冬キャンに必須の道具といえば暖房器具です。
薪ストーブ、石油ストーブ、ガスストーブのいずれかを使用する人がほとんどではないでしょうか?
その中でもコスパの良さに定評のある石油ストーブについてまとめてみました。
冬キャンプってなんでするの?
僕はこの時期になると職場の先輩に「なんで寒いのにわざわざキャンプしにいくの?」とよく言われます。
その質問にいつも「冬だからキャンプするんですよ」と必ず返します。
確かに冬キャンは暖房器具必須、冬用キャンプ道具は高い、キャンプ場によっては制限ありなどデメリットがたくさんあり敷居が高いと思われています。
ですが冬キャンプは人が少ない、虫がいないなどメリットもたくさんあります。
↓詳しくはこちら↓
辛い事をわざわざしに行く人はいません。冬キャンプの辛い事は全て楽しい事で上書かれるのです。
結局文章や口で説明してもわかりにくいと思うので気になる方は一度装備をレンタルして冬キャンプをしてみる事をおすすめします。
一生行かないのに冬キャン道具揃えてももったいないですからね。
冬キャンはキャンプ好きならおすすめ、本当に楽しい。特にソロキャンの方!!
石油ストーブの種類
先ほど説明した通り冬キャンプには暖房器具が必要です。
色々検討した結果、2年前の僕はレインボー 対流形石油ストーブを購入しました。
『石油ストーブ』を簡単に説明すると・・・
灯油を燃料に使う暖房器具。電源が必要ないのでキャンプで重宝されています。
よく間違われやすいのが『石油ファンヒーター』。
こちらも灯油を燃料としますが送風ファンを回すために電源が必要です。
購入する際は『石油ストーブ』を選びましょう。
そんな石油ストーブには大きく2種類に分けられます。
反射式
名前の通り反射板によって効率よく前面を暖める事ができます。そんな形状から壁際などの端に置く事が多いです。
個人的にはコンパクトな物が多く価格も対流式と比べ安い物が多い印象。デザインがちょっと物足りない。
対流式
本体中心が熱くなり上部へ向けて暖かい空気が広がっていきます。
僕が購入したレインボー 対流形石油ストーブはこの対流式になります。
テントの中心に置いておくと時間はかかりますが全体が暖まります。
個人的にはおしゃれな物が多く、キャンプ映えする外見のストーブも多い印象。
有名石油ストーブメーカー
ストーブを紹介する前に有名企業3社をご紹介
トヨトミ
昭和24年創業の日本の石油燃焼機器、各種家電機器メーカーです。
燃焼ガスをもう一度燃やしCO2排出を下げたり、質の違う灯油でも安定して燃焼するなど信頼できる性能、安全性です。
グッドデザイン賞を取るなどデザイン性にも力をいれています。
コロナ
昭和12年創業の日本の暖房機器、空調・家電機器、住宅設備機器メーカーです。
反射式ストーブの種類がとても豊富で、部屋の広さや欲しい性能に合わせたストーブが選択できます。
アラジン
1930年から続く「ブルーフレームヒーター」が人気の暖房器具ブランド。
ブルーフレームヒーターは少しずつ改良を加えながらも、基本的なモデルチェンジのない完成されたフォルムと性能。
その名の通り青い炎が長年愛されています。
おすすめ石油ストーブ13選
反射式ストーブ
コロナ / RX-22YA
一度検索すると同じような形状、色のストーブが大量に出てきます。
幅45.2×奥行32.4×高さ47.5cm、重量は7.4kgとコンパクトながら17時間燃焼が続き、木造なら6畳暖める事ができます。
点火、消火ボタンがすぐにわかり灯油が手につかないようにワンタッチで給油が可能と細かい所の気遣いが素晴らしい。
石油ストーブの中では価格が安く、1万円を下回るので手が出しやすいのが嬉しいポイント。
トヨトミ / RSX-230
先ほどのRX-22YAとほぼ同スペックです。若干こちらが小さく、重量も減っています。
違いとしてトヨトミ独自の臭いに関する性能が良いです。
炎を安定する事で臭いを元から減らし、ダイヤルを回しゆっくり火を消すことで消火時に生じやすい臭いが起きないように工夫しています。
価格はRX-22YAとほぼ同じ。
アラジン / CAP-U288
3、5、8時間の自動消火タイマー付きの珍しい石油ストーブ。
何と言ってもデザイン性を出しにくい反射式でもアラジンらしいレトロでオシャレな外見になっています。
アラジンのロゴがついているだけでかっこよく見えてしまう。
お値段は上記2商品の倍以上となっています・・・。
対流式ストーブ
トヨトミ / レインボー対流形石油ストーブ RB-250-W
後でご紹介するトヨトミの対流式ストーブの原型となる商品。
トヨトミ独自のニオイセーブ機能付き、ダイヤルによる細かい火力調整が可能です。
特殊ガラスによる虹色に光る炎が大人気のレインボーシリーズ。
僕の使ってみた感想としてはサイズが小さく運搬がとても楽です。
火力に関しても問題なくテント内が暖まります。スカートなしのテントや風の強い日などは暖気が逃げやすいのはしょうがない。
お値段は対流式の中ではお手頃で、家電量販店によっては大特価で売られている事もあるので色々見て周るのが良いと思います。
トヨトミ / RL-F2500
こちらのラウンドストーブのFavor classは上品さ、上質さを求めたストーブです。
要するにデザイン性にこだわった商品となっています。
シェードが付くことで足元を仄かに照らしてくれる所が無印レインボーとの違いです。
レインボーにシェードがついたRL-250より数千円程高い程度なので自分の好きな色で選択すると良いでしょう。
RL-250シリーズは赤と白、緑があり限定品ですがAMAZONや楽天で売っています。
個人的にはラウンドストーブのダークグレーがお気に入り。今のレインボーが壊れたらそちらに買い替える予定。
トヨトミ / KS-GE67
いかにもキャンプ映えしそうな外見のGearシリーズの大容量ストーブ。
Gear シリーズは元のKS-67Hのガードに横線材を追加してタフさが向上、ネジを樹脂製に変えているなど特別仕様となっています。
先ほどまでのトヨトミストーブが最大9畳に対して、こちらは24畳まで暖める事が可能です。
その分タンク容量や重量が大きくなっているので持ち運びは少し大変になりそう。
でもこの外見は男性なら惹かれちゃいますよね。
トヨトミ / ML-250-T ムーンライター
1988年に販売された人気ストーブの復刻版。
レインボー系とは異なり月明かりのような明るさと遠赤外線で気持ちも身体も暖めてくれるストーブです。
シンプルな形状ながら上品さが出る色で高級感がありますよね。
ギアが同じくらい上品でないとキャンプに合わないかも。
トヨトミ / クラシック CL-250(A)
ムーンライターとレインボーの良いとこ取りしたのがCL-250。
唐草模様のガード、ステンドグラスのような天板、絶妙な濃紺色と高級感ゴリ押しで良いですね。
ムーンライターと同じくキャンプで使うには勇気がいります。ノルディスクやカーカムスなどの最高級テントと似合いそう。
コロナ / SL-5120
コロナの対流式はこのSL-5120か少し大きいSL-6620しかありません。
SL-5120は小さいとはいえレインボー系と比べると大きく13畳もの広さを暖める事ができます。
大きさでいうと先ほど紹介したトヨトミのKS-GE67と近いです。
このSL-5120で注目して欲しい所は価格。
定価は他の対流式ストーブと同じくらいですが、なぜかAMAZONや楽天では2万円を切る安さで売られています。
不人気だからかもしれないです。でもこのスペックを持ちながらトヨトミで一番安いRB-250-Wより価格が低いのはちょっとかわいそう。
アラジン / ブルーフレーム BF3911
90年も変わらぬ形状で大人気のBF3911。
特徴的な青い炎は良い燃焼状態である証拠のようです。
高性能、レトロな外見だけでなく耐震自動消火装置など最新の装備もしっかりついています。
長年変わらないというのはその外見が本当に美しく完成された形状という事です。
そんな美しいBF3911ですが価格はそれに合わして5万越えと一番高い石油ストーブです。
スノーピーク / グローストーブ KH-100BK
アウトドアブランドで唯一石油ストーブを出しているのがsnow peakです。
グローブストーブはサイズ、タンク容量、燃焼時間共にほぼRB-250-Wと同じ。
他ストーブと比べて暖かさが違うというレビューもあるので暖房範囲に関しては若干の差異はあるかもしれません。
snow peakらしい無骨でシンプルなデザインはキャンプ映え間違いなし。
男心に響くかっこよさがありますよ。欲しい・・・。
アルパカストーブ
コンパクトながら高火力の韓国からきた石油ストーブ。
似ているストーブとしてフジカハイペットがあります。こちらは注文してから数か月待ち、物によっては4万越えの超人気ストーブです。
アルパカストーブは韓国で製造されていますが日本の認証マーク付きで何より安い。
AMAZONで購入できるのも嬉しいポイント。とはいえ品切れは続出なのでこちらも人気なのは同じです。
小さくかわいらしいデザインが良く、他ストーブと比べ運搬が楽。
石油ストーブは大きい物が多いので場所を取る分アルパカストーブのような小ささは大変助かります。
最後に・・・
秋口、冬に差し掛かる時期は石油ストーブは品切れになりやすいので早めの購入をおすすめします。
石油ストーブで暖まりながらテント内で籠りキャンプするのは楽しいですよ。
気を付けてほしいのは一酸化炭素中毒。
いくら燃焼効率の良い石油ストーブでも一酸化炭素中毒で亡くなる事故は起きています。
一酸化炭素検出器も一緒に購入し、就寝時には消すようにしましょう。
定期的な換気も重要です。
それらを守った上で石油ストーブ冬キャンプを楽しみましょう。
それでは今回はここまで!
皆さんも良いキャンプライフを!!
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