寒い時期のキャンプで映える道具といえば薪ストーブ!
テントにインストールして薪をくべながらボーっと火を見つめるのは最高の楽しみ方です。
そんなキャンプで使用できて個人的に気になった薪ストーブをAMAZON、楽天から厳選しました。
- 薪ストーブの危険性
- G‐STOVE / Heat View XL
- Winnerwell / Nomad View L
- Deelight / work tuff stove 380
- VICTORY CAMP / TAIGA
- グリーンライフ / ステンレスクッキングストーブ SCS-60
- ホンマ製作所 / クッキングストーブ
- Mayfair / ウッドキャンピングストーブ
- ホンマ製作所 / ステンレス ストーブコンロセット
- ogawa / ちびストーブ3
- ANEVAY / Frontier Stove Plus
- 笑's / 焚き火の箱
- テンマクデザイン / チタンストーブ
- CAPTAIN STAG / KAMADO
- PETROMAX / Loki
- 最後に・・・
薪ストーブの危険性
これから紹介する前にテント内で薪ストーブを使う上での注意点を書いておきます。
基本的にテント内は『火気厳禁』となっています。大半のキャンプブランドのテントに記載されています。
なぜかというと・・・
①火災の危険
火に強いコットンやポリコットンでも燃え広がりにくいというだけで、普通に燃えます。
火に弱いポリステルなら一瞬でテントの大半が焼失する事もあります。
薪ストーブは本体だけでなく排気する煙突も高温になります。
それらと幕が近い事で引火したり、幕除けで使っている物が燃えて幕にも火が広がるなど薪ストーブは適当に扱うと大変危険な道具です。
必ず薪ストーブをテント内に設置する際は事前に計画、準備を完璧にしましょう。
②一酸化炭素中毒
『一酸化炭素』という物は不完全燃焼を起こす事で発生します。この一酸化炭素を一定量吸うと頭痛・吐き気・めまい・倦怠感等の中毒症状が生じ最悪死に至ります。
恐ろしいのがこの一酸化炭素が無色・無臭という事。その為一酸化炭素が蔓延しているのかどうかはわかりにくいのです。
寝る時に薪ストーブを焚いたまま寝てしまい、そのまま死んでしまうなど悲しい事件が起きています。
薪ストーブだけではありませんが、テント内で火器を扱う時は定期的な換気と一酸化炭素検出器を使用しましょう。
↓薪ストーブ14選ご紹介↓
G‐STOVE / Heat View XL
ノルウェー発の薪ストーブで、キャンプ用としては一番有名ではないでしょうか?
ステンレス製で錆に強く、他の薪ストーブより強い耐久性、耐熱性により安心して使用できます。
種類はコンパクトなクッキングビュー、レギュラーサイズのヒートヴュー、大きいサイズのヒートヴュー XLがあります。
他には薪ストーブ専門なのでオプションパーツも多数あるのでいつまでも楽しく使用できます。
最高にオシャレですが、お値段が辛い所。
Winnerwell / Nomad View L
WINNERWELLは日本の製鉄メーカーで長年勤めた方が立ち上げたヨーロッパの向けの薪ストーブ企業。
薪ストーブの種類がG STOVEの倍以上あるので自分に合った薪ストーブが選べます。
耐久性の高い高品質ステンレスを使用しておりどんな過酷なアウトドアでも使用できる頼もしさがあります。
このタイプのように側面にガラス窓がついていた方が色々な方向から火が楽しめて良さそう。あと火を見る為に位置を調節する必要がないですね。
価格はSサイズだと4万円程度で購入できますが、高額な物だと7万以上になる物もあるので要お財布と相談。
Deelight / work tuff stove 380
台湾に拠点を置いたアウトドアブランドのWork Tuff Gearと、クーラーボックスが評判のDeelightのコラボ薪ストーブ。
側面にもついたガラス窓や燃焼量を調節できるダンパー付きの煙突、開閉可能の空気調節口など薪ストーブを楽しむ為に様々な工夫がされています。
大きさの割に他の薪ストーブと比べて軽量な所も良い点。
価格は高すぎず安すぎない感じですが、先ほど紹介した機能面を考えるとコスパは良いと思います。
VICTORY CAMP / TAIGA
テーブル付き焚火台などの独創性と自然味溢れるパネルが人気のVICTORY CAMP。
こちらのTAIGAは薪ストーブの中でもとても小さいので、地面に設置する薪ストーブではなくテーブルなどに置いて使用できる薪ストーブとなっています。
上部カバーを外せばファイヤーピットとして使用したり、焚火グリルとしても使えます。
その時の状況に合わして臨機応変に使用できる対応力が強み。
あとは何と言ってもパネルがオシャレ。他には鹿や木々をモチーフにしたパネルの薪ストーブがあります。
個人的に是非1台欲しい薪ストーブです。
グリーンライフ / ステンレスクッキングストーブ SCS-60
日本の園芸やエクステリア関連の商品を販売している企業。
良いのは約2万円台で購入できるコスパの良さ。
安さだけでなくロストルを高さ調節出来たり、組蓋式で鍋の大きさに合わせてセットできるなど使いやすい薪ストーブとなっています。
煙突の位置が高いので煙突を延長すると固定や調節が難しいかもしれませんね。
ホンマ製作所 / クッキングストーブ
安さといえばこのクッキングストーブの右に出る薪ストーブはいません。
安心の日本製でありながら本体&煙突付きで1万円を下回る激安さ。
煙突の延長分を購入してもG STOVEやWinnerwellほど高くなる事はありません。
ホームセンターなどに売っている事が多く手に入りやすいのがありがたい。
Mayfair / ウッドキャンピングストーブ
こちらのブランドは英国商品の代理店のようなのでこの薪ストーブの正確なブランドは不明です。
設置型タイプでオシャレな薪ストーブにしては2万円を切る価格。
AMAZONでは意外とキャンプ使用レビューがあり、星4(R2.9現在)となっています。
ガラス窓がついていないので火を見ながらの使用はできませんが、薪ストーブとしては問題なく使えているようです。
ホンマ製作所 / ステンレス ストーブコンロセット
一番キャンプ用薪ストーブで使っている人が多いのはホンマ製作所ではないでしょうか。
種類が多数あり、足が付属しないが安価な物からステンレス製、黒耐熱製など様々な薪ストーブを販売しています。
変わらぬ時計型の形状は安さも相まって長年愛用されています。
僕が現在使っている薪ストーブもホンマ製作所の物です。
これは一番安い薪ストーブですが問題なく使用できています。
いつもはAMAZONや楽天を使用する僕ですが、ホームセンターに薪を買いに行った時にセール販売しているのを見つけて衝動買いしました。
あとガラス窓は薪ストーブを楽しむ上で必須なので煙突と一緒に購入する事をおすすめします。
今回紹介したステンレス ストーブコンロセットは三面窓、足&煙突&支え付き、ステンレス製というフルセットですが、約2万5千円という激安さ。
ogawa / ちびストーブ3
日本で長い歴史を持つアウトドアブランドであるogawaから発売している薪ストーブ。
名前の通り幅28×奥行40×高さ150cmという小さいサイズで重量も約5kg程度しかないです。
キャリーバックも付属しており、全部品を収納できるので楽に持ち運べます。
その軽量さから根強い人気があり、バイクキャンパーの方が持って行くなどそのコンパクトさを思う存分発揮した使用ができます。
ANEVAY / Frontier Stove Plus
アネヴェイは2003年に創立したイギリスのキャンプブランドで、こちらのFrontier Stoveは初めてアネヴェイが一般的に発売した商品のうちの一つ。
18kgと重いですが収納袋に入りきるコンパクトさと従来のFrontier Stoveからアップデートされたガラス窓や太くなった煙突から安全面、デザイン面に磨きがかかりました。
同じような形状の薪ストーブは多々ありますが、こちらはガラス窓の存在が大きい。
火を見れるか、見れないかは薪ストーブを使う上で大事な要素だと思います。
笑's / 焚き火の箱
薪ストーブといえばいくらコンパクトを売りにしていても本体だけは小さくならない物が多いですが、この焚き火の箱は本体を平らに畳む事ができます。
ここまで小さくできれば薪ストーブを諦めていたバイカーやバックパックキャンパーも使用できます。
組み立て式なので耐久性や煙の漏れが気になりますが、ステンレスの板は思いのほか厚く正しく組み立ててれば漏れもないようです。
個人的にTAIGAと同じくらい欲しい。
上位互換として側面ガラス付きの物もあります。
テンマクデザイン / チタンストーブ
テンマクデザインがWinnerwellとコラボした超軽量薪ストーブ。
先ほどの焚き火の箱と同じくらい薄く畳む事が可能です。
テンマクデザイン公式が「ツーリングキャンプに持って行ける!」と紹介しています。
ガラス窓ではないのが残念ですが3mの煙突付きなので届いたらすぐに使用する事が可能です。
価格は焚き火の箱と比べると高めですが、焚き火の箱は本体だけの価格で煙突は高め。その為結局は同じくらいの値段になると思います。
CAPTAIN STAG / KAMADO
名前の通りかまどとして使えたり、ダッチオーブン、薪ストーブとしても使えます。
脚の高さと付属の煙突の高さも調節できます。煙突は3段階に伸ばす事が可能で、最大約150㎝程度まで高くなります。
側面ガラスのタイプにしては安いです。ガラスなしにすれば2万円を下回る安さでコスパがとても良い。
PETROMAX / Loki
使い易さと持ち運びやすさを徹底的に追求したスタイルらしく、収納袋に入れれば誰でも楽に持っていく事ができます。
煙突も分解でき、ストーブの中に収納する事が可能。ストーブの上での調理や上部パネルを外して直火調理も楽しめます。
なにより側面のロゴがかっこいい。
Mayfairの薪ストーブと若干被っているのは目を瞑ろう。
最後に・・・
薪ストーブの悲しい所は寒い時期にしか使えない所です。
せっかく購入しても冬かギリギリ秋、春にしか使えず倉庫番になる期間の方が長いでしょう。
それでも薪ストーブが欲しくなるのは存在だけで楽しめる圧倒的な魅力でしょうか。
僕は薪ストーブはランニングコストが悪いからと諦めて、石油ストーブを買いましたが結局薪ストーブも購入しています。
キャンパーには抗えない素晴らしい魅力が薪ストーブにはありますね、恐ろしい・・・。
それでは今回はここまで!
皆さんも良いキャンプライフを!!
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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