新型コロナウイルスによる自粛が大分解除された時、三連休を確保した僕は再び大山の地に帰ってきました。
今回は初日の大山登山を紹介。半年振りの登山、大山は約10か月振りに登ります。
そんな久々大山を神レンズ『TAMRON 28-75mm』で撮影してきました。
↓前回登山↓
TAMRON 28-75mmとは・・・
- F値2.8通し
最短撮影距離0.19m
- 持ち運びやすいサイズ
- 高スペックなのに激安価格
という「売り切れレンズ」、「SONYの大三元レンズ」と称されているTAMRONから発売されているズームレンズです。
今まで買わなかったことを後悔するレベルで扱いやすく、満足できる写真が撮れます。
α7系をお持ちの方は購入必須!
登山開始
前日に祈願した通りにはいかず大山はガスかかりまくり。
残念ですが、前回は晴天だったので違った大山が見れるとポジティブに考えましょう。
以前と同じ夏山登山道から登ります。
自粛が解除されたとはいえ、新型コロナウイルスの脅威が去ったわけではないので鳥取県HPでは登山における感染対策を提示しています。
鳥取県HP→https://www.pref.tottori.lg.jp/item/1210760.htm#itemid1210760
HP通り行きは夏山登山道→頂上、帰りは頂上→石室→行者谷→大山寺を抜けるようにします。
南光河原駐車場は埋まっていましたが下山キャンプ場駐車場が工事中だったので、登山客自体は少な目でした。
登山開始時点で上を見上げればガスってます。
夕方は雨なんだとか。
それにしても久々大山は本当にきつい。整備されているからこそ階段が多く大腿四頭筋がパンパンです。
6合目付近。下はガスで全く見えず。本来開けて見えるはずなのに中々怖いです。
ふくらはぎがずっと攣りかかっているのもあって休憩が多くなっています。
頂上に近づくにつれてガスが強くなってきます。
これはこれでおもしろい写真が撮れそう。
大山お馴染みの木道。
青空との対比が綺麗なのですが、逆にガスのおかげで木道が映えますね。
木道が整備される理由になった『ダイセンキャラボク』は相変わらずの密集度が素晴らしい。
こんな密集具合は望遠で撮るに限りますね。圧縮効果でより密集できます。
木道を通っていると雲が勝手に通り抜けていくのでとても涼しい。
先が見えないので写真を撮っていると急に人が近くにいたりしてびっくりします。
頂上小屋は工事中なので入れず。10か月前はもう少し奥まで行けましたがここでストップ。
頂上の休憩所は間隔を空けるよう書いてありましたが「密です!」。
僕はおにぎり程度だったので早々に食べて下山します。その頃にはガスがより強まって少し先が見えないくらい。
予定通り石室を周って帰ります。
ガスのおかげでとても標高の高い山に見えます。青空も好きだけど曇りも好きかも。
この下は崖になっているのですが、ガスのせいで全く見えません。
大山は落下事件が多いので気を付けなくては・・・。
大きい雲が通る時は数mまでしか見えない時もあるのでやっぱり怖い。
駆け足で下山する頃には膝が生まれたての小鹿のように震えています。
調子に乗るもんじゃないですね、回復したふくらはぎもまた攣りかかっています。
ガスかかった大山でしたが、一つ良い事としてちょっぴりダークで神秘的な自然が撮影できます。
空が暗く、原生林のブナ林特有の厚い木々達によってさらに暗くなります。
雰囲気は一番好きな感じです。多分頂上付近より下山した2合目付近で一番撮影したかも。
そして、タムロン 28-75mm F/2.8 DiIII RXDの解像度の素晴らしさ。
絞れば被写体を抜きだせて、パンフォーカスにすればまとまりのある写真が撮れます。要するには超楽しい。
名前の知らない花。こういう野草に詳しくなりたいんですが、全然頭に入ってこない。
よく野草を撮影している方がおられるので、僕もわかったらさらに登山が楽しくなるんだろうなとよく思います。
こちらの行者谷コースから帰るのは初めてだったのですが、思いのほか遠いし帰り道がよくわかりにくくて大変でした。
大神山神社が見えた時はホッとしました。それにしても疲れた。
三か月振りの大山登山はこの後3日は残す筋肉痛をくれました。ありがとうございます。
お気に入り写真
木道
頂上の木道。
先が見えず、次第にガスが強まっていく木道が神秘的で好き。一応消失点構図になるのかな?
ゲームなら完全にサイレントヒル。見えにくいとか見えない物って気になって集中できます。
こちらは前回の木道。
青空との二分割構図で奥行を感じますね。
こちらの写真も好きですが、個人的にはガスの木道の方が良いです。
尾根
構図としては二分割構図にしてはずれてるので微妙ですが、奥の尾根と手前がガスのおかげでコントラストが強くおもしろい。
もう少し下を入れて撮れば二分割出来て綺麗だったかも。こんな写真も天候の悪いこの日にしか撮れないと思うと晴れなくても良かったと思えます。
ブナ林
葉が多く秋には大量の落ち葉で絨毯にしてくれるブナ林ですが、夏場は勢いのある自然を魅せてくれます。
曇りだからこそ光の抑えれた写真で満足。構図としてもサンドイッチ構図を狙いたかったですが間に何もないでしょうがない。
こういう隙間のある写真はよく撮りたくなります。
先ほどの写真に続いて緑の濃い写真。むせ返るような自然ってたまに行きたくなりますよね。
そんな気持ちを解消してくれるような自然溢れた写真が撮れました。
といっても中国地方だとよく見る光景なので写真としてはありふれているかも。
最後に・・・
まず思ったのはタムロン 28-75mm F/2.8 DiIII RXDの解像度の素晴らしさ。
寄って良し、引いて良しで以前使っていたキットレンズなんてもう使えない。
今回の二泊三日の大山旅行でより好きになったレンズ。他サイト様で「最初にこのレンズを買っておけば他レンズは趣味程度」と書いてあった訳が大変よくわかります。
この解像度で持ち運びも楽なサイズ感、安定感は異常です。現に僕は大山登山でキャプチャーにつけて登っているので。
こんな素晴らしいレンズに出会えたことに感謝!
お次は2回目森の国キャンプです!