最近薪ストーブを購入したのですが、やってみたいのがワンポールテントへのインストール。
いつもYouTubeやTwitterで薪ストーブをテント内で使用しているのを見て羨ましく思っていました。
高熱の薪ストーブをテント内に安全に入れる方法がわからない。
ネットで得た情報のおいしい所を取って、ワンポールテントに出来る限り安く安全にインストールしてみました。
テント内にインストールする必要な物
僕が調べた感じだと・・・
- 地面と接触できるテント(タープ、スクリーンテントなど)
- 薪ストーブ&煙突
- 煙突固定道具
- 煙突カバー
- 幕よけ
1と2は既に準備しています。出来ればテントは熱に強いポリコットンやコットンのテントが良いみたい。
グランドシート付きだと確実に燃えるので注意。テントの近くで焚くのも注意。
煙突は横に1、縦に2の1:2になるように設置すると上昇効果で煙が逆流しないんだとか。
3は長い煙突が倒れないように固定する道具。スノーピークのパイルドライバーで固定する方法もあるそうですが高い。
また煙突を支える支柱のような物も必要。
4は幕に直接煙突が当たらないように防護する為の物でG-Stove 専用 テント プロテクター のように正規的に売っている物もあります。中には傘立てを加工して作っている人もおられます。
5はベニヤ板を三角形に加工して作っている人が多いみたいです。だが僕にはそんな技術や道具はない。
そんな色々と必要な物がありますが面倒くさがりな僕なので楽に薪ストーブをテント内に入れる方法を考えました。
準備した物
今回使った物はこちら・・・
- ホンマ製作所 時計1型薪ストーブ
- ICHIFUJI スパッタシート
- ホンマ製作所 自在脚支え
- ホンマ製作所 ステンレス 二つ割
- バスケット(ダイソー)
- クリップ(ダイソー)
- 簡易椅子(ダイソー)
- 洗濯ばさみ(ダイソー)
バスケットはダイソーでは200円。
大きさがちょうど良く、色合いも良いので物置としても普通に使えます。
こちらのサイト様(https://bushcraft-beginner.com/entotsu-cover-diy/)を参考にして幕よけを作ろうとしたのですが、写真上部の太い部分を切断する事ができず諦めました。
そんな切断するペンチがない。プラモデルで使っていたニッパーで頑張ってみましたがダメでした。
クリップはバスケットのサイズに合う物が良いのですが僕は適当に選びました。
そして今回主役の耐熱シート。AMAZONでは類似品がたくさんあり悩みましたが、レビュー数や評価の高かった『ICHIFUJI スパッタシート』を購入しました。
スパッタシートとは・・・
「スパッタシート」とは、アーク溶接・ガス溶接などの作業時に、飛び散る金属粒や火花などを受けるための専用シートです。
という事で耐熱性、防火性に関してはとても強いみたいです。
触った感じは厚く滑らかな感じ、独特の湿気たタオルみたいな匂いがします。
1m×1mの大きさでハトメもついているので、焚火をする際のリフレクターとしても使えそう。
ちなみに専用の袋付きなので持ち運び楽々です。
インストール開始
まずバスケットをクリップでくの字に固定します。
取っ手部分が良い感じに挟めるので後は左右を同じように固定。
バスケットは全く加工していません。ただ合わせただけ。
お次は煙突と薪ストーブを接続してテント内に入れます。
薪ストーブの近くにテントや、グラウンドシートなどが接触しないように気を付けましょう。
この時は気づいていませんが、完全にグラウンドシートの上に置いています。後で気づいて薪ストーブ周囲の物を離しました。
煙突はホンマ製作所 煙突用自在脚支えと簡易椅子を逆さにした物で支えています。
この日風が強くて怖かったので余ったペグでさらに固定しています。
そう考えると簡易椅子は座面部分にちょうど良くペグが刺せるので楽です。
一番肝心なテントと煙突が接する部分は先ほどのバスケットを煙突を挟むように置き、その上にICHIFUJI スパッタシートを置く事で両方が接しないようにしています。
後は風でテントがなびいて煙突に当たらないように洗濯ばさみや余ったクリップで固定しています。
バスケット部分も動かないように間にペグを刺しています。
最初は怖いのでスパッタシートは厚めにしていますが後で隙間風が寒かったのでバスケットを覆うようにしました。
外見は必死に煙突が幕に当たらないように見えて正直かっこ悪い。
横から見るとこのような感じ。
煙突短っ!と思った方が多いでしょう。本当はもう1本高い煙突があったのですがあまりに風が強いのと煙突を固定できる物を準備していないのでこの長さに・・・。
先ほど挙げた比率が崩れてるので使用中煙が逆流してくることもしばしば。安全第一。
実際に使用してみた
薪ストーブを焚いている時はとても暖かく、火をテント内で見ながらのキャンプは最高です。
石油ストーブとは比べ物にならない程の火力。アウターを脱いで行動着になった程。
少し離して置いているColeman ポップアップボックス が若干焦げるくらい熱くなってます。
気になるのはテントが燃えていないか・・・。
雪が降るイレギュラーな事がありましたが翌朝確認すると大丈夫そう。
19時~21時までは風がよく吹いていましたが、クリップや洗濯ばさみも飛ばされず頑張ってたみたい。
煙突を支えている簡易椅子も焦げずに支えれています。
この為に作られているんじゃないかと思うくらい安定した仕事をしてくれています。
一番熱い所を保護してくれたICHIFUJI スパッタシートは全くダメージ受けていないかなと思いきや、焼けた跡?が接していた部分にありました。
ですが焦げていたり、穴が開いている所は全くなし。
他の方で煙突に直置きで耐熱シートを置いている人もいたので、それ程熱に強いという事ですね。
ICHIFUJI スパッタシートはバスケットの幕よけがあればいらないのかもしれませんが心配な方はあった方が良いと思います。
テントが全部燃えてしまったら絶望しかないです。
まとめ
- スパッタシート最強
- 100均道具でも十分幕よけや煙突の支柱になる
中には完全に100均道具で作成している方もおられますが、さすがにちょっと怖い。
かといって高い専用の道具を購入するのはお財布が・・・。
自作する技術もない・・・。
という方にはICHIFUJI スパッタシート一枚あれば楽に薪ストーブをインストールできるのでおすすめ。
これで安心して薪ストーブをテント内で使えそうです。
皆さんも良いキャンプライフを!!
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