僕は『クーラーボックス』という物を今まで持っていませんでした。
冬キャンプだと気にしませんが怖いのは夏キャンプ。真夏の外気温の高さに生物は傷みやすく、キンキンに冷えたビールは温くなります。とても残念。
そんなこれからのキャンプに備えて購入したのは1979年製造『ノルウェー軍 フードコンテナ』。
ヴィンテージ物に保冷力なんてあるのかと思いましたが、予想外の力を発揮してくれました。
↓紹介はこちら↓
軍用フードコンテナって?
横文字にしてかっこよくいっていますが、中に入れた食材の温度を保つ事が出来る容器です。
有名な商品で言うとサーモスみたいな物ですね。こちらは真空断熱素材を使っているので保温効果は凄まじい。
軍用フードコンテナは何が違うかというと、物凄く頑丈です。
Norwegian Food Container | The Test
動画を見てわかる通り車で踏んでも壊れない頑丈さです。
こんなに頑丈なのでやや重いのが難点。でも外見は軍物らしくかっこいいしヴィンテージ物として凄く気に入っています。
そんな1979年生まれの軍用フードコンテナを41年後の2020年にクーラーボックスとして機能するのか実際にキャンプで使ってみました。
2泊3日キャンプで使ってみた
1日目
2泊もするので普通に持って行けばビールは温くなる事間違いなし。
そこで登場するのがこの軍用フードコンテナ。頑張って冷えた状態を保ってもらいます。
初使用なのでドキドキ。
氷と保冷剤をいれ、冷やす物はビール2本と駄目だと思うけどガリガリ君。
生物はアウトだった時に処分に困るので今回は却下。
このコンテナの内側の素材はよく見るクーラーボックスと同じ。発砲ウレタンになるのかな?
確認した所傷等はなく、中はとても綺麗でした。
この固定具が硬い。絶対中身はこぼさないぜ!という自信が伝わってきます。
さすが軍物、固定しとかないと戦場ではすぐに壊れてしまうからですね。
外から触ると若干ひんやり。
さぁこれから3日間出来る限り頑張ってくれ!!
車の運転2時間半、その後鳥取県にある伯耆富士『大山』の登山4時間。
この日は曇りの為気温はそこまで高くなかったです。大山の頂上付近もこの有様。
下山した頃も曇りは続いており、夕方は雨の予報も・・・。
下山後恐る恐る開けて見ると・・・まだ氷が生きていました!
冷気が来るほど保っています。ビールも無事キンキンになっています。
一つ残念なのがガリガリ君。
ほぼ溶けています。さすがに無理だったか・・・。
登山後くたくたの身体に鞭打って大山麓の『森の国』でテントを建ててキャンプします。
準備が完了したのが約2時間後。もう疲れた。
ふとフードコンテナを開けて見ると、遂に氷が見えにくくなっています。
何とか生き残った氷もいますが、明らかに溶けてきています。
う~む、やばいかな。
ビールは安定のキンキンだったので安心。
これで今夜は至福の時が過ごせそうだ。
その後氷は大分溶けましたがキンキンのビールを飲む事には成功。
3か月ぶりキャンプのビールはうますぎる。
そしてあと1泊できるという素晴らしさ、ここは桃源郷か?
2日目
朝は暑さで目が覚める程の日差し。
1日目とはうって変わっての晴天にテンションが上がります。
この日は友人達と集まりキャンプをしたので写真を撮り損ねました。
氷は全て溶けてしまいましたが保冷力は変わらず。
しかも友人の飲み物も冷やしたおかげで最高の宴が開けました。
3日目
3日目はキャンプが終わる悲しさと翌日から始まる仕事に絶望しながら帰宅。
帰宅後フードコンテナを開けるとまだ冷たい!
友達が持ってきたビールと酎ハイの残り物もしっかり冷えています。素晴らしい!
これだけ保冷できていたら個人的には文句なし。1泊2日くらいであれば氷も保てそう。
まとめ
- 3日目まで冷たさはキープ
- 約8時間は氷がもつ(※気温による)
初日が2日ほど暑かったらどうかわかりませんが、ある程度保冷力はある事がわかりました。
これくらい使えれば十分クーラーボックスとして使用できそうです。
自意識過剰ですが、外に出しているとキャンパーの方がよく見てくる・・気がします。
やっぱりヴィンテージ物、軍物って良いですね。新たな沼にハマりそうな予感。
問題は中が狭い事と、重さ。
1.5Lのペットボトルを入れるともうきついです。それくらい狭い。
僕はほぼソロキャンなので良いですがグルキャンやファミキャンとなると無難に市販されている大きいクーラーボックスが良いですね。
重さは頑丈さを考えるとしょうがない、と思うしかない・・・。
それでは今回はここまで!
皆さんも良いキャンプライフを!!
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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