今大人気のLEDライトといえばゴールゼロ社の『ライトハウスマイクロ』。様々なメーカーやブランドからカスタムパーツや専用シェードが販売されていたり、品薄で価格が高騰しています。
そんな人気の道具は過去のヘリノックス同様、他社から似た道具が段々出てきます。今回はゴールゼロに似たLEDライト「SWAG GEAR LEDフラッシュライト」を購入したのでご紹介します。
商品紹介
今回購入したのは冒頭でも紹介した通りSWAG GEARのLEDフラッシュライトになります。
あと一緒に専用シェードも購入しました。
最初に価格をいうとシェードも含めて合計6,780円でした。ちなみにゴールゼロは現在(R4.11月)品薄により単体6,580円で、SWAG GEARではセット販売しているキャップや三脚も含めると1万円を余裕で超えます。
定価では単体価格は近いですが結局付属品により大きく差が出ます。SWAG GEARのコスパ良すぎる。
本体紹介
それではLEDフラッシュライトからご紹介していきます。
基本スペックは以下の通り・・・
サイズ:Φ38×H98mm
重量:77g
バッテリー:NMCリチウム電池
容量:3.7V 2600mAh
輝度:14-250ルーメン
色温度:3000&4000K
点灯時間:最大約120時間
材質:PC&ABS
防水等級:IPX4
充電端子:USB Type-C
色:ブラック、シルバー、ピンク
本家ゴールゼロのライトハウスマイクロフラッシュとスペック上で比較するとサイズ、重量はスワッグギアが少し大きく、光量、使用時間、防塵防水はゴールゼロの方が優れています。
あと充電端子がゴールゼロはUSB Type-A端子ですが、スワッグギアはUSB Type-Cです。
開封すると本体以外に充電ケーブル、マグネット付きエンドキャップ、専用三脚が付属しています。
エンドキャップはゴールゼロにも使用可能との事。
外見
全長98mmしかないのでとても持ちやすいサイズ。このコンパクトさで長時間高い光量を維持できるとなると確かに人気出るのわかります。
色は3色ある中でブラックを選択しました。ゴールゼロではこんな風に黒くするのに専用カバーを買わないといけないらしい。本家は何かとお金がかかりますね。
真上に懐中電灯となるライト部分とスイッチ、吊り下げれるハンドルなど全てが固まっています。とてもシンプルなデザインです。
真下には充電用のUSB Type-C端子があり、ゴムカバーで塞ぐ事ができます。ゴールゼロのType-A端子は直接差し込むようで、個人的にはケーブルで充電するスワッグギアの方が使いやすいと思います。
充電
スマフォやタブレット、他のキャンプ道具でもUSB-C端子をよく使うので大変助かります。
充電中はライト付近のブルーライトが光って容量を確認できます。
ハンドル
ハンドルは自由な角度で止める事ができます。ブルーライト側に押し込めばカチッと固定できるようになっており、反対側には固定できません。
スイッチ
スイッチを押せばフラッシュライト→ランタン(強)→ランタン(弱)の順番で点灯します。
また点灯中にスイッチ長押しで光量を調節できます。
点灯後数秒間で電池残量が確認できます。4つ点灯していたらフル充電状態。
三脚
ここから付属品の紹介。まずは三脚から。
頂点に固定用のネジが出ています。プラスチック製で正直安っぽい感じ。
完全に開く事も微妙に開く事もできて三脚としては問題なし。本体がとても軽いので持ち運びもとても楽。
マグネット付きキャップ
キャップは本体の底に取り付けるのですが結構固いのでゴリゴリ押し込みながらはめます。
これをつけたままだと充電できないので注意。
装着後の外見は少しふっくらしますが使用時は邪魔にはなりません。
先ほどの三脚をつける時はこのキャップが必須です。他にもサイズの合うシューがあれば一般的なカメラの三脚にも取り付けられます。
底がマグネットになっているので固定可能。これがとても便利。
専用シェード
次は専用シェードを紹介。この商品は別売りです。
基本スペックは以下の通り・・・
サイズ:シェード部分Φ15cm×2cm(穴口径約35mm)
重量:35g
材質:ABS樹脂
何層も円盤が重なったようなデザインで一カ所ロゴマークが入ってます。
公式で「同式ライト着用可能」と記載があるのでゴールゼロでも使えるのかもしれません。
表は艶のある黒色でしたが裏面は光がより反射するように白色になっています。
取り付ける際はハンドルを上げる必要があります。シェードがあると一気にランタンらしくなってかっこいいですね。
上はぴったりはまるようになっていますが固定してある訳ではないので逆さにすると外れます。
本体、キャップ、三脚、シェード全部片手で持てるサイズでとても良い。キャンプ場に持って行く時は邪魔になりませんね。
明るさチェック
キャンプで使う前にどれくらい明るいのか確認しておきましょう。
まずはフラッシュライトから見ていきます。フラッシュライトはスイッチ長押しでのみ明るさが調節できます。
一番小さくすると・・・
遠くは心もとないけど手元を照らすくらいなら十分な光量。
一番大きくすると・・・
眩しいくらい明るいです。これだけ明るければ夜間にトイレや炊事場に行く時に使えますね。
シェード装着
次にランタンモードでシェードあるなしではどれくらい明るさが違うのか見てみましょう。
ランタンモードは電灯を全て点灯する「強」と一部だけ点灯させる「弱」があり、さらにフラッシュライトと同じように長押しで明るさ調節ができます。
まずは三脚だけの状態。全方位に照らしてくれるのでとても明るいです。
インナーテント内は吊るさずにこれで良いかも。
次はシェード装着状態。上方への光は遮断されて横から下方向にかけて光がまとまってます。
次は少し高い所から照らしてみます。
まずは何もなし状態。今は室内なので結構明るいですが上に反射できるタープ等がないとこんなに明るくないと思います。
シェードを付けると写真ではわかりにくいですが下方向へ光量がまとまってとても明るいです。
屋外で使う時はシェードがあった方が良いでしょう。今回のシンプルなシェード以外にシャンデリア風のシェードもあります。
あとゴールゼロ用のシェードも合う物があるかもしれませんね。
実際にキャンプで使ってみた!
夜の時間が長い秋キャンプで使ってきました。
持って行く時はオレゴニアンキャンパーのセミハードギアに入れていきました。今回紹介した物全てコンパクトなので収納場所に困らないです。
使用する時はスワッグギア代表が別に展開しているブランド「YaeiWorkers (ヤエイワーカーズ) 」の2WAYランタンスタンドに掛けて使いました。
テーブルに固定できるランタンスタンドなのでとても使いやすいです。同梱のペグを使えば地面にも固定できます。
日中は出番がありませんがオシャレなので飾るだけでもテンション上がりますね。
日が暮れて夜がやってきました。いつもはガソリンランタンやオイルランタンを使うのでボタン一つで点灯するLEDランタンは楽ですね。
明るさは十分すぎます。焚火や奥のオイルランタンの光量もありますが、大半はLEDフラッシュライトの明るさです。
夜にもキャンプ写真や動画を撮る僕からするとこれだけ明るいと本当に助かります。
毎回夜は絞りを最大開放しないといけなかったのでボケが強くなったり、変な所にピントが合ったりしてました。
一つ気になったのはヤエイワーカーズのランタンスタンドのような近くのポールと間隔が空いたスタンドでなければシェードが当たって外れそうになります。
一度タープポールに掛けようとしましたがシェードが邪魔になって断念しました。
6時くらいから点灯させて11時くらいまで連続5時間消える事はありませんでした。一番大きい光量にしていてこれだけ持てば十分ですね。
コンパクトなので持ち運びしやすく本当に使いやすい。テント内でも使いましたが物凄く明るいです。
ちょっと明るすぎて光量を落としたくらい。
良い所、悪い所
それではSWAG GEARのLEDフラッシュライトの総評といきましょう!
良い所
・コンパクト
・十分な光量と点灯時間
・コスパ良すぎ
ポケットに入る程のコンパクトさで幕内全体を照らす光量と一晩使える使用時間は良すぎます。最初にこのようなデザインと性能のLEDライトを作った本家ゴールゼロが本当に凄いと思います。
そんな本家が高騰している中、さらにキャップと三脚をつけて5千円以下の価格はコスパ良すぎてよく分からないレベル。
悪い所
・ゴールゼロじゃない
外見や性能面でのデメリットは全くないですが、どうしても本家ゴールゼロが頭をよぎります。
あとゴールゼロの方が圧倒的にカスタムパーツが多いので買ってから長く楽しみたい方は本家が良いと思います。スワッグギアは若干サイズが違うのでゴールゼロ用のカスタムパーツが合わない可能性があります。
ただコンパクトなLEDランタンが欲しいだけの方ならスワッグギアは絶対買いだと思います。超おすすめ。
最後に・・・
ゴールゼロって本当に凄いですね。この記事を書いてる11月時点でAmazonや楽天で+2,000円値上がってます。円安も関係しているのかな。
今回正直スワッグギアは買う予定なくて何となく買ったのですが、想像以上に良くてこれから1軍確定。何でもコンパクトな道具って外れがありません。
それでは今回はここまで!
皆さんも良いキャンプライフを!!
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