普段仕事でお世話になっている家具屋さんからキャンプ用の焚きつけを頂きました。
だが、この薪その辺に売っている物とは違う!
ちょっとおもしろい工夫がしてある焚きつけをご紹介します。
道具作成までの経緯
最初は僕の趣味がキャンプという事を伝えた所から始まりました。
お話相手は1968年に創業して今年(R3現在)で53年にもなるオーダー家具会社の代表取締役。
家具はテレビラックやベッド、化粧台、カップボードなど大きい物から形状の変わった物まで何でも作られています。
ありがたい事に僕はそんな方と最近仕事でお話する機会が増えました。
キャンプの話で盛り上がっている時にふと「最近キャンプ道具を自作するのが流行っているんですよ」と僕が一言。
するとその方が「素材も機械もあるしうちでもやってみようかな」とポツリと呟かれました。
昨今色々なガレージブランドや有名メーカーがおもしろいギアを作っている中で僕の身近な方が同じような事をされるのは絶対におもしろい。
光の速度で「お手伝いしますよ!」と返答していました、やはりこれもキャンプ沼に頭まで浸かっている物の運命ですね・・・。
それから最近流行っているキャンプ道具をお教えしたり実際に見てもらったりして何となく理解してもらいました。
あとはご自分で考えてキャンプ道具を作ってみるとの事です!
お仕事の片手間で作られるのですぐには出来ないと思いますがこれは楽しみ。
オーダー家具会社の職人さんが作られるキャンプ道具・・・想像できないですね。
今回頂いた焚きつけ
キャンプ道具のお話をして「端材があれば焚火で使うので欲しいです」とお願いしたら4袋も頂きました!ありがとうございます。
頂く時に「ちょっと工夫しておいたから楽しみにしててね」と言われたのがとても気になる。その工夫とは・・・。
家に帰って開けてみると普通の端材以外に3種類の焚きつけが入っていました。
- 大きく切り込みが入っている焚きつけ
- 小さい焚きつけ
- 薄くスライスされた焚きつけ
確かに工夫がされている!
「実際に使ってみて感想聞かせてね」とお願いされていたので、これはキャンプで使ってみるしかない!
キャンプで使ってみた!
先日の『神石高原ティアガルテン』でのソロキャンプの時に使ってきました。
この日は他にも前回残った薪もあったので昼から焚火祭り。
おかげで頂いた焚きつけは存分に使用できました。
一応袋を丸々1個持って行きました。檜(ヒノキ)なので見た目の割には重くはないです。
これがあと3袋もあるので当分焚きつけには困りませんね。
いくらかは友人達にも使ってもらって感想を聞きたい。
家でも確認したこの3種類。使い方や職人さんの考えられたポイントは貰った後日に聞いて頭に入っております。
一つずつ使ってみましょう!
小さい焚きつけ
こちらはそのままでも十分使えますが、少し捻れば楽に割れます。
さらに細かい焚きつけが作れるので、元の大きさの物と合わせれば焚火が簡単に大きくなります。
適度に薄いので刃物を使えばフェザースティックが作れます。
これは職人さんがヒロシさんのキャンプ動画を見て閃いたらしい。
大きい焚きつけ
こちらの焚きつけは幅が広いのでそのまま焚火に突っ込んで薪として使用する事もできます。
でもいきなりこの大きさを焚火に入れても中々燃えてはくれません。
そこで・・・
割る事ができます。
切り込みの端を持って外側に力を入れれば簡単に丁度良いサイズになります。全然力はいらないので女性でも割れます。
気持ち的には『割りばし』のような感じ。
元の4本の状態から3本、2本などその時の焚火の状態に合わして大きさを変える事ができます。
これはおもしろい。ありそうでない気がします。
薄い焚きつけ
薄くスライスした焚きつけは火をつければすぐに燃えます。
着火剤としては最高。個人的には一番良い!
一番良い所は網の下に落ちない事。
よく網の隙間に着火剤が落ちてしまう事があるのですがこれは落ちない。
薄くスライスしている割にすぐに裂けたりすることがないし自由に形を変える事ができます。
3つまとめて使ってみる
大、中、小とサイズに分ける事のがとても楽。
あと形状がほぼ長方形の物ばかりなので斧でも割りやすいです。少し刃を入れて叩くだけでスコーンっと割れる。
小さい焚きつけと薄い焚きつけを合わせれば焚火の準備が完了します。
いつもはバーナーで炙ったり、固形着火剤を使っている僕でもマッチだけで焚火ができました。
火が大きくなれば、大きい焚きつけを投入していけば火を維持できます。
すごく簡単にスピーディーに着火して焚火を満喫できました。
地味に良いのが焚火をしている間、檜の良い匂いがずっとしています。
最後に・・・
悪い所を挙げるとするならば、大きい焚きつけが燃えにくい事。
表面を綺麗にする処理をされている為か同じ大きさの薪と比べて燃えにくい気がしました。大きい焚火になればすぐに燃えるので安心。
それ以外は特に困った点や悪い所は無かったです。まぁ焚きつけなので燃えればOK。
大きい焚きつけの切れ込みには驚きました。単純な事ですが切り込みを入れる機械と知識、素材があればこそですね。
これからもオーダー家具屋さんにはお世話になりそうです。
それでは今回はここまで!
皆さんも良いキャンプライフを!!
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