先日島根県浜田市にある「島根県立石見海浜公園」でキャンプをしてきたので、合計42枚の写真と共に振り返ります。
初めての海沿いキャンプ!豪快な日本海を眺めながらのキャンプは写真映え?オールドレンズで臨みます!
目次
島根県立石見海浜公園は・・・
のどぐろ、石見神楽、赤てんで有名な島根県西部の浜田市にあります。
近くにシロイルカで有名なアクアスがあるのでキャンプ前に遊びに行くのいいかも。
予約センターで手続きをする必要があるので注意。敷地がとても広いので間違えないように。
海浜公園の予約センターの中にも売店はあるのですが、車で10分程の所にあるキヌヤ国府(コクフ)店で食材等を買うのをおすすめします。
元浜田市民の僕としては県外にいると必ず言われる言葉「島根って砂丘があるところだっけ?」や「浜田って出雲大社が近いの?」という内容。
出雲大社や松江城、石見銀山は東部なので間違えないように!。そして砂丘があるのは鳥取だ!!
浜田市は東部の人達と違って大きな方言もなく、ほぼ島根県ではなくて広島県浜田市。
正直遊ぶところもなく、目立った観光名所も少ないですが唯一誇れる所は自然の豊かさです。
こればっかりは都会にはない。特に荒々しく一面海水しか見えない日本海は大迫力です。
現在瀬戸内海を毎日見てる僕としては改めて日本海の豪快さ、綺麗さが身に染みてわかります。瀬戸内海も綺麗だけどね。
さあ、キャンプしていきましょう。
今回オールドレンズのSuper Takumar 55mm F1.8でほとんど撮影していきます。カメラはもちろんα7 III。
↓レビューはこちら↓
海沿いキャンプ開始!
予約センターで手続き後、リヤカー近くの駐車場に停めてキャンプで一番嫌いなキャンプ地までの移動準備をします。
オートサイトは車で乗り入れできますが、無料サイトは徒歩です。
たぶん色々行ったキャンプ場の中でテント地は一番遠かった。
あと一本道なのですれ違う人になんて挨拶すればいいか困る。毎度そんな事ばかり気になる人見知りの極地です。
無料キャンプ場は四カ所の広場に分かれておりとても広いです。
人はまばら。一番近くのグループからは十分な距離が取れるくらいには余裕があります。
困ったのは傾斜地が多いとこ。僕が決めたこの場所も若干傾斜があります。
というか残っていた所で傾斜が緩い所はここしかなかった。
あと少し高台ぽくなっている所は完全に占拠されていたので断念。海より森に近い所い追いやられました。
そんな事を考えながらもせっせとテントを建てていきます。
今回のテントは寒さを考えてノースイーグルワンポールテント。たぶんソロキャンプで一番ちょうどいい広さ。
一応トヨトミ レインボーストーブも持ってきましたが案外暖かかったので今は車でお留守番中。あとここまで持ってくるのがめんどくさかった。
虫さんもまだ元気に活動中なので森林香もセット。
夏キャンプの時に炊きまくって蚊の存在を感じない効果を発揮してくれました。
もう僕のキャンプのお供。
このワンポールテントは約270㎝あるので高身長だけが取り柄の僕もランタンをかけるのがしんどい。
あと虫が入ってくる事を考えてインナーテントも使おうと思います。
寝床の方は完璧。このコールマンの封筒型シュラフいい加減に洗わないと人間臭がすごそう。
他の荷物たち。
確実にキャンプに必要なさそうな物も混じっていますがそれは後のお楽しみ。
今回も頑張っていただくコールマンガソリンランタンとフュアー ハンドランタン。
灯油ランタン専用オイルが意外と高いので普通の灯油で一度やってみようか画策中。
ガソリンランタンは以前のキャンプで初点灯でしたが、それからもうこいつの虜。
火ってのは人を魅了させますね。そして大光量で助かる。
あとはかっこつけ。
準備終了。
テント前はこんな感じ。横の建物はゴミ捨て場&トイレです。トイレは水洗式でとても綺麗。
さすがに洋式トイレはなかったです。
他のグループもこのように点在しているので煩わしさはないでしょう。
久々の日本海を見に行きましょう。
今日はあいにくの曇り。星を撮りたいんだけどな~。
この海浜公園は防波堤があるので勢いの強い波はきませんが、防波堤にぶち当たる波は見ものです。
ちょうど日が暮れてきたのか空が良い色に。
この海浜公園の海沿いを西側に向かって移動していくと国指定天然記念物の畳ヶ浦という所に着くのですが、その辺でサザエやアワビがよく獲れるんです。今獲ると捕まってしまうのでダメです。
僕らが小さい頃獲ってた時は漁師さんが見て見ぬふりしてくれたんでしょうね、感謝しかない。
この海浜公園の西側と畳ヶ裏は昔の大地震によって地層が隆起しています。なので昔の化石とか見れますよ。
あとは浅いと思ってぐんぐん行くと急に深くなるので恐ろ楽しかった思い出。
まさにこんな感じ。本当に底が見えないし魚も見えないし本能的な恐怖を感じました。
僕らが泳いでいた隆起している所が浜辺から見ると大分遠い所にあるので、そりゃ深いわなという話です。
話を戻して浜辺は柔らかい砂浜で踏みしめるだけで楽しい。ちなみに今いる海浜公園から9号線を東側へ移動するとある大田市の琴ヶ浜は鳴き砂で有名。
小さい鳥の足跡発見。それもそこら中に。
日が本格的に暮れてきました。
空が綺麗な夕焼け。夕日が真正面に見えたら映えただろうに。
いいもの見れたし今夜の我が家に帰宅します。
夜、それは趣味の時間
帰るとキャンプ場は大分暗くなってました。
なので急いでガソリンランタンを点灯。いつもポンピングをどれくらいすればいいか困る。
ねじ込めないくらいポンピングしてくださいと書いてありますが、そこまですると押し込めないんですけど。
だけどこの光はたまらん。灯油ランタンのような炎ではなく、LEDランタンの人工光でもない心地よい光。
色合いとしては白に近い光なんですが、火の暖かみを感じる不思議な光です。
この光が素晴らしい訳であってヴィンテージにこだわる意味はない気がする。ヴィンテージだと光り方も違うのだろうか?
テントをライトアップ。写真で見ると完全にLEDランタンの光。
光量で見ると左側の灯油ランタンがかすむくらい輝いています。圧倒的じゃないか!
光りすぎてゴーストが出る始末。素晴らしい。
ちなみに普段使っているジェントスLED ランタンは定位置のテント上部にセットしています。
今回のお気に入りの一枚。お月様とツーショット。
ここまでくっきり写り、雰囲気を柔らかくしてくれるオールドレンズ癖になる。
写真撮影も一段落ついた所でキャンプで確実にする事第一位「映画鑑賞」をしましょう。
今回の1本目の映画は『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』です。ガンプラにハマっている事もあり、久々に見たくなり視聴。
ヤクトドーガがかっこよすぎる。乗ってるパイロット二人ともおかしいけど。
小説版のベルトーチカ・チルドレンも見てみたい。Zガンダムのベルトーチカさんは嫌われる事が多いみたいですが、僕は幼いながら精一杯頑張るベルトーチカさんは好きですけどね。
二作品ともAmazonプライムビデオで見放題なのでおすすめ。あとはZZガンダムとF91、Vガンダムが見放題になってくれたら完璧。
映画鑑賞中に卓上を照らしてくれるのはフュアーハンド。
α7ⅲにしてからこのランタンを撮るのが毎回楽しみ。金属っぽい質感がまじまじとわかる。
このランタンの映える写真を撮るのもですが、写真を編集中に寄って見てうっとりするのが一番大事。
段々雑になってくるキャンプ中のご飯。本日はポプラで買った唐揚げ弁当!!
ポプラの素晴らしい所はご飯の量を調節できるところです。今回は見てわかる通り大盛り。
おかかふりかけが二個もついている所がポイント。
次回はキャンプ飯ちゃんと作ろうかな。せっかく買った鍋とかもったいない。
食後の楽しみ飲酒。
僕は病気になってから飲み会以外でお酒は飲まないのですが、キャンプは別。
そして学生時代からずっと飲んでいるクリアアサヒプライムリッチ。どの辺が普通のクリアアサヒと違うのかわからないけど何かリッチでうまい。
お酒のお供は大好物の芋けんぴとフュアーハンドの暖かい火。
外で飲んでいるとすごく冷え込んできたので中に入る事に。
ですが中途半端に寒いので、10分くらい悩んだ末トヨトミストーブを持ってくることに。
これで完璧。僕の寝床が完成してしまった。相変わらずワンポールテントと相性抜群な灯油ストーブです。暖かい、これがサイコフレームの光か・・・・。
トヨトミストーブを久しぶりに使いましたがやはりいい光、レインボーです。
これを点火してテントの真ん中に置いておくだけでオシャレ感満載。
この火を見ていると小学校の時に使っていたドでかい石油ストーブを思い出します。当番制で手入れしていたな~。
ま、まずい!学校にエアコンがない田舎者(島根県)という事がバレてしまう!!
冗談は置いといて、だいぶ暗くなってきたので夜の海を撮影にいきましょう!
まずは海側最後の街灯をパシャリ。
見事なゴーストが出ています。完全な円。
絞りをかえると五角形に変わったりとオールドレンズならではの楽しみを満喫。
夜の日本海は怖い。真っ暗な中防波堤に打ち付ける荒波の轟音のみが聞こえてきます。
足がすくんでしまう。考えたくもないけど非科学的な存在でも出そうな雰囲気。
このガソリンランタンのみが頼り。ですがこのランタンの大光量をもってしても一面の闇に吸い込まれるだけでした。
背の高い三脚を忘れてしまったので低速シャッターを何とかお腹で固定して撮っています。
イカ釣り漁船の光に合わせたつもりでしたが撮影してからしかわからない。
あとの写真はノイズ&ブレで見れたものではなかったので一番ましなやつだけを。やっぱ三脚いるな。
テントに帰ってから止めていた逆シャアを見ます。
こうやってコットに横になって映画をゴロゴロ見る事の素晴らしさ。アウトドアなのにインドア。最高です。
ギュネイは主要人物のくせに雑魚っぽく撃墜されてしまうんですよね。昔のアニメ総じてですが終盤にかけてどんどん死んでいく。
近年ではヴァルヴレイヴが同じような感じでした。
ですがよく考えたらそこまでおかしくない。終盤って事は劇中は戦争の最終局面です。皆死力を尽くして戦うし投入される戦闘員の数も多いでしょう。だから主要人物だって他の戦闘員と同じく死んでいくんでしょう。
まあそうはいっても核兵器からアクシズを守って、クェスに悶々とするギュネイ君を瞬殺するのはかわいそう。
ガンプラ作ってみる?
逆シャアを見終わり、お次は「スイス・アーミーマン」を視聴。
ハリーポッターで有名なダニエル・ラドクリフ君が様々な機能を備えた死体となって無人島に漂流していたハンク役のポール・ダノを救う青春映画です。
僕も何書いてるかわかりませんがこの通りのストーリーです。ギャグ的な感じかと思いきやハンクが過去の自分と振り返るストーリーであったりと普通におもしろかった。
と映画より手前の見たことある物が気になる事でしょう。
今回の有意義な暇つぶしの目玉として持ってきたガンプラです。
持ってきたのはガンダムMk-Ⅱです!塗
νガンダムじゃないんかい!というツッコミはごもっともですが、Zガンダムを再視聴したあとに作りたくなってコツコツ作っていました。
もう塗装、デカール貼りは完了しています。今回は先ほどの写真にチラ見えしていたガンダムリアルタッチマーカーでウェザリング&墨入れしていきます。
これぞアウトドア中にインドアの極地!!
宇宙汚れを想定して地上戦のような砂汚れ等は施しません。例えるならスターウォーズに出てくる機体のような汚し方をします。
宇宙は重力がないので汚れが満遍なく付着します。それは重力下でつきにくい頭部や胸部のような高い所にも。なので見えにくい関節の内側部分などの細かい所にもウェザリングしていきます。
ガンプラ作成でウェザリングが一番楽しい。無駄に凝りすぎて汚しすぎてしまわないよう自分をセーブします。
休憩をかねてトイレへ。そして外からパシャリ。
周りが暗すぎて面白い感じに、テント感がないな。
スイス・アーミーマンも見終わり、ウェザリングに集中します。
キャンプの時はPS4ゲーム「レッドデッドリデンプション」のBGMが最高に合う。これはアメリカの西部開拓時代を舞台にしたカウボーイガンマンゲームです。
初代はオンラインが過疎ってもやり続けたゲームでして、ハードコアモードで外国人と協力し合い時には暴言を吐き散らしながら楽しく遊びまくりました。
そのせいで当時英語話せないのに外国人の友達ばかり出来てしまった。過疎りすぎてほぼ外人しかいないのが原因。
砦に籠った荒らし外人達をたった一人で立ち向かっていた人がいて、その人の為にフレンド外人を呼んで皆でフルボッコにしたのは良い思い出。
そんな思い出のBGMを聞きながら作業をしていますと、右脚が完成しました。
正直見えにくくてやりにくい!やる前から分かっていましたが光量が足りない。
ガンプラは一時置いといて、外を見ると星が見えたので念願の星撮影。
今まで星が綺麗な所に行っているのに曇りばかりという呪いにかかった僕だったので本当にやっと、でした。
ですが中々難しい。ここだけSIGMA 30mm F1.4にレンズを変えています。明るさが欲しかったので。
今度は少しISO感度を下げて撮影。見にくいな~。
星空撮影は最大の沼と言われているので入りにくいですが、映える写真撮りたい。
中に戻りオールドレンズでお遊び。
ゴーストを使い足からビームを出しました。深夜テンションなのでお構いなく。
遠くからは日本海の轟音とどこかで舞っているであろう石見神楽のお囃子の音が聞こえてきます。
これは良い子守唄だ。
いつの間に眠りもう朝。
眠る時は必ず石油ストーブは切るように!最悪死にます。
今の所息苦しかった事もないですが念のため家庭用の一酸化炭素検出器を近くに置いてます。
↓中華性でもちゃんと機能してくれるみたい↓
天気は曇り。
キャンプ翌日って帰る事しか頭にないから楽しくない。結露がついたテントどうしようかとか、実家帰って風呂入って長時間運転して広島に帰らんとな~とか考えるとつらい。
そんな落ち込み気分をぶち壊してくれる小倉あんぱん最高。
朝はパンが一番。最近有名な高級食パン「乃がみ」の虜となっております。
2斤で買うのですが、切り分ける時が気持ちいい。僕がホームベーカリーで作ってるパンとは大違いで、パン切り包丁を軽く当てるとするする切れていく。いつもガシガシ切ってる分気持ち良すぎる。
結露でテントびしょびしょ、コットや封筒型シュラフも濡れてる。
そろそろ洗いどきかな。う~、めんどくさい。
今回もありがとうノースイーグルワンポールテント!
さっさと片づけて早く帰ります。
まだ時間のある人は有福温泉に行く事をおすすめします。一応温泉街で雰囲気良いですよ。
経営難なので行ってあげてくださいと地元民から広報。
感想
初めての海沿いキャンプは大満足です。
何より色々な姿の日本海を見れるのが良いですね。今回海の写真は数枚だけ載せていますが、本当は20枚くらい撮っています。
それくらいカメラ小僧を引き寄せる魅力が海にはあります。
あと久しぶりの石油ストーブを焚きながらのキャンプはやっぱり良い。
アウトドアをしながらインドアをするというのは最高の遊び。非日常の中で日常を感じる事が出来る事の快感といったらやらないとわからないでしょう。
その快感を得るための準備、片付けはめんどくさいですけど。
さあ次はまた友達と大山近くでキャンプを計画していますのでお楽しみに!
それではみなさんもよいキャンプライフを!!