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あなたのキャンプに合うのは斧 or 鉈?各メリット、デメリット紹介!!

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キャンプで使う刃物で人気の斧と鉈。

一番使う事として薪割り、細かい作業としてフェザースティック作りやブッシュクラフト、森を歩く際の枝払いとしても使えます。

そんなキャンプで使う斧と鉈の違い、各良い所&悪い所をまとめました。

 

 

 

斧の良い所、悪い所

斧と言われてると柄が長く丸太を切り倒すような物を想像してしまいますが、キャンプ用の斧は違います。

長さは約35㎝~50㎝程度と扱いやすい物が多く、柄はグリップの良い樹脂製の物よりキャンプ映えする木製の物が人気です。

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良い所

・薪割りがしやすい

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斧という物自体薪や木を割るという事に特化しています。その為鉈と比べて薪割りが容易です。硬い広葉樹の薪などでも簡単に割れます。

少ない力で割れるので子供や女性でも薪割りができます。

 

・映える外見

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斧があるだけでキャンプ感が増します。

最近の斧はとてもオシャレな物が多く、選ぶのも大変。

柄が彎曲していたり、濃く塗装されていたり、刃に刻印されていたりと斧というシンプルな道具でも種類は豊富です。

 

・北欧の有名メーカーが多い

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斧の本場はスウェーデンやフィンランド、ノルウェーなどの北欧です。ハスクバーナ、ハルタホース、グレンスフォシュ・ブルーク、モーラなど聞いた事あるメーカーもあるのではないでしょうか?

歴史がとても古く100年以上も前から創業しているメーカーが大半なので安心して購入する事ができます。

中には王室認定のメーカーがあったり「斧」という道具がいかに昔から使用されていたかよくわかります。

 

悪い所

・扱いがやや難しい

斧は刃が柄の先にあるので慣れていないと薪に当てるのが難しいです。

最悪刃が薪に当たらず自分の身体に当たるなんてことも起こります。

割り方は薪にコンコンと刃を当てて少し刺さった状態で薪ごと固い地面や薪割り台に振り下ろす割り方です。

キャンプ用の斧は短いので思いっきり両手で振り下ろすような使い方ではないのでご注意ください。

 

・薪割り台が必要

鉈でも同様ですが振り下ろして割るためには下した先が固くないと上手く割れません。

特に斧は地面に叩きつける事になるのでキャンプ場の地面を傷つけてしまう可能性もあります。

バトニングで割れば良いですが効率は落ちてしまいます。その為に薪割り台は一緒に持っておいた方がいいと思います。

僕は以前まで他の薪を下に敷いていましたが、不安定で割るのが危なかったです。

試しにと薪割り台を購入して使ってみると今までの苦労がもったいなく思えるくらいスムーズに薪割りができるようになりました。

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丸太の薪割り台がキャンプ映えする事もあり人気ですね。

 

・細かい作業は向きにくい

斧は先に刃がついているので重心がぶれやすく刃部分が大きい鉈と比べて細かく繊細な作業は行いにくいです。

一気に木を削るような作業は得意ですがフェザースティックなど焚きつけを作る場合はナイフや鉈が使いやすい。

あくまで「使いにくい」というだけであって「出来ない」訳ではないので慣れる事が大事です。

 

・価格が高い

安い斧はありますが届いてから研ぐ必要があったり、一度使うとすぐに刃が立たなくなる物が多いです。

今後使っていく上で研ぐ作業は必須ですが、即戦力になる物のほうが安心。

先ほど挙げた北欧メーカーは1万円近い物が多く、2万円に達する物もあります。

 

 

おすすめ斧

ハスクバーナ / 手斧 38cm

超有名斧メーカーの一つのハスクバーナ。

38㎝という長さはキャンプに最適で、薪割り、ブッシュクラフトなど自分のキャンプの幅を広げてくれる存在です。

頑強なスウェーデン鋼、ヒッコリー素材の柄で適当に扱ってもめげない強さがあります。

 

ハルタホース / スカウト

超有名斧メーカその2、ハルタホース。

スカウトはスウェーデン鋼、ヒッコリー素材、長さ38㎝とほぼ先ほどの手斧38㎝と同じスペックを持っています。

違う点としては刃先のロゴの刻印と柄のデザイン、色味でしょうか。あと刃を剥き出しにしない革カバーは両方とも付属しています。

個人的にはハルタホースの方が好み。

 

グレンスフォシュブルーク / ワイルドライフ

超有名斧メーカその3、グレンスフォシュブルーク。

ハスクバーナやハルタホースとは値段が全く違います。

全て職人の手作りで作成した職人のイニシャルが刻印されています。デザインも他の斧とは異なりとてもかっこいい。

さすが王室認定の斧メーカーです。

 

オヨ / ヒュッテ

最後にご紹介するのは上記3社と比べ少しマイナーなオヨ。

北欧のバイキングを意識したデザインで個人的に一番気に入っています。

おしゃれですが歴史の浅さからか上記3社の安定力と比べると少し作りが粗い面もあるようです。

無難を取るか、挑戦してみるか難しい所です。

 

 

鉈の良い所、悪い所

鉈は日本ではよく見かける刃物です。

農家の方や狩猟する人が使っているような包丁のような鉈だけでなく、「剣鉈」と呼ばれる一見ナイフにしか見えない鉈があったり意外と種類が豊富。

片刃と両刃があり、初心者には使いやすい両刃が人気です。

薪割りだけでなく木を削ったり、枝を払ったりする際に使う事が多いです。

 

良い所

・細かい作業がしやすい

斧と比べ重量が少なく作業する際は楽に扱えます。

刃部分が大半なので普段使っている包丁のように使えるのも良いポイント。フェザースティック作りや木の皮を剥ぐのは鉈が最適でしょう。

またコンパクトな物が多いのでパッキングする際に場所を大きく取りません。

 

・国産メーカーが多い

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海外製品より歴史ある国産メーカーが人気。

江戸時代からの製法を引き継いでいる豊国鍛工場やキャンプ道具メーカーとしても有名なユニフレームなどが販売しています。

 

・価格が安く手に入りやすい

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鉈でも高い物はもちろんありますが、安い価格で品質の良い物が買えます。

僕が使っている鉈は冒険倶楽部というよくわからないメーカーで約1500円という価格で問題なく使用できています。

斧は取り扱っている店舗が少ないですが、鉈ならホームセンターで売っています。

 

 

悪い所

・硬い薪を割りにくい

薪割り特化の斧とは違い針葉樹などの硬い薪を割るのは大変。

そもそも鉈で薪割りをする際はバトニングする事が多いと思われます。斧ならバトニングしなくても振り下ろすだけで割れます。

僕もバトニングで薪割りをしていますがバトニングする手も疲れるし、鉈を固定する手も疲れます。

細かい薪をさらに割る時などは簡単ですが、丸々一本を割るのは辛い。

しかも木製取っ手だとバトニングで割れる可能性もあるので注意が必要です。

 

・外見が地味め

田舎ならよく見かける存在なので個人的には斧より地味に見えてしまいます。

最近は昔ながらの鉈の形状でなく、細長いタイプや剣鉈と呼ばれる物まであります。

そのような鉈はナイフにしか見えないんですよね。

外見が気になってしまう方は豊国鍛工場の鉈をチェック。鉈でもキャンプ映えする外見なのでおすすめです。

 

 

おすすめ鉈

豊国鍛工場 / 曲がり焚き火鉈・ 黒両刃

刃は日立青紙2号という長時間鋭い切れ味を保てる物を使用しています。

両刃なので真っすぐ刃が通り綺麗に薪が割れるので思いっきり力を加えてバトニングする必要はないです。

武骨な黒系で揃えた外見はキャンプ映えだけでなく、刃を黒仕上げにすることで鋼の保護にもなっています。

 

豊国鍛工場 / 土佐鍛剣鉈両刃

一見ナイフと見間違うような外見ですが鉈。

鋼は土佐オリジナル白鋼で切れ味抜群。柄は頑丈な樫で出来ており何かと作業する事が多いキャンプでも破損する心配はなさそう。

細い外見とは裏腹にバトニング、フェザースティック作り、調理など鉈の域を超えた扱いが出来ます。

 

藤原産業 / 千吉金賞 小型石付きエビ鉈

とても安心する見た目ですよね。僕の実家付近でよく見かけるデザイン。

「石付き」という名前の通り刃の先に少し出っ張りがあります。この部分で振り下ろした際に刃の保護をしてくれます。

さらに全鋼の頑丈さで、2000円台という激安鉈です。

見た目は置いといて鉈として使う分には全く申し分ないです。 

 

ユニフレーム / ちび鉈 片刃二寸三分

最後は少し面白い鉈をご紹介。

全長約185mm、刃長約70mmという名前の通り「ちび」な鉈です。

鉈の枝を払う、木を削る、扱いやすいという部分に特化しています。

こんなに小さい鉈ですが全て手作り品というのが驚き。その分のお値段となっています。

 

 

最後に・・・

薪割りでどちらかを使うというより太い薪では斧、細い薪では鉈と使い分けた方が良さそうですね。

他には薪割りでは斧、焚きつけ作りや薪探しや探索には鉈を持って行くなど。

どちらか一つにまとめたいとなるなら自分のキャンプスタイルに合った方を選ぶと良いでしょう。

ミニマムにまとめたいなら確実に鉈。薪ストーブを使うなら斧を持って行くなど状況に応じて変えていく事も大事です。

僕は謎の「斧ってかっこいいよね」という考えで鉈を持ちながら斧を購入する予定です。

 

今回はここまで!

皆さんも良いキャンプライフを!! 

 

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