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キャンプ廃人まっしぐら

2,000円と1万円のキャンプ用ナイフ比較してみる!8,000円の差は本当にあるのか?

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先日ご紹介した退職祝いで頂いたモーラナイフのガーバーグ。1万円というややお高めな価格のようですが確かに使いやすし見た目もかっこよくて気に入っています。

ですが今まで使っていたBushCraft.incのモダンスカンジアロカスも使いやすくて僕の使う範囲では十分な性能でした。

という事で今回はその2つのナイフを比較してみようと思います。8,000円の差がどれくらい大きいか考えてみました!

 

ガーバーグ紹介

比較前に簡単に両方のナイフをご紹介。まずはガーバーグから。

基本スペックは以下の通り・・・

ブレード素材:ステンレススチール

ハンドル素材:ポリアミド

刃体の長さ:約10.9cm

全長:約22.9cm

刃厚:約3.2mm

重量:約170g(ナイフのみの重量)

付属品:プラスチックシース、ベルトループ

価格:10,450円(AmazonR5.7月現在)

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フルタング、刃厚3.2mmとゴリゴリにバトニングできる仕様のナイフ。僕が頂いたのはガーバーグの「スタンダード」というモデルで他に付属品の違うマルチマウントサバイバルキットがあります。またカーボン素材のガーバーグもあるので切れ味を求めるなら+2,000円くらいで買えます。

使ってみた感想は抜群の安定感で欠点らしい欠点がないです。見た目もシンプルでかっこよくて大変満足しております。

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モダンスカンジ・アロカス紹介

次はガーバーグを頂くまで使ってたBushCraft.incのモダンスカンジ・アロカス。

基本スペックは以下の通り・・・

全長:約225mm

刃渡り:約103mm

刃幅:約24mm

刃厚:約2.2mm

タング:ナロータング

鋼材:ステンレススチール(5cr15MoV)

硬度:55‐57HRc

ナイフ重量:約96g

価格:1,800円(AmazonR5.7月現在)

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かれこれ1年半以上使っているナイフで主には焚きつけ作り、食材切る用です。それまで激安フォールディングナイフを使っていたのでこのナイフを初めて使った時は切れ味良すぎてびっくりしました。

グリップはラバー素材のハニカム構造で手にフィットして作業しやすいです。約2,000円でこれだけ使えたら元取れてる。

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比較(見た目)

さぁここから本題の比較をしていきます。個人的な感想なので参考程度に見ていってください。

見た目はガーバーグの方が好き。フルタングでややエッジの角度が急でゴツいのがたまらなくかっこいいです。

 

ちょうど1mmの刃厚の差は見た目に大きく影響します。明らかにガーバーグの方が太いですよね。

 

ナロータングのモダンスカンジとは違い、ガーバーグはフルタングなのでハンドルの端から金属が見えます。

樹脂で固めてるナロータングが悪いという訳ではありませんがフルタングの方がガンガン使うキャンプでは安心します。

 

比較(グリップ)

次はグリップ部分について比較。

ガーバーグはポリアミド(ナイロン)で作られています。ポリアミドは車のアクセルペダルや身近な物だと歯ブラシなどに使われており耐衝撃、耐熱性に優れた強靭な素材です。

握った感じは「ゴツいプラスチック」。所々にデザインを兼ねた線が彫られており、これのおかげで滑りにくいです。

 

モダンスカンジの方はラバー製のグリップ。ラバーといえば卓球のラケットに使われている素材ですね。しかもハニカム構造というハチの巣のような正六角形が採用されており握りやすさと強度を高めています。

手にめちゃくちゃフィットしますがラバーに汚れが付着しやすく1年間の使用で黒くなってきました。

 

握りやすさだけ見ればモダンスカンジの方が圧倒的に良い。使っていて全然滑らないんですよね。

でも長い目で見るとポリアミドの方が破損する心配が少なそう。あと汚れも付きにくいしね。

 

比較(鞘)

ナイフが収まるシース(鞘)ですが形状は全然違う。

ガーバーグの方はモデルにもよりますが「スタンダード」は専用のベルトループが付いており、モダンスカンジは好きな角度に固定できるクリップが付いています。

その為モダンスカンジの方がやや分厚い。

 

安全面で言うとぴったりハマるガーバーグの方が良いです。モダンスカンジの方はラバー製のグリップで止めてるという感じで強く振ると普通に外れます。見てわかる通り隙間が多いですよね。

 

個人的に見た目もガーバーグの方が良い。まるで刀のように綺麗に収まっている姿がかっこよすぎです。収納した時に邪魔にならないのも良いポイント。

 

比較(バトニング)

それでは実際に使ってみた使用感を比較していきます。率直に言ってバトニングはガーバーグの方がおすすめ。

上から打ち付けるとどんどん刃がめり込んでちょっと太めの薪でも割れるし、何より安定してます。やはり刃厚の太さが大きいと思う。

 

モダンスカンジでも割れない訳ではないですが、刃がバトニング用の薪に負けそうな感触がして怖いです。

焚き付けくらいの細い薪を割るんならこれで十分。

 

比較(焚きつけ作り)

最後にフェザースティックなど削る作業についての比較。

ガーバーグは削れますが太い為か最初の刃がちょっと入りにくい印象でした。あとモダンスカンジと比べて重いので手が疲れます。

 

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その点モダンスカンジは刃が入りやすいです。まぁ慣れかもしれませんが食材を切る時もガーバーグよりモダンスカンジの方が切りやすいので刃厚と刃の形状が違うからでしょう。

 

まとめ

前のガーバーグの紹介記事にも書いた気がしますが「2,000円のモダンスカンジアロカスでも十分使える」というのがひとまずの感想。

そこから+8,000円するガーバーグとの違いは「バトニングのしやすさ」と「長く使い続けられる安心感」。ネットで探せばさらに安くフルタングで同じ刃の形状のナイフが売られていますが、モーラナイフという安心感はモーラナイフでしか手に入りません。

パチモンヘリノックスではなく本物のヘリノックスを買うのと同じ感じだと思います。

 

最後に・・・

ナイフに詳しい方ならもっと専門的な感想が出てくると思うのですが、素人には上記の感想で精一杯。

これからはガーバーグをメインで使って、モダンスカンジアロカスは食材切る包丁代わりに使おうと思います。このまま倉庫番になるのはもったいないですからね。

 

それでは今回はここまで!

皆さんも良いキャンプライフを!!

 

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