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コスパ最高ステンレスケトルを煤だらけにしてみた【Fire-Maple/ケトル】

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お湯を沸かす時に欠かせないキャンプ道具が『ケトル』。沸かすだけでなく水を入れておくジャグとして、ストーブの上で焚き続けて加湿器としても使えます。

そんなケトルをガンガン焚火で使いたい願望が出てきたので、今回Fire-Mapleのステンレスケトルを購入しました。

綺麗な状態を思いっきり汚してやりたいと思います。

 

 

 

商品紹介

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今回購入したのはFire-Maple ANTARCTI ステンレスケトルです。

 

Fire-Mapleは2003年に中国初のアウトドアバーナーブランドとして創業し、欧州最大のアウトドアショーISPOで受賞する程の実力があるブランドです。

本体に専用の収納袋がついています。焚火でいじめ汚す予定なので袋があるのは助かります。

 

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本体はフルステンレスでとても綺麗で、シンプルな外見がオシャレです。これは汚しがいがある。

スペックは以下の通り

サイズ:Φ152 x 106mm

重量:295g

材質:フルステンレス(SUS304)

内容量:1L

小型ではありますが1Lも容量があるのでファミキャンでも使えそうです。ソロキャンでは余裕。

そこまで重くもなく、大きすぎる事もないのでパッキングで困りません。

 

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注ぎ口は少し下方に膨らんでおり注ぎやすいようになっています。蓋がないので舞った灰や虫など入りそう。

 

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ハンドルは火ばさみ等で掴んでも傾かないように頂点が尖っています。両サイドのフックに固定されるので真上にあっても動きません。

 

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ハンドルは完全に倒す事ができます。そこまで力をいれずにハンドルは動かす事ができ、適度な固さがあります。

 

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蓋は底が厚いタイプ。ハンドルが邪魔で少し取り出しにくいですが、おそらく注ぐ際に蓋が落ちないようにするストッパーとしての役割があるのだと思われます。

 

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フルステンレスなので内側もとても美しいです。

 

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おそらく一番汚れるであろう底面。この写真で見納めになるでしょう。

 

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側面にはFire-Mapleのロゴが印字されています。なぜか大文字。

正直外見は銅ケトルで有名なイーグルプロダクツのキャンプファイヤーケトルにとても似ています。

 

一番安い0.7Lより、Fire-Maple ステンレスケトルの方が安いです。

 

 

実際にキャンプで使ってみた!

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先日の『神石高原ティアガルテン』でのソロキャンプで使ってきました!

www.shirodango.com

やはりステンレスは写真映えします。アルミ製でもアウトドア感が出て良いですがチープさも同時に出るんですよね。

 

1日目(夕方)

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特に目的はありませんが火にかけていじめようと思います。

蒸し肉まんの時に使ったお湯を移し替えて焚火へ!

 

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満杯くらい入れるとさすがにずっしりきますが、それでも片手で持てる程度のコンパクトケトル最高です。

 

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夕方から夜までお湯は沸かしっぱなしでずっと放置しておきました。水蒸気で減った分は途中で継ぎ足してます。

 

1日目(夜)

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焚火台の上にあるだけでとても写真映えして良い!変形が怖いアルミとは違い、ステンレスは頑丈なので長時間熱源に置いても気になりません。

 

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少し寒くなったので薪ストーブへ移動。

薪ストーブを使うと乾燥しやすいのでお湯を沸かしたケトルの水蒸気で幕内の湿度を保ちます。空焚きはあまりよくないので減ってきたら水を足しましょう。

 

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沸いたお湯を湯たんぽに移します。冬場はお湯の出番が多いのでケトルを重宝します。

 

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最後までお湯を出そうとすると90°程傾かせる必要がありますが蓋は落ちません。

これは地味に嬉しい機能です。以前使っていたアルミ製は蓋が落ちるので抑える必要がありました。

 

2日目(朝)

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早朝からしっかりいじめています。焚火台に火を点けて、お湯を沸かすこの流れが案外好き。

 

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ハンドルの頂点の尖りにより火ばさみでとても掴みやすいです。いちいち耐熱グローブを着けて動かす手間が省けます。

 

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そもそも沸騰する程本体が熱くてもハンドルは素手で触れます。

 

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ステンレスはアルミや銅と比べて熱伝導率が低い為沸騰するのが遅いらしいですが、個人的には気になりませんでした。

むしろ速く感じるのは気のせいでしょうか?

 

キャンプ後

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最初の綺麗さはどこへやら・・・。1泊2日使っただけで煤だらけになりました。

汚れているのは主には側面と底面、あとはハンドルの一部くらいでした。蓋付近はそこまで煤汚れてません。

僕の本来の目的達成です。これからもいじめ続けます。

 

 

良い所、悪い所

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それではFire-Maple『ANTARCTI ステンレスケトル』の総評といきましょう!

 

良い所

・フルステンレス

・キャンパー目線の作り

・コスパ最高

・嫌な音が出ない

ステンレスゆえの光沢はとても綺麗で、煤汚れても味のある外見になります。まだわかりませんがステンレス製の頑丈さもこれから実感してく事でしょう。

ハンドル頂点の尖りや傾けても落ちない蓋などアウトドアブランドだからこその細かい作りがとても良い。

正直ケトルはお湯が沸かせる点は全て同じなので外見と値段で決める事がほとんどだと思います。このケトルは両方ともクリアしたキャンパーが好きそうな外見で安価というコスパの良さを発揮しています。

あと僕はアルミ製を擦った時のジャリジャリ音が苦手で鳴る度に背筋がゾクゾクするのですが、ステンレス製は全くありません。これ個人的にとても大事。

 

悪い所

・特になし

元々ケトルに高望みしていないし、先ほども説明した通り外見と価格で選んだ為気になる点は全くありません。

自分が好きな外見で、普通に使えて、壊れそうもない、これだけで十分。

 

 

最後に・・・

久々に「悪い所」が無い、という商品を手に入れました。最近ちょっと不満がある道具が連続だったので本当に良かったです。

「良い所」の最後に書いたアルミ製のジャリジャリ音に関しては僕以外にも苦手な方がいると思います。あれのせいでモンベルのクッカーを積極的に使えないんですよね。

あと陶器の擦れる音とか、そば殻の枕に頭を擦りつけた時の音とか今書いていても背筋がゾクゾクします・・・。

今回ステンレス製を選んだのも、深層心理でアルミ製を避けていたかもしれませんね。

 

それでは今回はここまで!

皆さんも良いキャンプライフを!!

 

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