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タープの下で焚火がしたい!スパッタシートで即席炎ガード!

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「焚火は道具に燃え移るといけないので必ずテントから離れてしましょう!」そんな焚火ハウツーを守っていた時もありました。

ですが雨が降ってきても焚火がしたい時はどうしますか?

今回はスパッタシートを使って何とかギギ‐1のタープ下で焚火をしてみたのでご紹介します。

 

 

 

そもそもタープの下で焚火って・・・

ポリエステル素材のテントやタープの下で焚火をするのは基本やめたほうがよいでしょう。なぜなら火の粉が飛んで素材に穴を開けてしまうかもしれないから。

ポリコットンやコットン素材なら良いのかと言われると微妙。

それらの素材は「火の粉に強い」というだけで「火の粉によって穴は開かない」という訳ではありません。

その為焚火をする際は、テントやタープから離れた場所で行いましょう。

 

今回のタープ下焚火は完全自己責任で行っています。雨降っているけどどうしても焚火がしたいという欲のみで動いております。

 

 

必要な物

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  • スパッタシート
  • タープポール:2本
  • クリップ
  • ハンマー
  • ペグ
  • ガイロープ

今回一番重要な道具がスパッタシート。元は製造業の方が溶接中に出る火の粉から身体を守るために作られたシートです。

僕は焚き火で地面を傷めないように焚火台の下に敷いたり、薪ストーブの煙突がテントと直接接触しないように巻いたりして使っています。

持っているのはICHIFUJI スパッタシート

便利すぎるし、値段も安いので2枚所持しています。

ガラス繊維が入っているので人によっては皮膚に直接触れるとチクチクするので注意。僕は皮膚が弱いタイプなので素手で触れると指先に違和感が生じます。一回腕に強く擦ってしまった時は針がずっと刺さっている感覚になりました。

 

他の道具はキャンプをする方なら持っている道具ばかり。

クリップは100円均一で手に入れました。サイズの大きい物がおすすめ。

これらを使ってタープを傷つけないように真下で焚火をしたいと思います。

 

 

組み立て開始

先日『神石高原ティアガルテン』のソロキャンプの時に炎ガードを使いました。

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1日目の夕方からずっと雨で、2日目は強風も追加されて久々に大変なキャンプでした。

おかげで大雨&強風でもキャンプが出来たという謎の自信がついてしまいました。雨でもキャンプいっちゃう。

 

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今回犠牲となるテントはゼインアーツのギギ‐1。

タープ下というのは前室の下の事です。ここまで焚火道具を並べちゃうと雨でも焚火したい気持ちに駆られますよね。

 

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焚火は強風が吹かない限り上部に熱気があがります。火の粉も同様。

その為一番危険なのは直上という事になります。側方にも火の粉が舞うかもしれませんが距離が離れていれば大丈夫。

まずはスパッタシートのハトメ部分にポールを通して・・・

 

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反対側はクリップで固定し、ポールを頑張って直立させます。

クリップとは反対方向にガイロープを固定すれば少し弛みますが写真のように張る事ができます。

あまりガイロープをきつくするとクリップが外れて真下の焚火に突撃して大惨事になるので注意。

 

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遠くから見るとこのような感じ。

直上の焚火の熱は防げています。風が強い時は火の粉が飛んでいくのでちょっと怖い。

 

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テント内にポールが4本。不思議な光景です。
風が強く吹いても何とか保っています。時々クリップが外れるので注意。

 

良い所、悪い所

スパッタシートを使った炎ガードの総評といきましょう。 

良い所

スパッタシートさえあればOK

他のタープなどでも可能

正規品は高め

スパッタシートを購入しておけばあとの道具は持っていたり100円で手に入る物ばかり。スパッタシートは汎用性高いので1枚は持っておくと本当に便利。

この使い方に慣れればどんなタープでも炎ガードできます。ウィングタープや多角形タープには少し難しいかもしれませんがクリップが挟めれば組み立てれるはず。

正規品ではないのですがテンマクデザインからTakibi-Tarp専用 難燃シートなる物が販売されていますが、5280円とやや高め。その点ICHIFUJI スパッタシートは約2000円と価格が大分抑えられます。

 

悪い所

不安定

組み立てにコツがいる

タープを傷める可能性

先ほど紹介したTakibi-Tarp専用 難燃シートはタープの下にシートを張るような形でとても安定しています。即席炎ガードはポールを使うのでぐらつきますし、クリップが急に外れて落下する可能性もあります。

クリップで片側を固定してからポールも固定しないといけないので、ガイロープを引きすぎてクリップが外れたり最初大変でした。

外れたクリップを直したらポールが倒れて、ポールを直しにいくとクリップがまた外れる・・・。ポールは緩めに固定する事をおすすめします。

タープの片側のみ重量が増してしまうので素材を傷めてしまう可能性があります。スパッタシート自体約1kg程あるので取り付ける際は要注意。

 

 

最後に・・・

焚火をした後にギギ‐1を確認しましたが、穴開きは見られませんでした。これで穴が開いていたら泣く。

今回のような事しなくてもポリコットンのテントやタープを使えばいいんですけどね。

でも雨前提のキャンプをするとなると乾燥の速いポリエステルを持って行く。軽量のポリコットンテントか、コンパクトで安いポリエステルテントが今一番欲しいです。

これからは道具を減らしてコンパクトキャンプを目指しているのでテント探しもまた再開します!

 

それでは今回はここまで!

皆さんも良いキャンプライフを!!

 

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