僕がガンプラを作るうえで一番大好きな汚し作業!
今回は『HG パワードジム』に生贄になってもらい僕の満足がいくまで汚してみました。
パワードジムとは・・・
ガンダム開発計画の一環として開発された評価試験用のモビルスーツ。ジム改をベースに大型バックパックや大型ブースター、ショックアブソーバーを搭載。これらの改修により、ベース機から30%の推力向上を果たしている。評価試験が目的であるため追加装備はなく、型式番号も特に与えられていない。
トリントン基地への配備、同基地がデラーズ・フリートの襲撃を受けた際の実戦投入が確認されているが、その後、ガンダム開発計画の凍結と共に本機の運用データも抹消されたとされる。
https://gundam.wiki.cre.jp/wiki/%E3%83%91%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A0
宇宙世紀厨であれば大好きな映画『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』。
記録を抹消されたというご都合主義ですが、ゼフィランサス、サイサリス、デンドロビウム、ノイエジールなどなど本当にかっこいいMS、MAばかりな作品で僕も大好きです。
他のMSの部品を固めただけのドラッツェですらあのかっこよさです、意味が分からない。センス良すぎ。
そんなかっこいい機体の中で今回は『パワードジム』。
一番の活躍は最初の模擬戦という不遇の扱いなMSでしたが、個人的には貧弱なイメージのジムを払拭するようなごつさで好き。
ジムよりザク派なのですがこのパワードジムとジムカスタムは良いですね。
バニング大尉の事故死は当時SEEDのせいで壊れにくいMSに慣れていた僕の考えをぶち壊してくれました。
作業開始
パーツはとても少ないです。さすがHG。
前回はREのガンキャノンディテクターで少しパーツ多めだったので楽々。
RGとMGはもっと大変だからあまり作りたくない。
さくっと作って組み立てました。
出来るだけヒケや合わせ目は処理しました。
最近のキットなのか合わせ目は少なく、気になったのは頭部と足回りくらいでした。
塗装や墨入れをしていないと薄っぺらいです。
ここからスジボリ、プラ板でディテールを足していきます。
それが終わったらお次に塗装。
毎度の事ですが塗装まできてやっと楽しくなってきます。
塗料は・・・
白やオレンジはこのまま塗ると明るすぎるので暗めに調色しました。
他に赤、黄はガンダムマーカーやファレホで合った色を使っています。
お次は大好き汚し作業ですが・・・
- タミヤ スミ入れ塗料 (ブラック) 【墨入れ】
- GSIクレオス ガンダムリアルタッチマーカー セット2【サビ垂れ表現】
- タミヤ ウェザリングマスター C 【焼け表現】
- ウェザリングマスター A 【砂汚れ表現】
- Mr.ウェザリングカラー サンディウォッシュ 【下地】
格納されているトリントン基地の周囲はコロニー落としにより海岸沿いのような状態になっているようです。アニメで見ても砂漠のような状態になっています。
なので砂表現を基軸に考えて、模擬戦の描写から直接的な弾痕や破損は少ないけど剥げが多いイメージで汚しました。
長年使って汚れた機械といった感じ。配備されてからそこまで年月が過ぎていないと思いますがその辺は気にせず。
汚し作業完了
今回初めてプラ板を貼り付けてディテールを足しましたが、どこに張り付ければかっこよくなるか分からなく難しかったです。
他の方が作られたのを参考にしたり、実際に運用された場合にどんな形になるか妄想しながら作りました。
正直チッピングをやりすぎた感が否めませんがすごく楽しかったので気にしません。
マスキングをずっとしていたのでゴーグル部分に光沢が残っています。
「いくら周りが汚れていても主観カメラくらい綺麗にしているだろう」と妄想して、あえてそのままにしています。
バズーカはマスキングで色分け。
これが1回目は失敗して白部分が大幅にはみ出てしまいました。何とか修正しようとしまいましたがかえって酷くなる始末。
なのでもう一度マスキングしてガンダムマーカーエアブラシで再塗装しました。
はみ出た部分はウォッシング、砂汚れで誤魔化し。
ウェザリングの良い所は楽しい事以外に、少々粗い所が隠しやすい事ですね。
実は腰下部のバーニアを塗装し忘れていたのですが、そのまま放置。
あまり見えないから良いだろうと思いましたが目立ちますね。
一番頑張ったのは脚部。
スジボリで情報量を増やし、ウェザリングも最初の方だったので丁寧です。
トリントン基地の気候、土地に合わせたウェザリング満載です。
一番汚れている場所だと思ったので錆垂れ表現が多く、砂地汚れも他部位に比べて濃くしています。
シールドも丁寧にウェザリングしました。
模擬戦で一番損傷しやすいのがシールドだと思ったのでチッピング多め、見えにくいですがシールド下部は砂汚しも適度にしています。
連邦シールが思いのほか明るくて浮いていたのでウェザリングマスターのガンメタルで誤魔化し。
一番失敗したのがビームサーベルの収納部位。
墨入れ中に「パキッ」といってしまいました。ちゃんと分解して墨入れするべきでした。残念。
何とか傷表現にしようとペタペタ塗ったり、ぼかしたりしましたがダメ。
内部の金属片が見えればいいんじゃないかと思いファレホのカッパーを塗ったりしましたが、かえってキラキラになりました。
うーん、難しいな。
普通に修正するのは楽しくないし面倒くさいので何とか傷に見せたいですね。
今後の課題です。
最後に・・・
ジム系とかの白いMSはウェザリングしやすくて楽しい。
地上戦がメインのMSは尚更です。宇宙戦で砂や泥汚れなんてほぼないですからね。
今度はドムトローペンでも作って劇中再現してみようかな。
今現在、MG∀ガンダムを作成中なのですが多分ウェザリングはしないです。
∀は美しいイメージが強いのでつやは消さずに光沢のまま終わらすのもいいかも。
やすりがけまで終わったのでこれから塗装作業。頑張ります。
今回はここまで!
それではみなさんも良いガンプラライフを!!
↓今回の主役↓