「真夏は暑すぎてキャンプに行かない」という人が最近多くなっていると思います。確かに酷暑の中汗でべったり肌に張り付く服を我慢しながら設営したり作業するのは本当に辛い。翌日は日焼けの怠さもあり倍疲れてる気がします。
ですが僕は「暑さ」と「キャンプ」を天秤にかけた時キャンプが勝ってしまい、暑くても頑張ってキャンプに行っています。轟轟に燃える焚火、炎天下の中飲むビール、それらを大好きなテントやキャンプ道具と一緒に過ごせる幸福はたまりません。
そんな同じ考えを持つソロキャンパーの方向けに今回は暑さ対策と熱中症対策をご紹介します。一人だからこそグルキャンやファミキャンより気をつけないといけない事が多いです。
- 熱中症とは・・・
- 服装に気を付ける
- 涼しいキャンプ場に行く
- 他人から見える位置に設営する
- シェルターかタープは必須
- 夏用キャンプ道具を準備する
- 道具は少なめにする
- ご飯はしっかり食べる
- アルコールより水
- 塩飴準備
- 定期的に連絡する
- 最後に・・・
熱中症とは・・・
人間の身体は暑いと汗をかいて体温を下げて、寒いと筋肉を震わせて体温を上げる体温調節が自然に行われています。
熱中症は長時間体温が高い状態が続く事で体内の水分と塩分が減り、体温調節機能が上手く機能しなくなり様々な症状が起きる事を言います。
最悪意識障害が起こり死に至る恐ろしい障害なので屋外で行うキャンプは要注意です。そして気温が35℃を越えるような真夏は対策を徹底しましょう。
服装に気を付ける
まず頭部を直射日光から防ぐために帽子は必須。帽子があるとないとでは5℃も温度が違うと言われています。
通気性の良い服や、接触冷感素材を使用した服がおすすめ。僕はインナーにユニクロのエアリズムを着用しています。シャツだけだと服が張り付いて気持ち悪いし熱がこもりやすいです。
あと夏といえ標高の高いキャンプ場では早朝や夜間が冷える可能性もあるので羽織れる服も持っていきましょう。
涼しいキャンプ場に行く
平地のキャンプ場は夏場は本当に暑いです。夜になっても気温が下がりにくくとても寝にくいです。熱中症は日中の屋外で起きるイメージが強いですが、睡眠時の発汗でも起きる事もあるので注意。
その為標高の高いキャンプ場や川沿いのキャンプ場など涼しい所を選びましょう。
他人から見える位置に設営する
僕含めソロキャンパーあるあるだと思うのですが、設営する際に一人で静かに楽しみたいが為に人気の少ない場所を選びがちです。
多人数キャンプであれば友人や家族が異常に気づいてくれますが、ソロキャンは自己管理と他者に頼るしかありません。出来る限り自分の存在が他者からわかる場所に設営して異常や問題が生じた場合に助けが呼べるようにしましょう。
シェルターかタープは必須
長時間テント外で作業したり、焚火を楽しみたい方に日陰は必須。ソロキャンだとパップテント形が前幕により就寝スペースと作業スペースが一体となっているのでおすすめ。軍幕が流行ってから様々なメーカーやブランドがパップテント形のテントを販売しているので価格が安いのも良いポイント。
あと焚火をするのであれば素材はコットンが配合されたテント一択。個人的には本物の軍幕が物凄くかっこいいので一緒に軍幕沼に浸かりましょう。
夏用キャンプ道具を準備する
夏に使えるキャンプ道具は主に扇風機や冷感タオルなど。特に扇風機は寝苦しい夜を快適にしてくれます。夏以外でも冬には薪ストーブ、石油ストーブのサーキュレーターとしても使えるので年中活躍するキャンプ道具です。
僕はクレイモア Fan V600+を使用しています。軽量コンパクト、4段階の風量調整、タイマー付きと性能が高く、何よりデザインがかっこいいのでサイトに置いても映えます。
道具は少なめにする
キャンプ中に一番長く日差しにあたり、尚且つ一番疲労しやすいのが「設営」と「撤収」時です。最初の設営で体力を使い果たしてはその後のキャンプが全然楽しめません。
その為普段と比べ持っていくキャンプ道具を少なくして負担を減らしましょう。道具を選抜することで自分の道具を見直す良いきっかけにもなります。意外といらない道具や他で代用できる道具が見つかるんですよね。
ご飯はしっかり食べる
エネルギーが不足していると少々の作業ですぐにガス欠になるし、免疫力が低下し熱中症にもなりやすいです。
キャンプ中の食事も大事ですがキャンプに行く前の朝食が一番大事。詳しくはこちらの記事がわかりやすかったです。
アルコールより水
夏場はビールが美味しい時期!設営で疲れた身体にビールをプシュッと開けて一気に喉に流し込むとそれだけでキャンプに来て良かったと思います。熱中症は水分摂ればいいんでしょ?ビールはいっぱいあるから大丈夫!
というのは間違った考え。アルコールや緑茶は利尿作用があるので飲んだ分出てしまうので熱中症対策としては全然ダメ。水や麦茶、オーエスワンが有名な経口補水液がおすすめです。
塩飴準備
熱中症対策で大事なのは「水分」と「塩分」。汗をかくと体内の水分だけでなく塩分やミネラルも出てしまうので、塩分も補給しましょう。
水分だけを摂取すると血液中の塩分濃度が低くなり逆に熱中症になる可能性が高くなります。塩飴であればいつでも摂取できるし1袋に何個もあるのでおすすめです。
定期的に連絡する
ソロキャンする際は自宅にいる家族や友人に定期的に連絡して自分の状況を伝えておいた方が良いでしょう。熱中症などの問題だけでなく身に危険が迫った時も対応できます。
最近女性ソロキャンパーを狙った事件をよく見かけるので、女性は本当に気をつけてください。
最後に・・・
ソロキャンプは全部一人なので気は楽ですが何かあった時は心細い。
やはりふたりソロキャンプが最高だと思います。場所がゆとりをもって取れるし、各々で楽しめるし、異常にも気づきやすい、問題はその一緒にソロキャンプする方と自分の性格の相性くらいでしょうか。
熱中症対策をしっかり行い暑すぎる夏キャンプを思いっきり楽しみましょう。
それでは今回はここまで。
皆さんも良いキャンプライフを!
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