どうも!しろだんごです!
本日は最近始めた趣味のガンプラで『RE/100 ガンキャノン・ディテクター』を作成したので紹介します。
エアブラシ塗装、つや消しで完成しています。自分が面倒くさがりな性格なので粗い面が多いと思いますが大目に見てください。
この塗料でこんな感じに出来るんだと少しでも参考にしてもらえると幸いです。
目次
ガンキャノンディテクターとは・・・
グリプス戦役時にエゥーゴの支援組織のカラバがアナハイムエレクトロニクスと共同で開発した機体。
何でも腰のくびれが凄い安上がりなメタスのムーバブル・フレームを活用した支援機らしく、名前の由来となったガンキャノンの面影は全くありません。
カラバ所属のハヤトが一年戦争時に搭乗していたという理由でガンキャノンの名前を拝借したらしいですが、どちらかというとガンタンクの方が出撃回数多かったんじゃないか、彼。
どちらかというとメタスに近い顔。
メタスはフラフの立ち位置のようなファが搭乗して宇宙を駆っていました。いくらパイロットが少ないとはいえファを乗らせるのはどうかと思った。
ムーバブル・フレームは「一発くらって死ぬんならそんな防御力捨ててしまえ!」と機動力重視な機構で、他機体に使いまわしが出来たり、大量生産しやすかったりするメリットがあります。
中でも防御力を捨てて機動力に全振りしたおかげでMA形態への移行や加速度は素晴らしく速い。
そんな機構をガンキャノンディテクターは砲撃形態への移行に活かされています。
確かに内部骨格が少なく装甲を骨格の一部としている面はよく似ています。
ガンプラとしてはニッチな層を攻めているRE/100で、作りやすさはHG、大きさはMGという面倒くさがりな僕としてはとてもありがたいグレードです。
正直ガンキャノンディテクターは知らなくて「MSVとかであったのかな」と思っていましたが、案の定Z-MSVで設定されておりユニコーンガンダムでも登場しているらしい。
僕は単にRE/100を作ってみたいなという気持ちとこのガンキャノンディテクターのデザインに惹かれて購入しました。
正直WガンダムやSEED系の美しかっこいい系の機体より、グフやザメルのような泥臭くゴツゴツした方が好き。
という事で衝動買いしてしまい作成に取り掛かります。
お値段は地元の模型屋さんで2200円くらいでした。こんなかっこいいのに値下げられてたら買わない訳ない。
作成早送り
このイラスト最高ですね。青みが強く映っている為か完成図も明るい色です。
説明書は厚さの割にコマ割りが広くパーツの大きさが感じ取れます。
そしてタミヤの薄刃ニッパーで切り取り、やすりで仕上げ、出来る限りヒケ処理もしました。
この作業が一番面倒くさい。早くアルティメットニッパーを買って白化現象から脱却したい。
パーツは全て大きくて作っていて楽。本当にHGをただ大きくしたような作りです。
可動性が代償になっているのかと思いますが、僕はアクションはせず立ちで飾るのであまり気にならない。
パーツの下処理が微妙に終わった所で塗装していきます。
ワニ口クリップもいいけど案外当初に作った普通のクリップもけっこう使います。
今回のような大きいパーツだとワニ口クリップはピンチ力が弱い。
色味はコクピット部と蛍光色系を除き三色。
左から内部骨格の薄いブルーベリー色と外装のブルーベリー色、バックパックなどの濃いブルーベリー色です。
蛍光色は頭部バイザー部分とバックパック部分とビームライフルのセンサー部分です。
全てシールがついています。バックパック部分だけは他の方が使われていた方法を真似しました。
そんなこんなで準備完了。
MGに比べるとパーツが少なくて助かります。
使用するエアブラシはメルカリでまとめて購入したゴシェール ダブルアクションエアブラシ。
振動のせいで塗装中に脱走するので段ボールの上にキャンプ道具の滑り止め用に買ったマットを敷いて使用しています。
同じくまとめて買ったレッドサイクロンで塗料が室内に充満しないように外へ出します。
僕がメルカリで購入した出品者様はとても意気の良い人で、先ほどのエアブラシとレッドサイクロン、その他ガンプラ作成道具多数、MG未作成3体(νガンダム、F91、∀)付きで2万円と破格の値段で即購入しました。
長年使った訳でなくMG1体作成しただけで飽きて出品したらしい。
おかげで僕は何の不便もなくガンプラを作成しています。
話は戻りまして、塗料はどうしようか悩んだ挙句ティターンズブルー1とティターンズブルー2に黒を入れ塗装します。
そのままだとメッサーラのような色合いになってしまうので濃いブルーベリー色に近づけるように黒は多めに投入。
完成図のような明るい色だと雑魚感が出てしまうし、ユニコーンのHPのガンキャノンディテクターは暗い色合いです。
内部構造部分は使ってみたかったガイアノーツのサーフェイサーエヴォ シルバーを使います。
ガイアノーツから出ているエヴォシリーズはサーフェイサーに塗料が混じっているので1本で下地も塗装もできる優れもの。
外装の下地は黒サフことブラック スプレーを振りかけます。
グラデーション塗装などで使う黒サフですが、今回は黒い質量感を出すために使ってみます。どうなるかはお楽しみ。
いつも思うのがスプレータイプのサフと瓶タイプのサフはどちらが効率的でコスパがいいかなという事。
塗装していきます。
レッドサイクロンをセットして・・・
塗料を薄めて・・・
塗装!!
最初は塗装後の色は部屋のシーリングライトで確認できるだろと思っていましたが、舐めていました。
今はレッドサイクロンの光の下塗装し、卓上ライトで確認しています。太陽光が一番良いでしょうが仕事してる人間は夜中にしか動けなーい。
レッドサイクロンはよく騒音と言われていますが僕的には許容範囲です。安い掃除機を低音にした感じ。
一度夜中に動かして外から確認してみましたが低音の為か聞こえなかったです。
階下からも苦情の訴えはないので今の所は大丈夫なのかな。
むしろエアブラシの振動音が心配。
という事で塗装完成しました。
あとは一番苦手なマーキングシール貼りです。
一つこのRE/100で文句があるとしたらマーキングシールのデザインが酷い事です。
小さいから見えないだろうと文字は書いておらず、線が等間隔で文字っぽく並んでいるだけです。
もっとリアルにしてほしかったな。
完成からの写真撮影会!!
カメラ→SONY α7 III
レンズ→キットレンズ
まずは正面から。
ガンプラの撮影は初めてなのですが、これはマクロレンズがいりますね。
あとピントを合わせる部分が難しい。F値も上げとかないと変にボケちゃうし。
撮影ブースはないので、大きい発砲スチロールを後ろに置き卓上ライトで正面から照らしています。
次は後方から。
写真の話ばかりでガンキャノンディテクターを忘れていた。
遠目だとわかりにくいので近寄って・・・
色合いとしては僕は成功したと思います。
最早熟しすぎたブルーベリー色になってしまいましたが嫌いじゃない。
ちなみにコックピット部分の赤はガンダムマーカーエアブラシシステムを使って塗装しています。
徹底的に面倒くさい事はサボる。
この胴体から下肢にかけてが最高。チラ見するシルバーが良い感じにアクセントになってエロいです。
この部分だけ見るとメタスに似ていますね。合体変形は男のロマンです。
バックパックのセンサーらしき部分はダイソーで買ったホログラムシートを使っています。
エナメル塗料で塗ろうかと思いましたが電子感が出ていい感じ。
下肢のブースター部分とゴム質な部分は赤で塗装。ブースターはファレホ、ゴム質部はガンダムマーカーで色つけてます。
全体的にシックな感じに収まってしまったので名前のガンキャノンから赤色を拝借しまいた。
ゴム質部が曲げると塗料が割れてしまうのであまり動かせない。
ビームライフルは上方をバックパックと同じ色で塗装してます。
グレネード?部分に赤色がついてしまったのはご愛嬌。
やはりかっこいい。つや消すとより重厚感が増してロボ感満載です。
バイザー部分がシールで隠されていますが、内部の単眼が実はあるのでチラ見できるようにしても良かったかも。
あとはビームキャノン部分の砲口を穴開けるか、別パーツを入れる必要がありそう。
今のままじゃビームも何も出てこない。
一応砲撃形態へ変更。パーツは落ちるわ、ゴム質部がさらに割れるわで大変なので一生やらない。
ガンプラは普通に立ってた方がかっこいいよ。
最後に以前作ったMG ガンダムMk-IIと並べてみる。
背の高さはなんとガンキャノンディテクターの方が大きい。
共同で戦ったわけではないですが、同時期に製造されていた機体です。
そしてガンダムMk-Ⅱにもムーバブル・フレームが使われています。どことなく似てるかな?
このMk-Ⅱの厳ついガンダムフェイスがたまらん。
シールドの焦げ目は頑張った。地上で戦っている機体なら重力を考えてウェザリングすればいいのですが宇宙空間だと塵やゴミはどこでも入ってきます。
そんな事を想定してウェザリングするとすごく楽しい。アニメだとそんな所描かれないのでスターウォーズの戦闘機なんか見ながら参考にしてました。
感想
よく考えたら今回基本の合わせ目け消しをやっていないんですよね。
面倒くさいのもありましたが、別に消さなくても良い所が多かったし、完成した機体を見ても気になりません。
あるとしたら頭部の合わせ目くらい。
いつも楽しみにしているウェザリングをしようかと思いましたが、濃い色にするウェザリング程つらい物はないので諦めました。
今回RE/100 ガンキャノン・ディテクターはとても良い出来で、かっこよく仕上がり大満足です。
お次は積んでいるシャアザクかパワードジムあたりを作る事になりそうです。次こそウェザリングを楽しんでやる!
それではみなさんも良いガンプラライフを!!