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キャンプ廃人まっしぐら

【冬キャンプの過ごし方】引き籠りキャンプ VS 外で焚火キャンプ徹底考察!

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顔が痛い程寒くなる時期のキャンプスタイルは皆様どうしていますか?

僕は大半テント内に引き籠りキャンプしていますが、以前はテント外で焚火をして過ごしていました。

さすがにテント外は寒すぎて僕には耐えられませんでした。

そんな寒い時期のキャンプスタイルについて考察してみました。

 

 

 

なんで冬にもキャンプするの?

寒くなってくるとよく職場で聞かれる質問No.1。

考えが逆です。『冬だからキャンプする』のです。

 

冬キャンプをする大まかな理由は以下の通り。

  1. 人が少ない
  2. 虫がいない
  3. 薪ストーブが使える

人が少ないのが一番嬉しいですね。前回11月後半にキャンプした時は広いキャンプ場に僕ら含めて4組しかいませんでした。

そこまで少ないとお隣さんを気にする事なく広々使えますし景色が良い所も取り放題です。

蚊取り線香などわざわざ対策する必要のある虫もおらず、雰囲気最高の薪ストーブも使えます。

ただ寒いというデメリットさえ目を伏せれば良いことずくしです。

詳しくはこちらでまとめていますので冬キャンプに興味のある方はどうぞ!

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各キャンプスタイルの特徴

これから考察する「テント内引き籠りキャンプ」と「テント外焚火キャンプ」のスタイルをまず考えてみましょう。

TwitterやInstagramを参考に大体のスタイルの特徴を挙げてみました。

 

引き籠りキャンプ

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・大きめテント(スカート付き、コットン系)

・薪ストーブか石油ストーブを設置

・テント内で映画鑑賞など

テントはノルディスクなどのコットン系が多い印象です。コットンは火に強いのでテント内で火器を使いやすいかったり、熱を逃がしにくい為よく使われています。

ポリエステル素材でもランドロックやタケノコテントなど大きめのテントが多い。ほぼテント内で籠るので室内空間が広いほうがのびのび出来るからだと思われます。

 

そんなコットン、ポリエステルテントの両者で見られるのがスカートがついている事。

スカートは外からの冷気を遮断し内部の熱が抜けないようにしてくれます。

 

暖房器具としては薪ストーブや石油ストーブを焚いている方が大半。

ストーブで発生した熱を逃がさずに外気からの冷気を出来る限り遮断するテント選びが必要になりますね。

テント内では自宅でするような映画鑑賞、読書をしたり薪ストーブを眺めたりしている方が多いようです。

 

外で焚火キャンプ

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・小さめテント(タープ付き)

・焚火台や薪ストーブが近い

・ひたすら焚火と料理

テントはパップテントやワンポールテントが多い。

前方へタープ状に伸ばすタイプが多く、その下で焚火をしています。

火や寒さに強いポリコットン系で比較的小さいサイズのテントをよく使用しています。

その為テントは寝るだけという使用。

 

焚火台を使われる方が大半で目の前で焚火をし暖をとっています。

大きさもコンパクトな物でロースタイルが基本。

時間の過ごし方としては唯一の暖である焚火を絶やさない様に焚き続け、その火を見て楽しむといったスタイルが多いです。

 

というように引き籠りキャンプと比べると焚火キャンプは上級者向けといった感じ。

実際に調べてみると焚火キャンプは少数派の印象です。

次は僕自身が冬に両方のキャンプスタイルをやってみて思ったメリット、デメリットを挙げていきます。

 

 

引き籠りキャンプのメリット、デメリット

最近の僕のキャンプスタイルは大半これです。

冬に限らずオールシーズン引きこもりがち・・・。

メリット

・就寝時以外は寒くない

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テント内で薪ストーブを焚いたりすると全然寒くありません。

むしろ暑いくらいでアウターを脱いで長袖シャツで過ごす事ができます。

外で雨が降ろうが、雪が降ろうがテント内だけは寒くないです。

「就寝時以外」としたのは寝るときは一酸化炭素中毒にならないように火器は全て消すからです。

そうなるといくら寒さに強いコットンテントでもすごく寒くなります。

それでも一酸化炭素で死亡する可能性が上がるよりかマシと思っています。

冬キャンプでの事故で多いのがテント内の火器の使用と一酸化炭素中毒なので対策はしっかりしましょう。 

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・自分の好きな事ができる

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寒くないので手がかじかむ事も、震えて動けない事もないので何でもできます。

僕は映画鑑賞、読書、キャンプ道具の手入れ、ガンプラ作成、薪ストーブを眺めるなど色々やっています。

あとキンキンに冷えたビールを飲めるのが案外嬉しい事ですね。

外で寒い飲み物は余計冷えるので飲みたくない・・・。 

 

 

デメリット

・荷物が増える

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いつもの道具達にプラスして薪ストーブや石油ストーブを持って行くので車の中がギチギチ。

特に薪ストーブは本体と煙突もあるので一番邪魔。コンパクトな薪ストーブもありますが値段が高い!

テントも大きいので場所を取るし、寒さ対策の道具も持って行くので夏キャンプと比べると本当に荷物が多いです。

 

・準備&片付けに時間がかかる

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荷物が多いという事は準備や片付けが大変という事。

テントを寒い中張って、薪ストーブを丁度良い所に設置する時間が長い。

一度火をつけると薪ストーブは場所を動かすのは難しいので慎重になります。

これは僕の無駄に多く道具を持って行く癖も原因の一つです。

 

・キャンプらしくない

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テント内でする事は家でする事とほぼ変わらないので慣れてくると「別にキャンプでなくても家でいいな」と思う時があります。

アウトドアなのにインドアなので不思議な感覚に陥ります。

そんなキャンプらしさを保ってくれる道具が薪ストーブとランタン達だと思っています。

 

・暖房器具を消すと倍寒い

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当たり前ですが大事なこと。メリットでも書きましたが、暖房器具を消すと本当に寒いです。

しかもテント自体が大きいので狭いテントと比べて冷気がいたるところに溜まってしまいます。

現在のサーカスコットンで寝るより昔持っていたパップフーテントで寝た方が圧倒的に暖かかったです。

 

 

外で焚火キャンプのメリット、デメリット

キャンプをし始めた頃は焚火しか暖を取る方法がありませんでした。

今となっては無謀なキャンプも多々しました・・・。

メリット

・キャンプ感満載

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「あ~、キャンプしてるわ」と深く思えるのが一番のメリット。

震えるほど寒い中焚火で暖まりながらキャンプ飯を食べる、これほどキャンプを楽しんでいる状況はないですね。サバイバル感も出てとても楽しいです。

焚き火以外にも星空を眺めたり、月に照らされる湖を見たりと自然を強く感じれるのも良い点です。

 

・道具が少なくて済む

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最低必要なものはテントとチェア、焚火台、食料、薪でOK。

僕の場合、現在の道具の半分程度しか持っていきませんでした。

寒くてすることが少ないので無駄な物はどんどん省けました。あとテント自体小さかったので持って行っても道具が入らなかったということもあります。

人によってはバックパックに入る道具のみでキャンプする方もおられるみたいです。

自然を感じながら最低限の道具で寒さをしのぐ、それこそが本当のキャンプなのかもしれませんね。

 

デメリット

・ひたすら寒い

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平地の寒いではなく、山間部にあるキャンプ場の寒いはとても辛いです。

さらに風なんて吹いていれば寒いより凍えます。

一度大山の麓で友達とキャンプした時は寒すぎて焚火の周囲を走り回っていました。

寒いといくら重ね着していてもどこからか貫通してくるのでどうしようもない。

温かい食べ物が身にしみます・・・。

 

・好きな事ができない

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寒いので唯一の暖である焚火などから離れられません。

ガスストーブを足元に置いたりした時もありましたが気休め程度で風が吹くと消えてしまいます。

そうなると籠っている時に出来ていた映画鑑賞や読書などのインドア系の趣味はしにくいです。

出来たとしても寒さに耐えながらなので頭に入ってきません。

ひたすら薪をくべて焚火を眺める作業が続きますが、それはそれで楽しい。

 

・疲労が残りやすい

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先ほどの寒さに続くのですが、体温が下がると身体は筋肉を震わせて熱を産生します。

そうなると筋肉痛になりやすく、思っているよりエネルギーを消耗します。

結果疲労が中々取れません。

籠りキャンプと外で焚火キャンプだと籠っている方が翌朝から会社に行く明後日まで疲れが残りにくいです。

 

 

最後に・・・

途中でも書きましたが冬キャンプでテント外焚火で過ごす方は上級者か無謀だと思います。

平地で気温がまだ高いならいいですが、氷点下回るような山間部で外でキャンプするのは本当に凍りつきます。

でも雪が降りしきる中、焚火やブッシュクラフトで過ごす姿はかっこいい・・・。

いつかそんな風に軍幕&ヴィンテージギアでキャンプしてみたいですが、さすがに冬は無理かな。

僕は当分引き籠りキャンプが丁度良さそうです。

 

今回はここまで!

皆さんも良いキャンプライフを!!

 

 

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