以前の記事で新しく購入するキャンプ用チェアを4つの候補から悩んでましたが、今回遂に選んだチェアが届いたので実際にキャンプで使ってきました。
購入したのはクイックキャンプの「ウッドローチェア」。記事の一番最後に書いた通りになりました。
今回はそんなウッドローチェアの紹介とついでに我が家にあるバンドックのロースタイルチェアと比べてみました。
↓前回記事↓
商品紹介
今回購入したのはクイックキャンプのウッドローチェア。
簡単なスペックは以下の通り・・・
展開サイズ:約55cm×54cm×65cm(座面高約32cm)
収納サイズ:約55cm×65cm×8cm
重量:約3.5kg
耐荷重:80kg
主素材:
フレーム:天然木(ビーチ材)
シート:ポリエステル(クッション入り)
僕が候補に挙げた4つの中では一番外見が気に入っていたカーミットチェアタイプの一人掛けチェア。黒シート、焦げ茶のウッドフレームで全体的に暗めな色がムラコ製品と合うかと思い購入しました。
実際に目の前で見ると想像していたより小さくて、以前使用していたオーウェンのコンフォートローチェアに比べるとコンパクトで助かる。
使用時
折り畳み式なので使う時は開くだけ。すっと開く感じではなく抵抗がありながら開く感じ。
この固い継手のおかげで収納時にうっかりフレームの片側だけ持っても勝手に開かないので良い。
アームレスト
アームレストは角が強くなくとても滑らかです。やっぱりこの色最高に渋い!フレームと同じ天然木で作られているのでまとまりがあります。
継手
先ほどのフレームの固さを出している継手。一つ気になったのが全体的に暗い配色なのでネジがとても目立ちます。
各所に打ち込まれていて数が多い。これ黒くするだけでも統一感出て綺麗になると思う。
シート
個人的に一番気になるシートはキルティング仕様でクッション性を出す為に背面と座面にはウレタンが挟まれています。
手で押した感じはパンパンに張っており反発は少ないです。
脚底
チェアの脚底は杖の先端のような形状でラバー仕様となっています。
このラバー外れそうにないくらい強固にはまってるし、ツルツルしているのでゴミがついても掃えばすぐに取れるので凄く助かります。
ポケット&ループ
背面上部にポケットとその下にカラビナなどが掛けられるループが備わっています。
ポケットはギチギチなのであまり大きい物は入れられません。ループは重い物は掛けにくいですが数が多いので使い道がありそう。
外見
今さら書く事ではないのですが、外見はやっぱり大好き。色もそうですがキルティング仕様のシートが高級感があります。
ロゴはDODのように主張しすぎず、小さくて目立たないのが良いですね。
重量
以前使っていたコンフォートローチェアとほぼ同じ重さですが、こちらはコンパクトなので軽く感じました。女性でも片手で持ち運べる重さです。
座り心地
まず思ったのは「固い!」でした。写真で見てもわかる通り座面が全く沈んでいません。
これは一度座って体験してみた方が良いです、特にヘリノック系の沈むチェアを使っている人。僕は良いと思いましたが人によってはダメかも。
あと身長180㎝の僕が座ると大分脚が余ります。作業するには丁度良いですがリラックスしたい時は他のチェアに軍配が上がる。
あと最後に気になったのが後脚同士を繋いでいるフレーム。上部に二か所ネジ留めされているのですが両方ともささくれが出てます。
他の箇所はなかったのですがここだけ処理が甘い。それか製造上しょうがないのかもしれないですね。
バンドックチェアと比較
僕が持っているチェアの中で一番似ているバンドックのロースタイルチェアと比べてみましょう。
簡単なスペックは以下の通り・・・
サイズ:約550x650x680mm
収納時サイズ:約550x670x80mm
座面高さ:約260mm
材質:フレーム/スチール・シート/綿100%・ひじ掛け/竹集成材
重量:約3.4kg
耐荷重:80kg
ウッドローチェアの使用時サイズが約55cm×54cm×65cm(座面高約32cm)なのでバンドックチェアは座面が約6㎝低い代わりに幅が約10㎝程大きいです。
他の重量や耐荷重はほぼ同じ。
アームレスト
アームレストはウッドローチェアが短く、バンドックチェアの方が余裕があります。
天然木で作られているウッドローチェアとは違いバンドックは竹集成材です。
座面
先程書いた通り全体的な幅がバンドックチェアの方が大きいのでシートもその分広いです。
素材は綿100%なので火の粉にはとても強いですが、クッション性はウレタンを挟んでいるウッドローチェアの方が手が優れています。
脚底
バンドックチェアの脚底はフレームのままで先端にゴム素材が入っている程度なので、自宅で使うならウッドローチェアの方が傷がつきにくそうです。
フレーム
一番大きい違いはフレームの素材。バンドックチェアの方が安価な理由はこのスチールフレームです。
似ている外見とはいえ正直スチール素材は安物感が伝わってきます。
座り心地
高反発だったウッドローチェアと比べて、バンドックチェアは沈みます。何回か使用したので生地が伸びたのかもしれません。
個人的にはウッドローチェアの高反発が好み。キャンプ中に写真、動画撮影で立ち上がる事が多いので沈むタイプのチェアだと疲れます。のんびりしたい時にはとても良いんですがね。
実際にキャンプで使ってみた!
先日のキャンプで初使用となりました。あいにくこの日は大雨で何回かびしょ濡れになりましたが、少し置いていたらいつの間にか乾いていてびっくりしました。
こんな天候不良の時が初使用でウッドローチェアに申し訳ない。
外見は僕がよく使うアイアン製、木製の道具と相性がとても良い。遠くから見たら気になっていたネジも目立ちませんね。
コンパクトなサイズのためソロキャンプで使っても違和感はありません。
一番良かったのが焚火や料理など作業する時。今までであればromoのsansa chairに移って作業していましたが、ウッドローチェアは高反発なので前傾姿勢がとりやすく作業しやすい。
高反発でのんびりしにくいかと思いきや、長時間座っていてもお尻が痛くなることもなかったです。
ハンティングチェアなどをオットマンとして一緒に使うと極楽。この日は景色が良い所を取れたのでこの姿勢でぼーっとしてました。
良い所、悪い所
それではクイックキャンプ『ウッドローチェア』の総評といきましょう!
良い所
・外見が良すぎる
・座り心地が良い
ウォールナットのような焦げ茶フレームとキルティング仕様のシートで渋さとかっこよさを両立しています。正直この外見の良さだけで購入しても良いレベル。
座り心地は僕は良いと思いましたが人によっては座面の固さが気になる人がいるかも。座る時間より動く事が多い方にはおすすめ。座面高32㎝と高めでシートが固いので立ち上がりがとても楽です。
悪い所
・ネジが目立つ
・やや価格が高い
所々にある銀色のネジは全体的に暗い色の中ではとても目立ちます。本家カーミットチェアも同じように所々ネジ固定されているのでデザイン的にしょうがないんですけどね。
価格は本家と比べると遥かに安いですが、同系統のチェアでさらに安い物はいくつかあります。先ほどのバンドックもスチールではなく木製フレームチェアも販売しており、そちらは約6,000円程度で購入可能です。
他の安い物と比べてみるとシートへのこだわりはクイックキャンプの方が優れていると思います。あとフレームもシートも暗色で統一できるのはこのチェアだけ。他はシートは暗くてもフレームはベージュのチェアが多い。
最後に・・・
何やかんや機能性もありながら一番大事なのは外見だと思います。「この道具かっこいい!欲しい!!」と思ったら購入すべき。
同じ系統のキャンプ道具は新しく買いにくいけどいつの間にかポチってしまうのがキャンプ沼の不思議。あと毎回キャンプに行くたびに欲しい道具が増えていくのも困る。
それ程はまる趣味が出来たのは本当に嬉しい。これからもキャンプ楽しんでいこう!
今回はここまで!
皆さんも良いキャンプライフを!!
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