どうも!しろだんごです!
前回の僕が受けた騒音トラブルとその結末を見ていただけたでしょうか?
昔の怒りを思い出して書き殴ったわけですが、今回は冷静になってなぜ警察が出動するような騒音トラブルに発展したか原因を挙げていきます。
そして実体験を元におすすめな対処法を書きました。悩んでいる方は是非最後まで読んでみてください。
少しでもお力になれば幸いです。
↓経緯を見ていない方はどうぞ↓
原因を考察
- 僕のスピーカーから流れる音楽
- 隣人の壁ドン、足音、扉を閉める音などの騒音
- 限界が来た僕の反撃
- 物件の構造、壁の薄さ
この4つが騒音での隣人トラブルの大きな原因と考えられます。
1は完全に僕が悪いです。今まで隣人がいないからこそ気づなかっただけで、他の居住者の方にも迷惑をかけていたかもしれません。
2は逆に向こうが悪い。うるさい時だけに知らせるつもりで壁ドンするのはわかります。ですが嫌がらせかの如くドンドンし続けるのはどうかと思います。他の居住者の方を考えない行動ですね。
3も僕が悪いです。ですが当事者だからわかるのですが、限界が来るというのは色々手を打った挙句ダメだったという訳でどうしようもないのです。泣き寝入りだけはしたくないので反撃してしまった。
4については少しご説明を・・・
騒音トラブルのあった僕のマンションは外から見るとこのような構造になっていました。
この図からわかるように2部屋毎に区切られています。その為402と403の間は大きく開いていますが、403と404の間は近すぎるのです。
一応鉄筋コンクリート造りの建物なので防音性に関しては安心していたのですが、まさかこんなに壁が薄いとは知りませんでした。
この薄さのおかげで、玄関や居間までのドアを閉めればこっちの部屋中まで響く、話し声やいびきは普通に聞こえる、という隣人のチンピラによる地獄のフルコースを味わう事になります。
皆さんは隣人のいびきを止めるために、だけど起こさない程度に壁ドンをした事がありますか?
僕はおかげさまで大きな音に過敏な人間になってしまいました。特に扉を勢いよく閉める音は相変わらず苦手。
大まかな騒音トラブルの原因はわかりました。
次は実際に僕が相手から壁ドンを受けて行った対応を挙げてみました。
相手からの壁ドンへの対応と考察
- 生活音を静かにしてみる
- 不動産会社に連絡
- 警察に連絡
- 壁ドン
1.生活音を静かにしてみる
これで効果がある人は善人です。そのまま出来る限り静かにしましょう。本当に自分がうるさかったかもしれない。ですが僕の場合は自分が静かにしたのに相手がうるさいのです。この場合はまだ解決しません。
2.不動産会社に連絡
簡単で少し効果のある対応です。1がダメな人は行うべきです。一番は大家さんに連絡がいいですが一応契約した仲介業者に連絡したほうがいいかもしれません。
僕のマンションは大家さんに連絡するのはNGだったらしく不動産会社にすごく止められました。そんな状態だったからかすぐに電話で注意、チラシも作ってくれて全部屋に配ってくれました。
ですが結局は強く介入できないので電話注意が限度です。このチラシが来ても変わらなかった隣人はもう恐怖しかありません。相当頭にきてたのでしょうか?
3.警察に連絡
これは最終手段です。僕も110番に連絡するのは少し躊躇いました。警察は民事は介入できないので不動産会社と同じく注意する程度ですが効果は抜群だと思います。
あんなにうるさかった隣人が急に黙ったのは警察が来た時くらい。それから少し声のトーンが小さくなるくらいなので効果はすごい。
むやみやたらに警察の助けを借りるのは間違っているので連絡するのは本当に最終手段にしましょう。僕の場合は隣人の彼女がDVを受けているのではないかという疑問があったからこそ呼ぼうと思いました。
4.壁ドン
気持ちはわかります。本当にわかりますがやめましょう。悪化するだけです。むしろ相手の騒音を記録するほうが良いでしょう。もし裁判になった時などに使えます。
自分はよく「相手の挑発に乗ったらその相手と同じ低次元の人間になってしまう」と考えて耐えていましたが、同じ低次元の人間になってしまいました。
普通の対応として耳栓やヘッドフォンをつけて生活するのが気がまぎれます。
一番は知り合いと話す事です。僕は相手の嫌がらせがひどくなりだしてから気分転換に友達とボイチャしながらゲームをするようになりました。
これが一番気がまぎれる。相手が寝る時間まで友達と話しながら好きな事をしていればいいのですから。
他におすすめな対応
5.相手の部屋に直接行く
勇気のある方のみの選択ですが、実際に相手の部屋に行きチャイムを押してみましょう。ですが喧嘩腰ではダメです。「何かうるさかったですか、すいません」程度が良いです。
騒音トラブルは相手の顔がわからないからこそ激化します。すれ違う度に挨拶するような仲にトラブルは発生しにくいそうです。その為相手に自分の顔を覚えてもらう。出来たらうるさい原因も付け足すと尚いいです。
壁ドンしかしてこない人間は顔を合わす事ができない臆病者です。車の運転で煽ってくる人間と同じ。一つ壁があるからこそ強気になれるのです。
6.訴える
警察呼ぶ以上に最終手段ですが、最近はちゃんとした証拠があれば勝つ案件が多いようです。
ですが無料で訴える事はできません。
と対応と考察を書いてみました。
僕的には一人だけで考えずにどなたかに相談してみるのが一番だと思います。
それは家族でも友達でも、不動産会社の人でも誰でも良いです。
長期化すると一人だけではつらいですよ。
騒音トラブルに発展しそうであればまず仲介業者や大家さんに相談しましょう。
良い方であればチラシなどの注意喚起でおとなしくなる可能性が高いです。大多数の人間は面倒くさい事に首を突っ込みたくないはず。
それでも騒音が収まらない場合は直接行ってみるのも一つの手段です。
先ほども書きましたが、顔を知っている人間に対して迷惑行為を行うのは気が引けます。他の騒音トラブルを扱っているサイトでも顔見知りになる事を良い解決策の一つとしています。
それでも良くならない時は最終手段の警察に連絡です。僕の騒音トラブルの場合でも相手が警察のお世話になりそうだったから帰ってこなくなったのかもしれません。
警察が訪れている時だけはとてもおとなしかったですし、効果的であるのは間違いないですがむやみやたらに警察を呼ぶのはやめましょう。
逆に迷惑行為として警察からあなたがマークされるかもしれません。
大家さんや不動産会社に相談したように通報ではなく警察に相談するというのも行って良いと思います。
何にせよ警察を呼ぶような大騒動にならないように抑える事が重要です。
考察結果
騒音トラブルが発生した場合・・・
『大家か不動産会社などの仲介業者に連絡し相談する、最終手段で警察に相談する』
これが一番無難で効果的な方法だと思います。
こんな結果誰でもわかるわ!他サイトと同じだわ!とか思った方、残念ながら本当にこの方法しかないのです。
他のサイトやSNSで隣人への嫌がらせの方法なども掲載している方がおられましたが、そんな事すると捕まるのはあなたです。
ただの騒音トラブルから、挙句の果てに逮捕されるなんて事になったら笑い話ではすまないですよ。
逆もしかりです。相手が明らかな嫌がらせをしてきたらその証拠を撮影したり記録すると後々有利になります。
僕も自分の玄関前に土付きの作業靴で何度も踏みしめたような跡がつけられた事がありました。
(画像見えにくくてすいません)
しかもご丁寧にアパートの階段から僕の玄関にかけて一直線につけて、僕の部屋からは土の足跡が途切れているのです。いかにも「この部屋の住人が土をばらまいてますよ」と言わんばかりの嫌がらせ。
そして僕の部屋の前の側溝だけに土を置いていってます。そういう妖怪?
これには驚き上2枚のように写真を撮り不動産会社に連絡し写メを見せました。結果「人の玄関前を汚すなどの迷惑行為は・・・」と 細かく書いたチラシを作成してくれました。
それ以降嫌がらせは一時収まりました。こんな風に証拠があれば対応してくれます。
こんな事をされてとてつもなくムカつきましたが、このような嫌がらせはさすがにしませんでした。壁ドンはしたけどね。
ハンムラビ法典が作られた紀元前ならやり返してもいいでしょう。「目には目を歯には歯を」です。
ですが現在住んでいる日本は法治国家です。ちゃんと法律があり、悪い事をすれば罰せられます。
やりすぎはよくない。結果騒音を越えて暴れまわっていた隣人は僕以外の人間からも警察を呼ばれる羽目になるのです。
シンプルにムカつきますけどこちらもやりすぎないよう気を付けましょう。
一旦落ち着いてから信頼でき、効果のありそうな大家や仲介業者、警察に連絡しましょう。それが一番効果的。
トラブルの実体験から考える部屋選び
騒音トラブルの原因や対応を書いてきましたが、まず何より騒音トラブルが起きそうな所に住まなかったら良いのです。
騒音トラブルから避けるためには防音性がよい物件に住むのが一番いい。それこそ「防音 部屋」で検索かけたら何件もかかりますが防音完備の部屋は高い。
そんな家賃が払える人間は元から騒音トラブルにかかりにくいです。
防音完備の部屋を借りられない人は普通の部屋で防音性の高い所を見つけるしかありません。当たり前なのですがこれが一番難しい。
ですが僕が今引っ越して住んでいる物件では騒音はほぼありません。子供の走っている足音が時々聞こえるくらい。
以前のようないびきや話声が聞こえるというのはほぼありません、もちろん壁ドンも。
では僕が何を気を付けて新たな物件探しをしたか紹介します。
物件を選ぶ際に気を付けた点
- 家賃:安い物件には相応の人間が集まる。結局金か!と思うでしょうが、安すぎる物件は防音を犠牲にしている場合が多い。
- 部屋数:多ければ多いほどいい。なぜなら騒音被害にあっても逃げれる部屋ができるから。音は工事音や電車の通過音のような響く騒音ではない限り、一部屋挟めば聞こえなくなる。
- 構造:木造、鉄骨、鉄筋のうちどれか?鉄筋一択!だけど軽量鉄骨には気を付ける
- 下見:ベランダの洗濯物、駐輪場、駐車場にある車やバイク、自転車を確認。例えば三輪車があると家族連れがいる。車高が低くてコテコテに改造している車があるともしかしたら怖い人がいるのかもしれないなど。意外と一番大事。
- 部屋の位置:当たり前ですが上に人がいれば足音が聞こえる、左右にいれば騒音トラブルに合う可能性が高くなる。角部屋、最上階がベスト。男性は踵から接地する事が多いので足音がうるさい。
- 近隣:治安はどうか?学校や居酒屋などうるさくなりそうな所はあるか。
- 信頼できそうな不動産屋か?→不動産屋さんに最初から「以前騒音トラブルがあったので静かな部屋がいい」と僕は伝えました。不動産屋さんとは今後トラブルがあった場合に関わる事があるかもしれないので注意しましょう。
という事を考えながら引っ越した僕の現在の賃貸アパート:
- 2LDK→部屋が多い。うるさくても別の部屋に逃げられる。
- 家賃6万→敷金、礼金が高いため最低でも支払える人間しかいない。
- 左右に2部屋ずつの1棟4部屋の物件→結果上階、角部屋。横の部屋とは階段のおかげで離れている。1階の住人だけと近い。
- 駐輪場に虫かごや三輪車→子供連れが住んでいる。
- 1Fベランダに作業着、子供服。隣人ベランダに男物の服ばかり→建築、製造関係のお仕事?1Fに子供がいる事確定。隣人は男性だけが住んでいる可能性あり。
- 下見で全部屋からノック&足踏み→壁や床が薄い所をチェック。
- 目の前が道路→車の騒音は?夜間はほぼ通らない。
- 周りは住宅ばかり→居酒屋など騒音の元になりそうな店が建ちそうな場所ではない。
などちょっと気持ちの悪い所もありますが、ここまで見て決めた結果今は騒音から解放され大満足です。
騒音に悩まされたくないのであれば本気で部屋選びはしたほうがいい。
僕は最初不動産会社に部屋を探してもらう前に「前住んでいた所で騒音トラブルがあったので次は静かな所が良いです」とキッパリ伝えました。
担当の方は親身に接してくれて防音性を中心に部屋を探してくれました。
色々な物件を下見した際も「ここの壁が薄いですね」とか「小学校が近いからうるさい時があるかもしれないですね」等助言をくれたりしました。
本当に良い方で結果僕は安心して暮らせる部屋を手に入れたのです。
あちらも自分の成績がかかっている身です。言葉は悪いですが存分に利用させてもらいましょう。
と長々と書いてきましたが、少しは参考になったでしょうか?
世の中には色々な人間がいます。自分の思い通りにいかないことがほとんどです。
僕も思い通りにいかず約1年間つらい日々が続きました。
もし騒音トラブルにかかっている方がいれば相談に乗ります。これから気を付けようと思っている方はぜひ僕の考えを心の片隅にでも置いといてください。
それでは本日はここまで!最後まで読んでいただきありがとうございました!!