいただきありがとうございます!
現在ランキングに参加しております。1ポチリでテンションが最高潮になるので出来ればポチっとお願いします!!