皆さんはキャンプに行くときに道具は何に収納して持って行っていますか?登山ザックやボックスなど様々な収納に使える道具はありますが、それでは面白くありません。
最近軍物沼に浸かりまくっている人間としてはここは軍物を使いたい所。という事で色々探してみるとチェコ軍の『PVCダッフルバック』なる軍物を発見!早速購入したのでご紹介します。
最後に実際に僕のキャンプ道具を入れてみて使用感を確かめようと思います。
現在使っている収納道具
僕が主にキャンプに持って行っている収納道具は2つ。
1.モンベルザック&サブバッグ
ザックは登山で使用している物で富士山やら九重連山やら色々な山を一緒に登りました。そこまで容量が大きくありませんが収納スペースが多かったり、カラビナを取り付けれる所があったりとさすがモンベルのザックです。
荷物が増えてからは両サイドにノーブランドのサブバッグを適当につけて容量を増やしました。
タブレットや財布、カトラリー、コンパクトバーナーなど小物類を詰め込んでます。
2.アンモボックス
ザックに入らない道具はアンモボックスに入れてます。以前はポーランド軍×2とデンマーク軍の合計3箱持って行ってましたが最近はポーランド軍を1箱だけ。
今所持しているアンモボックスは絶妙に容量が少ないのでもうワンサイズ大きいアンモボックスがあると嬉しい。
あとは煤汚れのある道具を入れるイギリス軍のトランスポートバッグや薪を入れるずた袋などもありますが割愛。
軍幕を使うので収納道具も軍物かせめてミリタリー系で揃えたくなります。なのでチェコ軍のダッフルバックにはとても期待しています。
商品紹介
今回購入したのはチェコ軍のPVCダッフルバッグです。
基本的なスペックは以下の通り。
サイズ:縦約32㎝、横40㎝、高さ82cm
重量:約2kg
容量:約95L
素材:PVC
65L以上あればテント泊登山が出来る容量ですが、このダッフルバックは95Lもあります。PVC素材は高い耐候性、耐水性、強度でキャンプにぴったり。
そんなチェコ軍のダッフルバックは約2,200円(送料別)で購入できます。軍放出品にしては安い!
上部収納スペース
収納スペースは上部と下部に分かれており、上部は巾着状になっており内蓋を閉めてから外蓋を閉める形になります。
下部が圧倒的に広いですが上部も十分広く小、中サイズの道具を入れるのに丁度良いです。
内蓋には二か所小物を入れるポーチがあります。ここにはお財布や薬、鍵などすぐに取りだしたい物を入れると良さそう。
上部閉め方
まずひもを引いて内蓋の巾着を閉めます。このひもが下部のミリタリー色のひもとは違い靴ひもにしか見えない。
その後に外ひもを閉めれば完了ですが、正直普通の巾着と比べるとPVC素材の固さのせいでしっかり閉まりません。横から当たるような雨だと内部まで浸透しそうです。
そして問題は一番外の蓋。ここにも穴が二か所開いているのですが、それをどうやって使うかわかりません。
一応先ほどの外蓋と一緒に固定するような形にしてみましたがしっくりきません。内蓋に余ったひもが2本あるので、それと合わせる可能性が高いですがよくわからない。
下部収納スペース
下部は圧倒的に広く少々大きい物でも余裕で入ります。内部はレインドロップのような迷彩柄でチェコ軍らしい。
下部閉め方
まずは上下にあるストラップでしっかり固定します。内部に荷物があればしっかりテンションがかけれますね。
さらに左右に伸びているストラップを固定します。上下と左右、順番は多分どっちでも良さそう。
これで内部は固定されてバッグ自体の形が安定します。
次に蓋を固定していきます。これが最初全然わからなくて苦戦しました。
ジッパーとかマジックテープで固定するバッグはよく見かけますがまさかの全てひも。これがまた面白い。
まずは全ての穴にひもを通しておきます。そして上のひもの輪っかに下のひもを通して引っ張る作業を繰り返していきます。
両サイドは直角に曲がるのでそのまま通すと変な形に固定されテンションがかかりません。その為横にあるDリングを経由して直角に固定します。
上の輪っかに通すのが先か、Dリングを先に通すかはわかりません。僕は前者の方法で固定しています。この現在では見かけないバッグの固定方法は最高に渋いです!
そして最後に真ん中の穴にひもを通して、その先にある固定具に引っかければOK。あとは反対側もすれば完了です。
これが完全に閉じた状態です。
正直ジッパーの方が圧倒的に早いですが、あえて遠い方法で固定するのがとても良い。使っている内にいつか煩わしくなりそう。
ひもを強く引っ張って固定してもゆとりがあります。おそらく道具をたくさん入れられるようにあえて緩くしているのだと思います。
道具をたくさん入れれば丁度良くテンションがかかるのかもしれません。
実際に道具を収納してみた!
今回入れていく道具は僕が実際にキャンプで持って行く道具達です。CB缶からグランドシート、斧、コットまで準備しました。
どれくらい道具が収納できるのか、95Lの力を見せてもらいましょう。
上部に収納してくと倒れるのでまずは下部から攻めます。下部は容量がとても大きいのでブランケットやピロー、軽量コットまで入りました。
ちなみに収納した中で一番大きい軽量コットは収納時サイズで全長60㎝です。ここまで大きい道具が入ればソロキャン道具は大半入ると思います。
次は上部には小物類を入れていきます。元々の予想通り小物系道具を全て入れてもまだ余裕がありました。でも入れすぎると下部の道具を取り出した時に崩れてしまうのでほどほどにした方が良いでしょう。
一つ困ったのが仕切りが無い事。割れそうなビン類や中身が出ると困る調味料や燃料などは別で持って行く事にしました。
そして先ほどの写真の8割方の道具を収納できました。残り2割はさすがに大きすぎたシュラフと割れては困るランタンや調味料類です。
ランタンや調味料は入れようと思えば収納できるのでほぼ9割収納できました。もっと道具がコンパクトな方はこれ一つでソロキャン道具一式持って行けそうですね。
そんなギチギチになったチェコ軍ダッフルバックの重量は20kgオーバー!重すぎる・・・。
この作業をして一つ良かったのが自分のキャンプ道具の無駄を見つけられた事。ペグが多すぎたり、ほとんど使わないライトなど軽量化の余地は大いにありました。
そんなダッフルバックを試しに持ってみると肩がえぐれるかと思いました。ワンショルダーしかないので強制的に片側の肩しか使えず、さらにショルダー部分についている調節用のバックルが肩に食い込んで痛すぎる。
両手で何とか持てましたがさすがにこのまま持って行く訳にはいかず、荷物を分散化する必要があります。
そして荷物を減らした姿がこちら。いまいちわかりにくいと思いますが重かったペグなどは外して代わりに軽い一部軍幕を入れました。
これで片手で何とか持てる程度には軽くなりました。
外した道具達は以前と同じようにポーランド軍アンモボックスやイギリス軍バッグに入れていく事にしました。
ランタンとシュラフはダッフルバッグにカラビナで引っかけて持って行く事にします。
結局効率よくなったのか大して変化がないのか微妙ですがこのチェコ軍ダッフルバッグが使えれば大満足です。
最後に・・・
この軍物を購入したのは全て新型コロナでキャンプに行けない腹いせです。約2か月以上キャンプに行けていないという個人的大事件が絶賛起きている訳で、平静を保つためには買うしかありませんでした。
それがやっとキャンプに行ける予定が決まったので嬉々として今回の収納道具変更をしました。今まで使用していたザックでも十分なのですが、どうしても登山のイメージが強くて軍幕とは合わないんですよね。
ザックには毎年登っている大山登山の時に活躍してもらおう。
それでは今回はここまで!
皆さんも良いキャンプライフを!!
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