コロナのせいでまた久しぶりの登山となりました。
あと個人的にキャンプ熱が強すぎるせいで余計に登山に行く機会が少なくなっています。
『それならキャンプと登山を一緒にすればいいじゃない』と頭の中の僕が言うので4か月前と同様に登山後にキャンプという流れでいこうと思います。
実は地元のキャンプ場がどこも満員で予約が取れなかったとかは関係ない・・・はず。
大山とは・・・
鳥取県にある標高1729mの中国地方最高峰の山。百名山にも数えられており「西の富士」、「伯耆富士」と呼ばれる程富士山に似た郷土富士でもあります。
最高点の剣ヶ峰は縦走禁止の為、山小屋のある弥山の1709mを頂上としています。
以前登った石鎚山同様付近の地域では山岳信仰が根強い。
↓石鎚山はこちら↓
登山ルートとしては初心者用の夏山登山コースと中級~上級者用のユートピアコースの二つ。
今回で3回目の大山登山となります。登った回数でいうと白木山と同じ。
どちらも登りっぱなしの山だな・・・。
大山到着~7合目
到着したのは午前9時。
道中物凄く雨が降っていたのでとても心配でしたが大山に着く頃には止んでいました。
危うく2回連続で天気の悪い大山に登るはめになる所だった。
現在、夏山登山道に近い南光河原駐車場は満車だったので遠い県立大山駐車場に停めました。これは2回連続。
大山寺までの通りは人が全くいません。まぁ店も開いていないしね。
大山寺橋からパシャリ。
また来てしまった、大山。前回は初夏登山だったので今回は涼しい分登りやすいかも。
青々としていた木は紅く色づいてきていますね。写真撮影がとても楽しみ。
夏山登山道を登ります。
コロナの影響関係なく登山者はとても多いです。
僕はソロ登山なのでグループ登山者を抜く時が多々あります。その度に申し訳ない気持ちになる。
クライマーズハイの状態をキープします。
というかキープしないとすぐにガタがきちゃう。前回はペース配分を考えずに突っ走ってしまったのが原因で疲労困憊になったので今回は要注意。
上を見上げると美しい木々に囲まれていてとても気持ちよい。疲れも多少飛びます。
名も知らぬ菌類。
雨が降って湿度が高くなったせいか鮮やかに見えます。
自然を俯瞰で撮影しても良いですがピンポイントで撮影しても楽しい。
登って、立ち止まりながら休憩してを繰り返しているといつの間にか7合目に到着。
明らかに前回より楽。ペース配分もあるだろうけどやっぱり気温かな。
夏の登山は本当に地獄。標高低いと暑いし、汗もえげつないくらい出るし、目から疲れがくるしで最悪。ますます夏が嫌いになりそう。
7合目頃から景色が本当によくなります。森林限界を超えてくるので高い木が少なくなります。
この辺りから有名なダイセンキャラボクが生えています。多分あっているはず・・・。
頂上付近は木道を沿いにびっし生えているので写真映えします。
7合目~頂上
9合目付近まできました。
7合目を越えれば大分楽になります。でもここから地味にきつい木道が続きます。
ちなみに景色は最高。境港が良く見えます。先ほどのダイセンキャラボクも群生しています。
これが木道。今までの登山道に比べて楽そうに見えますが意外にしんどい。
整備されているとはいえひたすら真っすぐ登る訳なので傾斜も強いし、単に距離が長い。
前回はここでふくらはぎをつりました。
何とか頑張って登りきり頂上到着。
今まで山頂の工事のせいで来れなかったのですが、一部工事が終了しやっとここまでこれました。
1回目と2回目はこの写真の山小屋付近までしか来れなかったです。
工事から戻された石碑。
記念撮影している間を通ってタッチしてきました。この頂上付近は完全に密です!だったのでそそくさと退散。
大山山頂に到着!
— ごーよく (@goyoku_man) 2020年10月17日
頂上が密!なので少し下の足場で昼食を摂ります。少し雨が降ったせいか景色はめちゃくちゃ良い。 pic.twitter.com/xEUBeoFB34
ご飯はツイート写真通りおにぎりを3個食べました。密から避けて少し下の足場で食事。
風も吹いていた為頂上は物凄く寒かったです。一応持ってきていたモンベルのレインウェアが活躍しました。
フリースだけだと寒くて死ねます。
山頂からの景色は本当に最高。
雨が降っていた為か雲が色々な所に残っていて幻想的な景色でした。
山々の隙間に雲が入り込んでいる感じ。
空が曇っているのが残念ですが、雨男の僕もたまには役立つ事がわかりました。
知らないソロ登山者のおじさんと無言でこの景色をずっと眺めていました。
こういう地上では確実に見れない物が見れるから登山はやめられないんですよね。
頂上~南光河原
帰りは写真タイム&ダッシュ下山が僕のおりかた。
基本的には駆け足で下りながら良い景色を見つけたらパシャリ。
ご飯を食べていた所とはおさらば。ここからの眺めも最高だった。
どこまでも続く木道とダイセンキャラボク。
平地のように続く木道と奥の地上の対比が気持ちいい構図。
下りる頃になると雲が大山の方にもかかってきました。
急に崖のようになっている木道。
続いていますが傾斜がとても強いので他の登山者さん達も「怖い、怖い」と言われていました。気持ちはわかる。
こちらが先ほどのダイセンキャラボクの実。
秋になると実をつけて食べると少し甘いらしい。ダイセンキャラボクの尖り具合といいクリスマスツリーぽくてかわいいですね。
秋に色づく山肌をパシャリ。
富士山の時にも撮りましたが側面からの山肌って一番山の大きさを感じられる構図だと思います。
すごく遠いけど近寄ったら緑や黄緑の部分はすべて木な訳ですからね。
奥の山々とくらべて大山の山陰最高峰さを感じられます。
山肌をズーム。
さすがα7Ⅲ×TAMRON 28-35mm。端までしっかり撮れています。
今回は景色が大半だったのでF値は高めです。どれくらいが適正がいつも迷ってしまう。
光量調整でF値をいじる事もあるのでちゃんとしたNDフィルターが欲しくなってくる。
以前に購入したα6000用のNDフィルターは端が変に黒くなってしまうので最近は全く使ってないです。
適当に撮ったり動画にはいいですが、画質を気にする人には合わないかも。
毎回行者谷別れ付近で膝がガクガクします。
無論駆け足で下りるせいなので自業自得。この後のキャンプ場の利用時間が迫っていたので急いでいるのもあります。
過ぎてもいいのですが出来れば長くキャンプしたい。
蛾だ!と思いきや何かの菌類。
大山にはカエンタケなる触っただけで炎症が起きるほどの毒キノコがあるらしい。
キノコは全く詳しくないけどアウトドアに傾倒していっているのでいつかは山野草含め覚えていきたい。
2回目の大山登山では気づかなかったけど物凄く枝分かれしたブナ?を発見。
幹も物凄く太く、写真で見ても他の木々と比べて遮光しまくってますね。それくらい葉が深い。
自然の偉大さを感じます。周りに人もいなかったのでポケーっと見上げていました。
最後は誰もいない南光河原で記念撮影。
ポーズを決めていますが両膝が無想転生を見せられてビビるラオウ並みに震えています。
そういえばザックの左側にパッキングしたトレッキングポールは一回も使わなかったです。
やっぱりペース配分って大事ね。タイムは約4時間くらい、写真撮影と頂上の滞在時間を抜けばもうちょっと早いかも。平均的な時間ですね。
最後に・・・
3回目にしてやっと正式な山頂に辿り着く事ができました。
さらに幻想的な景色といい、今回の大山は欲張りフルセットといった感じで最高でした。
この後温泉に入りたい気持ちを抑えてキャンプ場へと向かいます。
今回も『森の国キャンプ場』で1泊2日ソロキャンプします。
以前記事にしていた新幕を導入しました。以下のどの幕なのか!こうご期待!
それでは今回はここまで!
皆さんも良い登山ライフを!!
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