神殺し忍者アクション漫画『斑丸ケイオス』の簡単なあらすじと感想です。
あらすじ
人々がまだ森と暮らし、神のような存在「ヌシ」と共存していた時代。忍びの一族である百夜と斑丸は、忍びの里を裏切り、国を揺るがす「大罪」を犯してしまい・・・
忍びが、ヌシが、裏切り者の2人が、それぞれの大願の為に激突する!
斑丸ケイオス 1 背表紙
話の流れ
①殻州忍衆(カラスシノビシュウ)の追っ手から逃げる白夜とストーキングしてた斑丸
②追っ手を撒き、斑丸と白夜は雲烟のヌシ「タダヌキ」の右手を狙う。切り落とすも斑丸は呪われ、白夜は斑丸を見捨てて右手を持ち去る
③それでもストーキングしたい斑丸は右手を取り戻したいタダヌキと協力して白夜を追う
④ヌシ殺しにはげむ白夜に追いつくも再度逃げられる
⑤殻州忍衆の追っ手がまた出現
感想
またもや表紙買いでしたが、これは当たりだな!!(『人形の国』がなくて腹いせに買ったとはいえない・・・)
まず神殺しっていうのがいいですね。どんな題材でも絶対的強者を倒すのは見ていておもしろい。
主人公の斑丸がガチストーカーすぎてヤバイ(笑)表紙の勇ましい感じが全くない。騙された!王道的主人公とは正反対ですが、だがそれがいい!!
白夜の匂いをかげれば何でもいいため、全て白夜中心。白夜に追いついたら協力関係だったタダヌキを速攻裏切って命懸けで時間稼ぎをしたりとある意味一途な所は王道主人公と似ているかも・・・無理あるか(笑)
でもそんなタダヌキと斑丸の奇妙な協力関係はこれからもずっと続きそうですね。2回も殺し合いしたのに案外仲良さそう。
最後の方でさらにやばそうな殻州忍衆の追っ手がきました。明らかやばい。一人は吃音があり言葉もたどたどしい大男、もう一人は蛇酒ならぬ人間の鼻酒を持っている男。
この世界の忍びは変なやつしかいないのか!?唯一幼馴染だけがまともっぽい。明らかツンデレだけど(笑)
いやー、この漫画も先が気になりまくりです!
「白夜はなぜ死んだ人間を蘇らせたいのか?ていうか誰を?白夜が忍衆を抜けた理由?」、「ヌシ達が封印した瞬目のヌシとは?」
などなど疑問が多い。
この漫画は今後きそうですね~。表紙買いの精度が上がってきた気がする。次巻早よ!
こんな人におすすめ
・王道主人公に飽きた人
・昔の日本の世界観が好きな人
・ニンジャが好きな人
『斑丸ケイオス』一冊読んでみてはいかがですか?結構おすすめです。