キャンプでしか出来ない作業の一つに「焚火」があります。炎のゆらめきを眺めながら飲むお酒やコーヒーは格別の味がしますよね。
そんな焚火を楽しむ為に必要なキャンプ道具が「焚火台」。昔とは違い今はキャンプ人気の高まりと共に様々なメーカーやブランドから多数の焚火台が開発、販売されています。
今回はあまり見かけない珍しい焚火台を開発している30のブランド(R4.7/31現在)をまとめましたのでご紹介します。ガレージブランドを中心に海外ブランドの焚火台も含まれています。
- IRONCRAFT
- asimocrafts
- ADVENTURHYTHM HUNTER:Re・mo
- RSR
- Ippo Products
- Wood and Burn
- Wolf & Grizzly
- auvil
- 1/f SPACE
- Gravity-Equipment
- sanzoku mountain
- サンゾ―工務店
- 笑's
- Spisen
- STEN FLAME
- SOLA TITANIUM GEAR
- Tschum
- TRIPATH PRODUCTS
- NATURE TONES
- 埜となれ山となれ
- HILLS FIELD
- FIBI-STYLE
- 藤原組 freedom company
- BLACK SMITH HMD
- flames
- FRONTISTAR STORE
- Flame Genie
- Belmont
- MOOSE ROOM WORKS
- RobSnow
- 最後に・・・
IRONCRAFT
アイアンラックの「IZANAMI」やドリップ台の「KAWASEMI」で有名なアイアンクラフトから初の焚火台がこの「煌(きらめき)」。
和柄デザインに加工されており、高い機能性だけでなく浮かび上がる炎が美しい焚火台です。
asimocrafts

オリジナルの焚火道具を中心に様々なキャンプ道具を開発、販売しているブランド。
5枚のステンレス板に分割できる焚火台「takibi_no_asi」が人気で、同ブランド商品の「asi_circle」と組み合わせる事で風防付きの焚火台となります。
ADVENTURHYTHM HUNTER:Re・mo
設計事務所の店主さんが色々な業種に協力してもらい製作しているガレージブランド。
厚さ15mmとコンパクトになる焚火台「焚き火バッグ」は870gしかなく、組み立ても天板にフレームを引っかけるだけの簡単仕様の為どこでも持ち運べます。
RSR
RSRは「RiverSideRambler」の略で、源流野営釣行をテーマとしたアウトドアギアを開発、販売しています。
人気のRSRネイチャーストーブはチタン板と金属メッシュを用いた焚火台にチタン薄板を囲った形状の製品で、熱が囲いの板に反射されて燃焼効率を上げる仕組みになっています。他にも多数の焚火台やアルコールストーブを開発されています。
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Ippo Products
イッポプロダクツは広島県発のガレージブランド。六角柱形状の組立式焚き火台「KUBEERU」系を中心にKUBEERUのオプションパーツや火吹き棒など開発、販売しています。
他にはデザイン性の高いスクエア型の焚火台「ARISSFIRE」やピコグリル形状の「KUBEERU LV390」なども開発されています。
Wood and Burn
ウッドアンドバーンは写真の焚火台はTLUD_LandMarkで組み合わせるフレームの枚数で焚火台の形状や大きさを変える事ができます。さらにオプションパーツを使用する事で扇状に広げたり、底熱を利用したピザなどの料理を作れるようになります。
Wolf & Grizzly
ウルフ&グリズリーはカナダのオンタリオ州で設立したブランドで、収納性と携帯性だけでなくデザイン性まで優れた高品質なギア作りをコンセプトにしています。
ファイヤーセーフは2020年のグッドデザイン賞に選ばれた焚火台で、バックパックに入るコンパクトさでオプション品と組み合わせれば本格的な調理も楽しめます。
auvil
オーヴィルは韓国のガレージブランドでカスタマイズできるアイアンラックが人気です。
そのラックと組み合わせられる焚火台がエッジストーブシリーズで4段階のサイズから選択できます。
1/f SPACE
1/f スペースはかがり火をイメージした三角形の焚火台「KAGARI」が主な商品で、専用風防や五徳、ロテサリーキット、焚火ハンガーセットなどオプション品が豊富です。
Gravity-Equipment
グラビティイクイップメントは香川県高松市三木町の工場で焚き火道具を中心に製造、オンラインで販売されています。
八角形の特徴的な焚火台の「Octagon」やロゴマークのヘラジカがデザインされた「ronoG」などあります。
sanzoku mountain

サンゾクマウンテンはガレージブランドと聞くと上位に名前が挙がる程人気のブランドです。
無骨な円形焚火台「mouncol」や焚火テーブルの「derutas」などガレージブランドの枠を超えた有名なキャンプ道具を多数販売しています。
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サンゾ―工務店

サンゾクマウンテンを立ち上げた一人であるSANZOさんが手掛けるブランドで、焚火台「RODAN」は登場してから様々な雑誌に掲載される程人気の道具となりました。
鉄素材の為変形、サビに強く基本の「STANDARD」とオプションの「HANGETSU」を組み合わせると半月状の焚き火台になります。
笑's

ガレージブランドの先駆け的存在。超人気のコンパクト焚火台「B‐6君」を筆頭に大きさが倍になった「B-GO」や「A-4君」などソロからファミリーでも使える焚火台を開発しています。熱燗専用グリルがあるのも特徴的。
Spisen
スパイセンはスウェーデン発の高火力ロケットストーブ。折り畳めば厚さが10mmまでコンパクトになり、使用時は大小10枚の鋼鉄プレートを組み立てるだけで高さ30㎝程のストーブになります。
STEN FLAME
ステンフレームは熊本県にある株式会社丸山ステンレス工業の独自ブランドで、ステンレスの板金加工を活かした機能性とデザイン性を兼ね備えた炎が映える焚火台を開発されています。
写真の焚火台は大型の「STEN FLAME GLAMPシリーズ」で他には手のひらサイズの「STEN FLAME LIGHTシリーズ」、2021年おもてなしセレクションを受賞した「Bonfire Grill」などレーザー切断加工により特徴的な柄の焚火台があります。
SOLA TITANIUM GEAR

写真の「スーパーネイチャーストーブ」はオーナーのフウソラさんが超軽量かつ太い枝が入る高効率の焚火台を目標に作られた焚火台。
重量は170gで底が耐熱メッシュなので吸気性が高く抜群の燃焼効率です。
公式HP:SOLA TITANIUMGEAR
Tschum

チャンはドイツ北部のバードザルツウフレン発信のアウトドアブランド。
写真のFIRE BOWL Lowimpactは6枚のプレートを組み合わせて調理から焚火まで、人数や用途に合わせて使う事が出来ます。例えば3枚でコンパクトストーブ、6枚で大型焚火台など。大きさはレギュラー、ラージ、Xラージから選択できます。
TRIPATH PRODUCTS
トリパスプロダクツはサンゾクマウンテンと同じくらい人気のガレージブランドで、二度見してしまう程特徴的な焚火台「GURU GURU FIRE」を始めとした個性的なキャンプ道具を多数開発しています。
NATURE TONES
ネイチャートーンズは福井県発のアウトドアブランドで、ユニークなデザインの道具が多く一目でネイチャートーンズとわかるものばかり。
写真の「タワー オブ ボンファイヤー」はネイチャートーンズ初の焚火台で重量はありますが、3段構造で簡単に組み立て収納ができブランド名を大きく主張した特徴的なデザインをしています。
埜となれ山となれ
ブランド名はことわざの「後は野となれ山となれ」から引用しており、「埜」は「野」の旧字体です。
唯一の焚火台「焚火台 χ450」は使用時は幅450mmという長い薪でも置けるサイズですが収納時は約10mmとコンパクトになります。一番特徴的な各部にある穴は変形防止、吸気、付属の五徳を差し込む目的で開けられています。
HILLS FIELD
チャンネル登録者数35万越えの「伊豆のぬし釣り」さんが手掛けるオリジナルギアブランド。
ブランド唯一の焚火台「焚き火台 フリー座」は3つのパーツで構成されており、鉄製の無骨なデザインですが『子どもが触っても大丈夫な品質』を最低ラインに作られています。
FIBI-STYLE

「フィビストーブ」はスイス発のコンパクトネイチャーストーブで、煙突効果で湿った木材でも問題なく着火します。収納袋はA4サイズ程の大きさになり持ち運びも簡単。
また使用中は穴が開いたシンボルが赤く光り、見て楽しめます。
藤原組 freedom company
和名の珍しいブランド名は昔大工の棟梁をしていたオーナー祖父の「藤原組」から継承するという意味も込めて使っておられます。
写真の「焚き火台 ~はじまり~」は文字通り最初に作られた商品で、細かいスリットが特徴的です。6枚のプレートで組み立てており、人数に合わせて4枚に減らして使う事もできます。
BLACK SMITH HMD
多数の無骨なアイアンギア道具を展開しているガレージブランド。
写真の「DINE」は2層構造の焚火台なので燃焼効率が高く、ロゴマークに切り抜かれた部分が炎で映し出されます。+5,000円で専用五徳が購入できます。
flames
名古屋発のガレージブランドで、Makuakeで900台売れた「ファイヤースタンド 」で一躍有名になりました。
L字パーツを組み合わせるシンプルなデザインの焚火台。専用の五徳、火ばさみも開発しています。
FRONTISTAR STORE
「焚火台フラット」にはブランド名と「WHEN YOU WISH UPON A STAR(星に願いを)」のスリットが入っています。
収納時は完全フラットになり簡単に組み立て可能。別売りのアイアンスティックやロティサリーキットを使って料理を楽しむ事ができます。
Flame Genie
木質ペレットを使った高い燃焼効率を誇るアメリカ製の焚火台。完全燃焼するので煙も少なく豪快に焚火ができます。
大型の焚火台ですが6.3kgで持ち運びも何とか出来る重さ。
Belmont

釣り用品、キャンプ用品を開発している新潟県のメーカー。「焚き火台TABI」はチタン製の為軽量コンパクトで大型の薪も入る横長の形状をしています。
僕も実際に使用しておりとても使いやすく、高い火力で燃焼させるとチタンなので青焼けが楽しめます。
MOOSE ROOM WORKS
北海道発のガレージブランド。人気の「FIRE STAND 灯篭」はデザインは開拓使のシンボル五綾星と長崎の精霊流しをコンセプトに作られています。
側面フレームにネジ固定して専用の五徳を取り付けたり、大きさの違う灯篭を二段重ねする事もできます。
RobSnow
金属製品にこだわっているガレージブランドで、焚火台は全商品にシリアルナンバーが刻印されているので世界で一つだけの特別感があります。
幾何学模様の「Shinobi」や手裏剣モチーフの「ken-shuri」などスリットが特徴的。また軽量で女性キャンパー向けの「Dian」、「Rabat」もあります。
最後に・・・
様々な分野の企業や一個人が焚火台を作られているので、皆違った特徴や目的、思想が見えてとても面白いです。
これからもキャンプ人気を盛り上げて頂きたいです。
それでは今回はここまで!
皆さんも良いキャンプライフを!!
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