広島県安佐北区にある柳瀬キャンプ場でキャンプしてきました。
前回に続き2月2回目のお泊り冬キャンプです。
そして今回は冬キャン用に購入したこちらのノースイーグルワンポールテントを使用してみました。
前回はパップフーテントでキャンプし、寒く死にかけたのでリベンジです。
キャンプしながらレビューしていきます。
写真とともに振り返ります。
目次
ノースイーグルワンポールテント建て方
今回購入したノースイーグル ワンポールテント 300は高さ2.7m、広さ3m×3mのソロにしてはだいぶ広いワンポールテントです。
このノースイーグルとこちらのテントで迷いましたが、広さでこちらにしました。
内容物はインナーシート、フライシート、プラスチックペグ16本、自在ロープ8本、ハンマーです。
グランドシートは専用ではなく別で購入する必要があります。
(写真がグチャグチャですいません)
まずはグランドシートを敷き、寒さ予防、汚れ予防にAMAZONで購入した起毛シートを敷きます。
広げてみるとわかりますが、3mは本当に広いです。
グランドシート上にフライシートを広げていきます。
今回は石油ストーブを使用するのでインナーシートは使用しません。
広げたら対角線上にペグダウンしていきます。
パップフーテントは緩めにペグダウンしないといけないのですが、このワンポールテントはある程度張った状態でペグダウンした方が良いみたいですね。
なので実は一度引き抜いて引っ張ってから再度ペグダウンしております。
そして全場所にペグを打ち込みました。
オレンジ色がなかなか目立ち、映えます。
そして2.7mのポールを中にいれ立てます。まだ自在ロープで固定してないので少し緩め。
やっぱでかい!中は身長179㎝の僕が余裕でゴロゴロできるくらいの広さ。
ポールが高すぎて僕でもランタンフックにランタンをかけるのに台が必要です。
自在ロープは二か所に通して固定するタイプなので少し苦戦しましたが、何とかできました。
ピーンと張っおかげでテント内も広くなり、外見も見栄えがよくなりました。
そして僕の精鋭達を並べて完成!
本当は前にタープも張りたかったのですが時間がかかるのと、ペグダウンしまくったおかげで腕が疲れたのでやめました。
中は石油ストーブを真ん中に置き、寝床はいつも通りの防寒対策バッチリにしました。
このテントはフライシートに冷気が入らないようなスカートがついていないので大分隙間が空いてます。
換気はとてもよくなるけど、寒さが気になります。夜にどうなるか様子見。
リベンジ冬キャンプ開始!
夜が更ける前にランタンの点火と・・・
焚火の準備をすませておきます。
このキャプテンスタッグヘキサステンレスファイアグリル M も何回も使ってるので煤けてきました。
コールマンのファイアーディスクと迷ってこちらを買いましたが、底が深く焚火しやすいのでとても満足してます。
薪は以前キャンプで使った物が残っていたのですが心もとなかったので川辺で木を拾ってきました。
乾燥シーズンなので木も乾いていて助かりました。一応焚火近くで乾かしてます。
長い木が多かったのでノコギリで細かくしていきます。
鉈や斧ではきれいに長さ調節できないからこのノコギリは重宝しています。小さいながらよく頑張ってくれてます。
大分夜も更けてきました。
以前のような極寒ではありませんが、鼻水出る程度には寒いです。
この焚火してる時が一番キャンプしてるな~って実感しますね。
最近焚火バーができたりと焚火が取り上げられる事が多いみたいなので、癒し効果があるのでしょう。
そうやって焚火でボーっとしてるとご飯の準備をするのをすっかり忘れていました。
なのでまずはお米を炊きましょう。
最初に無洗米に米から中指の第一関節くらいまで水を入れ、30分程度放置し水を吸わせます。
30分後ウインドスクリーンで囲んだポケットストーブに固形燃料を置き、点火。
あとは燃料が燃え尽きるまで放置します。
お米ができる間におかずを作りましょう。
本日のおかずは惣菜で買ったハンバーグです。
以前のおでんのように色々料理をしたかったのですが、時間がなく適当に買ってきました。
早速ヘキサステンレスの上に網を置き焼いていきます。
以前網で焼き肉をした際に、肉のカスがつきまくったので今回はフライパンの上で焼きます。後片付けが楽。
途中薪を足した事でフランベのように燃え上がりました。
そのおかげもあってかいい感じに焦げができおいしくできました。そして僕のフライパンもさらに煤けていい感じになりました。
ハンバーグを全部焼き終わった後、ご飯もちょうど炊けました。
固形燃料が燃え尽きた後は一度5分程度タオルなどにくるみ蒸らすといいです。
お米はたぶん1.5合くらい炊けました。小食の僕としてはなかなか量が多い。
と思ってましたがこれまでの疲労、キャンプ効果もあってかペロリと食べ終わりました。
特にハンバーグはどんなスーパーのおばちゃんが作ったかわかりませんが、肉厚でおいしかったです。
そしてご飯を食べた後は、再度まったり焚火タイム。
焚火台に反射して余計火が綺麗に見える。
いつもは炭をおこして暖まるんですが、今回は薪だけで十分でした。
拾ってきた木達が活躍してくれました。次もそうしよう。
ワンポールテントの真価を発揮
最後の薪が燃え尽きた事で今回のキャンプの目的であるワンポールテントに籠ります。
早々と石油ストーブを点火させ、道具を全てテント内に撤収させていきます。
全ての作業が終わり、いざテント内へ!
まず一言・・・超暖かい
これが冬キャンプか!と言わんばかりの快適さ。二回ほどキャンプに石油ストーブを持っていきましたが、こいつの真価を発揮できていなかったとこの時痛感しました。
対流式のストーブなので上方へ熱気が行くのはわかっていたのですが、このワンポールテントとの相性抜群です。
隙間風の寒さは多少ありますが、その寒さを上回るくらい暖かいです。
完全に密閉すると逆に暑くてダウンを脱いでしまうくらいでした。
そして何より外観がいい。タイトル画面にも挙げていますが、このオレンジの色と石油ストーブの色がマッチしておりとても綺麗。
これはまさに無縁と思っていたオシャレキャンパーへの第一歩なのではないか?笑
遠目から見ても目立つ色合いです。
外からでも室内の暖かさがわかります。あまりにも綺麗だったのでトイレから帰るだけで外から何回も撮影してしまった。
テンションも多少落ち着いたとこで酒盛り開始です。
外なのに外じゃないキャンプ独特の雰囲気もあってお酒がすすみます。
おつまみは脂質を考えて、トップバリューのおせんべい。値段の割に量が多くお酒には最適。
お酒を飲みながら趣味のスプーン作りや・・・
AMAZON Fireにダウンロードしておいた冬アニメや映画を見たりして、ほんっとうにゴロゴロしてました。
以前のキャンプからしたら天と地の差があります。前回は寒くてアニメ見てる暇もなくすぐさま寝床に籠ってました。
結局、洋画2本、アニメ3本見て寝ました。時間は2時くらいでした。
テント内では一酸化炭素中毒に注意して、一酸化炭素検出器を置いてます。
一酸化炭素にビクビクしてたらキャンプを楽しめないので導入しました。おかげさまで気にすることなくゆっくりできました。
レビューはこちらです
そして朝・・・
シンジ「知らない天井だ」
と僕にしては早起きしました。時刻は8時。
自宅並みにグッスリ寝れました。珍しく身体が痛くない。いつもキャンプで朝起きたらどこか痛くなっているのに。
そして相変わらず天井が高くて密閉感がなく落ち着きます。
自宅同様早速石油ストーブの電源を入れます。
そんな寒くなかったですがいつもの流れでつけてしまいました。
外は快晴とまではいきませんが、とても良い天気。
このままピクニックか登山にでも行きたい天気です。
前回は午後から雨の予報だったので早々と帰り支度をしましたが今回はゆっくりでもよさそう。
8割くらい灯油を入れていったのですが、けっこう減ってました。
寒いから余計に使ったのかな?今回の功労物です。ありがとう!
朝食は毎度家で作ってきたパンと野菜ジュースです。
さすがに塗る物が何も無く味気がなかったので、ココアに漬けて食べました。これがまたうまい!ほとんどお菓子。
朝食をすませ洋楽を聞きながらまったりしてましたが、石油ストーブが逆に暑くなってきたので消化。
そして片付けに入ります。
テントを建てるのは遅いですが、片付けの早さには定評のある僕です。
まずはテント内の道具を全て出して固めておきます。
この片付けから帰るまでが名残惜しく、現実に帰らないといけない悲しさが湧き出てきます。
テントを片付ける前に撮影。
今更ながらワンポールテントが初めてにしてはうまく張れました。
オレンジ色の膨張色の為か、重量感があるように感じます。
出入り口やベンチレーション部分の黒色や、自在ロープ部の赤色のワンポイントもシンプルだけで終わらせない美しさがあります。
本当に買ってよかったな~。
それでは現実に戻りましょう。
帰ってからはやはり疲れていたのか、風呂に入って爆睡しました。
今年は暖冬なので冬キャンプらしいのは今回で最後かもしれませんね。またやりたいな。
ノースイーグルワンポールテントのメリット・デメリット
個人的にこのノースイーグル ワンポールテント 300で感じた事をまとめました。
メリット
- 中に暖房器具を入れれば冬キャンにもってこい
- とても広く、高く3人程度までなら快適
- ワンポールで建てるテントなので設営が簡単
- 色合いがキャンプに映える
デメリット
- スカートがなく寒い時がある
- 自在ロープが二か所通すので若干わかりにくい
- 高いのでランタンがポールにかけにくい
- 高いのでベンチレーションの開閉がしにくい
デメリットは気になる程度のことなので、このテントで致命的な不自由な事はありません。
むしろ冬キャンプ用に買った事で考えると満点といってもいいくらい。
それではみなさんも良いキャンプライフを!!