どうも!しろだんごです!
本日は前回のニート期間最終旅行に行った山梨、静岡、愛知旅行の続きです。
富士山が世界遺産に認定される時に構成資産の一つとして一緒に認定された『忍野八海』に行ってきました。
もう人生で経験がないであろう超悪天候富士山登山が終わり、温泉に浸かっていると思いました「どこに行こう?」と。
食事をして車でうろうろしていると「世界遺産」の看板が!それが忍野八海でした。
時間もあるし、雨も少し上がったしという事で寄ってみる事に。
18枚の写真と共に振り返っていきます。
↓悪天候富士山もどうぞ↓
↓新倉山浅間公園もどうぞ↓
↓掛川花鳥園もどうぞ↓
↓サツキとメイの家もどうぞ↓
今回も写真映えするように気合を入れて撮りました。
カメラ→SONY α7 III
レンズ→キットレンズ
忍野八海とは?
昔、富士山の近くにあった宇津湖が噴火により山中湖と忍野湖に分かれました。忍野湖は長い年月で枯れてしまいましたが、富士山の伏流水を源流とする湧水地がいくつか残りました。それが忍野八海。
アダムがセカンドインパクトで魂と肉体に分かれて魂はカヲル君に、肉体は復元されてゲンドウの手に宿る感じですね。
自然の力で濾過された池の水は透き通っておりとても綺麗なんだとか。
富士山と一緒に世界遺産に認定される程の湖です、気になる。
↓場所はこちら↓
地図上の左下が富士山なのでとても近い。
先ほどの説明にある分断された山中湖ももちろん近くにあります。
元が一つの湖だったなんて考えられない。それ程まで富士山の噴火ってすごかったんですね。
いざ、忍野八海へ!
忍野八海の無料駐車場があるのですが、細い道を通るので近くの『ひでのや』という商店が運営している駐車場に停めました。
とはいってもただの店前の駐車場なので受付があるとか、案内されるという訳ではなかったです。
停めたらどこからかおじさんが出てきて駐車料金払ってねと言われるくらい。
お土産屋さんでいくらか購入したら無料になるとの事。後でチラ見しましょう。
雨は上がりましたが天気は曇り、早く晴れろー!
道中は良い匂いを出している商店ばかり、こんな雰囲気のお団子は卑怯。
だがガストで食べたハンバーグが胃に残っているんでね。
少し歩くと茅葺屋根のお家が何軒も建っています。
そして聴こえてくる水の流れる音、THE日本という感じで癒されます。
ですが、同じように聞こえてくる日本語じゃない言葉たち。しかもあちこちから大きな声で聞こえてきます。
富士山でも多かったですが、この忍野八海は中国人の数がとても多い。日本語がすれ違いざまに聞こえてくると少し安心するレベルで中国語しか聞こえません。
日本様建築、雰囲気、日本語の看板などありながら謎のアウェイ感を感じる僕と彼女。
そして人が多いので湧水に近づけません。その間に他を見ながら時間潰し。
紅葉でしょうか?
旅行の時期はまだ8月だったので葉はまだ緑。
少し人が奥に減ったので第一の湧水にパシャリ
確かに透き通っています。湖に綺麗に反射してくれるのでちょっとおもしろい写真が撮れました。
もっと広角だったら全体が写せてよかったのに、おしい。今回の旅行で逆さ富士も撮ろうと思っていたのですが天気的に無理みたい。
水の中はニジマスが泳いでいてずっと眺めていられますね。
小雨が降って池に反射するのも良い風情が感じられます。
他の多数の湖を見るには入場料を支払って入ります、値段はそこまで高くなく中学生以上は300円で入場できます。
天気が良ければ左側に富士山が綺麗に映っているはずなんですが残念。
数時間前まで富士山で大雨と強風に耐えていたとは思えない日常感に溢れており落ち着きます。
人に慣れた鴨もいて間近で撮影できます。
鴨とかアヒルのごついクチバシから下った所にある柔らかそうな胸筋がかわいい。
いつもニワトリさんからおいしく頂いています。
時間があったので面白半分で撮影した高速水車。
シャッタースピードを遅くすれば、ゆったり動いている水車が高速で動き中で連動している杵も高速で突く、ように撮れます。
ふざけと疾走感があってなかなか好きな一枚。
中には外にある物と比べ立派な茅葺屋根の家があります。
しかも中は見学し放題。
なぜか中国人達は外で溢れかえっているのに、中には全くいません。僕らと日本人の老夫婦の2組だけ。
見たところ料金を支払う受付まで来て引き返しているよう。
ここまで来たんならそれくらいの金支払えばいいのに。
こっちとしてはほぼ貸し切りで見て回れるのでありがたいです。
中はこんな感じ。
昔の家は茅葺で穴だらけだから中で火が扱えたんですよね。囲炉裏を現在の家で使うと一酸化炭素中毒で死んじゃいます。
その代わり冬は風通し良すぎて寒くて大変。
先ほどの家から少し歩くと『底抜池』という明らかに怖そうな池があります。
何でもこの池に物を投げ入れるとどこかに消えてしまうらしい。
色々見て戻ると入口付近の池を半周していました。
鯉がいたので有料の餌をあげようとしますが餌がない。
鯉の餌やりはなぜか僕と彼女の間では定番で、餌があるところにいけば必ず買っていますが残念。
しょうがないのでエアー餌やりを鯉達に行っていると勘違いした鴨達が魚鱗の陣形で迫ってきました。
引っ掛かったな!これが啄木鳥戦法だと山本勘助の事を考えながらエアー餌やりを鴨達にも行いました。かわいいやつらめ。
大きな池を一周すると展望台があったので登ってパシャリ。
富士山は相変わらず恥ずかしがって出てきません。
中の見学が終わり、外に行くと『銚子池』という池を発見。
何でも結婚式の最中に大きなおならをしてしまった花嫁が、恥ずかしがって銚子を抱いて身投げした事から『銚子池』と命名されたそう。
自分の恥ずかしい事を後世まで語り継がれているとは、その花嫁さんはあの世で恥ずかしがりまくっているでしょう。やめてあげて。
でも確かに「おならをした恥ずかしさから花嫁が自殺した池」なんて印象に残らない方がおかしい。
最後は一番目立つところにある水深8mもある湧水に行きました。
忍野八海内にあるお土産屋さんを通らないと行けない場所にあるので人が多くて大変。
そして再び聞こえてくる他の国の言葉。
後で調べると富士山が世界遺産に登録された2013年頃から中国人の観光客は増えてきたが、『池の中にお金を入れると幸せになる』という誰かが広めた偽情報のせいでさらに増えたらしい。
この写真の「お金投げ入れ罰金」の看板が全てを物語っていました。
「忍野八海 中国人」なんていう予測候補がGoogleに出てくるので中国人が増えているのは明らかですね。
気になる方はどうぞ→https://diamond.jp/articles/-/111390
気を取り直して、池の中はこんな感じ。
肉眼で見ると深い海をみるような恐ろしさを感じる程深いです。
しかもそれが透き通っているので8m下まで丸見え、余計に怖い。
丁度パトレイバーのイングラムが8mです。ハウステンボスで見た時は大きさに圧倒されましたがそれが埋まるくらいの池の深さって・・・。
台座に少し乗っていますが、この大きさがあの池です。
シャッタースピードを下げて明るくしてみましたが限界。
綺麗さは伝わったかな?
最後の池に全てもっていかれた感じですが、池の綺麗さ、古き良き日本の雰囲気を日本一の山『富士山』と共に見られる贅沢な場所でした。
その富士山がほぼ見えない僕らでしたが気にせず雰囲気を味わえました。
富士山からも遠くないし、富士周辺を旅行する上で行ってみても良いのではないでしょうか。
中国人が多いのは目を瞑りましょう、まぁ心構えはしておくように。
それでは!また次回で!!