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値上げしたsnow peakのチタン製クッカーが使いやすい!【チタントレック900レビュー】

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1/11にsnow peak商品が多数値上がりましたね。最大62%の値上げは衝撃でした。

僕はそこまでsnow peak製品を集めている訳ではないですが3つ程持っています。その中で買ったはいい物の全く紹介してなかった「チタントレック900」を今回ご紹介します。

意外と出番が多かったのに何故か紹介してなかった不遇の子です。

 

商品紹介

こちらが今回ご紹介するチタントレック900です。

 

簡単なスペックは以下の通り・・・

サイズ:ポット/φ120×107mm、フタ/φ128×39mm

収納サイズ:φ130×140mm

容量:ポット/900ml、フタ/250ml

材質:チタニウム

重量:175g 

https://amzn.to/3ICbMO4

チタン製のクッカーと小型フライパンのセットで、これは900mlですが少し大きい1400mlもあります。

ちなみに価格は4,950円から5,940円に値上がりしてます。僕は2022年の6月頃に購入したのでまだ安い方の価格でした。

こういう紹介記事は普通値上がりする前に投稿するのに何で忘れてたんだろう。

 

こちらが本体。チタン製ってステンレスと違ってちょっとザラザラした質感がありますよね。

 

蓋紹介

まずは蓋から見ていきましょう。ハンドルを蓋の底に沿って折り畳めることが出来ます。

そのハンドルの両面に「snow peak」のロゴが刻印されています。こういう控えめな主張が個人的にsnow peak製品の良い所。

 

ハンドルは最大まで開く事で固定できます。途中で止めて使用する事はできません。

固定を外す時は少し外側に開く事で折り畳めます。

 

写真では見にくいですが、薄っすらsnow peakのロゴと「titanium」「JAPAN」が下に刻印されています。

肉眼でもぱっと見わからないくらい薄いです。オシャレすぎる。

 

クッカー紹介

次はクッカーを紹介していきましょう。

オールチタンなのでハンドルから固定具まで全部チタン。固定具のド真ん中とハンドルにsnow peakのロゴが刻印されています。

シンプルなクッカーでもこのハンドル周辺だけでsnow peakらしさが溢れてる。

 

ハンドルは自由に動くのですぐに持って使う事ができます。最大まで開くと軽く固定されるのでバタバタ暴れる事はありません。

 

クッカー内にはoz(オンス)表記とml表記で容量が印字されています。袋麺は大体500mlが多いので0.5表記が欲しかった。

 

底には先ほど蓋にもあった「titanium」と刻印されています。使う前は「炭火に突っ込むから絶対見えなくなるな」と思っていましたが、まだ見えてます。

 

ちなみにOD缶がすっぽりはまる大きさになっています。蓋も合わせれば何とかアミカスくらいなら入るかも。

 

収納袋

チタントレックには専用の収納袋がついています。広さはぴったりですが高さは余裕があるので蓋がパカパカ浮きます。

 

実際にキャンプで使ってみた!

キャンプではかれこれ6回持って行って使用しています。

持ち運ぶ時は蓋が袋内で動いてしまうのでガチャガチャうるさいですがコンパクトなのでザックに括りつけたり、隙間に入れたりと持って行きやすい。

 

僕のキャンプでは主に揚げ物要員として使用しています。揚げ物だけで3回くらい使っています。

 

チタン製は熱伝導率が低いので揚げ物がちゃんと出来るか不安でしたが、冷凍ポテト、からコロッケ、唐揚げまで作れています。

キャンプで揚げ物はビールと最高に合うので本当におすすめ。

www.shirodango.com

 

他には少々失敗しましたがクリームパスタやラーメンなどの麺類でも使いました。袋麺はそのまま入れるとぴったりハマってしまうので半分に割った方が良いかも。

 

あとは缶詰の湯煎に使ったりクッカーは何かと出番が多いです。僕は毎回手入れの必要な鉄製の調理器具が多いので洗剤で洗うだけで済むチタントレックは重宝してます。

 

蓋は本当に使う機会がなくて餃子のタレ入れに使ったり、おつまみ入れに使うくらいでした。フライパンとしても使えるみたいだけど小さすぎるかな。

 

6回使用後

チタンといえば高温下に置く事で変色する「青焼け」が楽しみの一つ。でも僕は6回使う事で変色したのはハンドルの一部と底がちょっとだけ。

 

大半はこんな感じに煤で真っ黒になってます。この煤を取ったら意外に青焼けしてるかもしれませんね。

蓋は少し汚れたくらいでほとんど変わってません。

 

良い所

それではsnow peakのチタントレック900の総評といきましょう!まずは良い所からご紹介します。

 

頑丈で熱に強い

鉄が1500℃ほどで溶けるのに対してチタンは1660℃まで耐えれる程耐熱性が高いです。アルミは660℃で溶けてしまいます。

それほど耐熱性がある上に一般的な素材より錆びにくく強度も高いです。その為ガンガン焚火にかけても、ガス火で長時間揚げ物作る時も安心して使えます。

 

ソロに丁度良い大きさ

サイズがソロキャンに丁度良い。これでラーメン作るのにハマっていて、実はキャンプより家で使う事の方が多いです。

何となくラーメン食べたい時にチタントレックとレギュレーターストーブを引っ張り出してパパっと作って食べてます。

他にモンベルクッカーも持っていますがこっちの方ばかり使ってしまいます。

 

底が深い

個人的に煮る、茹でる、揚げる調理は縦長なのでとてもやりやすいです。揚げ物を作った時に油跳ねが少ないのが大変助かる。

収納する時も邪魔にならないし、よくある鍋型より縦長の方が使いやすい。

 

青焼けが綺麗

僕のチタントレックはハンドルの一部だけですが、これだけで自分だけの特別感が出て気に入っています。

ただ高火力に当てるだけで綺麗に発色してくれるので尚更使いたくなります。

 

悪い所

それでは次に個人的に気になった所や使いにくい所をご紹介します。

 

熱伝導率が低い

チタンは他の素材に比べて熱伝導率が低いので調理に時間がかかります。

使う前は「遅いっていっても少しだけでしょ?」と思ってましたが全然違う。湯沸かしするだけでも他のアルミやステンレスと比べると明らかに遅いです。

 

焦げ付きやすい

熱伝導率が低い為、バーナーなどの熱源部分に熱が集中しやすく食材が焦げやすいです。その為フライパンのような焼く、炒めるといった使用はあまりおすすめしません。

僕は一度焦げ付かせてしまってから煮る、揚げ、湯沸かしくらいにしか使わないようにしてます。

 

価格が高い

チタン自体他の素材と比べてコストが高く、加工も難しいらしいので商品の価格が高くなりやすいです。

確かに同じsnow peakのステンレス製トレックとは約2,000円程価格が違いますし、Amazonで探せば1,000円台で4個セットのクッカーなど安価な物はゴロゴロあります。

 

最後に・・・

僕がメインで使っている調理道具は鉄かチタン。あえて手入れが必要だったり面倒な素材に偏ってます。

何度もフッ素加工のフライパンやホットサンドメーカーを買おうかと思いましたが今の道具に愛着が湧いてるんですよね。

調理するだけでなく「育てる」道具がやっぱり楽しい!

 

それでは今回はここまで!

皆さんも良いキャンプライフを!!

 

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