サーカスTCで有名な『テンマクデザイン』が販売しているパップテントのようなテント『炎幕』。
単純な形状で武骨な雰囲気が人気のテントですが、炎幕シリーズは廃盤品も含めて8つ種類があります。
今回はそれらのテントを一つずつ解説していこうと思います。
- 炎幕の種類
- 炎幕
- 炎幕TC
- 炎幕DX(※R2.10月現在廃盤。ver.2がR2.11月に発売予定)
- 炎幕DX ver.2
- 炎幕DX EVO(※R2.10月現在廃盤)
- 炎幕TC DX
- 大炎幕
- 大炎幕FC
- 一緒に購入したい商品
- まとめ
※早く違いだけ知りたい方は『まとめ』へGO!
炎幕の種類
- 炎幕
- 炎幕DX
- 炎幕DX EVO
- 大炎幕
(※以下R2.10月追加)
- 炎幕TC
- 炎幕DX ver.2
- 炎幕TC DX
- 大炎幕FC
以上のテントが炎幕シリーズになります。
大炎幕はわかりやすそうですが、DXとかEVO、TC、FCって?
一つずつ解説していきます。
炎幕
<素材>
フライシート:コットン100%(表面撥水加工、抗カビ加工)
グランドシート:ポリエステル オックス210D
ポール、ペグ:スチール製
耐水圧:1,500mm(グランドシート)<サイズ>
フライ(約):W:330×D:190×H:130cm
グランドシート(約):W:187×D:93×H:10cm
重量:(約)5.6kg(本体 2.8kg、ポール 0.94kg、グランドシート0.42kg)付属品:グランドシート、ポール×2本、張り綱(2m×4本)※白色、ペグ12本、収納袋
最初に発売され、シリーズの原型となっている炎幕。
コットン100%のテントなので火に強く、結露しにくい。
大きさは完全にソロ用に作られています。
フルコットン、キャンプに映える自然色から本物のパップテントと見間違う程男らしいテントです。
他の炎幕シリーズと違いスカートがないので秋、冬のキャンプは少し冷えるかも。
初代なので後継テントと比べて惜しい点が多いですが、色は一番かっこいいです。
パップテントの魅力は大変わかりますがどうしても中古品な訳なので、心配な方は炎幕でパップテント風なキャンプをするのも良いと思います。
(※以下R2.10月追加)
炎幕TC
本体はTC素材、ポリエステルのスカート付きの炎幕TCがR2.11月に発売予定です!
炎幕DX(※R2.10月現在廃盤。ver.2がR2.11月に発売予定)
<素材>
フライシート:コットン100%(表面撥水加工、抗カビ加工)
グランドシート:ポリエステル オックス210D
スカート:ポリエステル
ポール、ペグ:スチール製
耐水圧:1,500mm(グランドシート)<サイズ>
本体(約):W:330×D:190×H:130cm
グランドシート(約):W:187×D:93×H:10cm
重量:(約)7.6kg(本体 3.68kg、ポール 1.88kg、グランドシート0.42kg)付属品:グランドシート、ポール×4本、張り綱(2m×7本)※白色、ペグ×15本、収納袋
炎幕をそのまま改良したのが炎幕 DX
です。ある意味『炎幕2』といった所でしょうか。
改良部位としては・・・
- サイドパネルとスカートの標準装備
- キャノピーポール2本付き(合計4本ポール)
サイドパネルにより雨風を防げ、プライベート空間が若干広がりました。
そしてスカートの標準装備で寒さへの対策。全体的にテント内の気密性がアップしています。
色々装備が増えた事で若干重量が増えていますが、別売りだったキャノピーポールをまとめて持っていけるのはありがたい。
スカートキャノピーの先部分がオリーブ色なのでテントのタン色とメリハリがついて映えています。
個人的に一番かっこいいと思う炎幕。
もちろん炎幕より値段が上がってしまうのがつらい。
(※以下R2.10月追加)
炎幕DX ver.2
バージョン2に進化した物がR2.11月に発売予定です!
本体は変わらずフルコットンですがスカートがTC素材になりました。
グランドシートが標準装備なのが嬉しいですね。こちらの発売によりHPからは旧炎幕 DXの姿は消えました。残念。
炎幕DX EVO(※R2.10月現在廃盤)
<素材>
フライシート:ひさし部 コットン100%(撥水加工/防カビ加工)
背面・側面部 ポリエステルオックス210D(PUコーティング/撥水加工)
グランドシート:ポリエステルオックス210D(PUコーティング/撥水加工)
メインポール:スチール製3本継ぎ(φ19mm×1.300mm)×4本
耐水圧:1,500mm(グランドシート)<サイズ>
収納サイズ:(約)570×220×220(高)mm
組立サイズ:フライシート (約)3,300/2,000×1,900×1,300(高)mm
グランドシート (約)1,870×930×100(高)mm
重量:(約)6,67kg付属品:スチール製ペグ15本、張り綱(2m×7本)、収納ケース
炎幕 DX の性能で一部ポリエステルにして使いやすく軽量化したのが炎幕 DX EVO
。
キャノピー部分だけコットンで背面部分はポリエスエルです。
ポリエステルが使われている為小さく畳む事ができ、取り回しが楽になっています。
肝心の重量は炎幕 DXより約1kg軽くなっています。1kgが大きいかと言われると微妙ですが・・・。
最近(R2.3月)までAMAZONで激安の19800円で売られていたのですが今は在庫不足のようです。
↓詳しくはこちらでまとめました↓
(※以下R2.10月追加)
炎幕TC DX
炎幕TCのDX版。こちらもR2.11月に発売予定です!
大炎幕
<素材>
フライシート:ひさし部:コットン100%(撥水加工、抗カビ加工)
側面・背面部:ポリエステルオックス210D(PUコーティング/撥水加工)
グランドシート:ポリエステルオックス210D(PUコーティング/撥水加工)
メインポール:スチール製3本継ぎ(Φ19mm×1.550mm)×4本
耐水圧:1,500mm(ポリエステル部フライシート・グランドシート)<サイズ>
収納サイズ:(約)620×230×230(高)mm
組立サイズ:フライシート(約)3,500/2,200×2,700×1,550(高)mm
グランドシート(約)2,050/2,000×1,500×85(高)mm
重量:(約)8,20kg付属品:ポール4本、スチール製ペグ16本、張り綱(3m×4本、6,5m×2本)
炎幕 DX EVOを大きくしたのが大炎幕
。これはわかりやすいですね。
気を付けてほしいのが炎幕 DX EVOを大きくしたので、フルコットンではない所です。
幅だけでなく高さが約25㎝高くなった事でさらにプライベート空間にゆとりがもてるようになりました。
個人的にはただでさえギアの選択に困る炎幕シリーズなので、大きくなると使いこなせないかもしれないです。
お値段は炎幕 DX+3000円程度なのでとてもリーズナブルです。
(※以下R2.10月追加)
大炎幕FC
大炎幕のフルコットンバージョン。スカートはTC素材となっています。
こちらもグランドシート標準装備。
無印大炎幕と同じく炎幕DX ver.2の大きい版と考えてもらってよさそうです。
R2.11月に発売予定です!
一緒に購入したい商品
炎幕シリーズにはインナーテントは標準装備ではないので別途購入が必要です。
こちらはオールメッシュタイプのインナー。
※大炎幕は他の3種と大きさが違うのでインナーも違う点に注意。
オールメッシュインナー
まとめ
- フルコットン、スカートなし、キャノピーポールなしが炎幕
- その炎幕のTC素材バージョンが炎幕TC
- 炎幕TCのサイドパネルあり、キャノピーポールありが炎幕TC DX
- フルコットン、スカートあり、サイドパネルあり、キャノピーポールありが炎幕 DX
→ここから進化して色が変わりスカートがTC素材になったのが炎幕 DX ver.2
- コットン+ポリエステル、スカートあり、サイドパネルあり、キャノピーポールありが炎幕 DX EVO
→廃盤
- 炎幕DX EVOを大きくしたのが大炎幕
- 炎幕DX ver.2を大きくしたのが大炎幕FC
フルコットンか一部ポリエステルかで分ける事ができます。
値段では大炎幕が一番高く、炎幕が一番安いです。
(※以下R2.10月追加)
色々増えすぎてよくわからなくなってきました。
廃盤品も一応残しておきます。古いテントを忘れるとかわいそうですし。
個人的には大きさを取るか、素材を取るかと考えるので炎幕DXか大炎幕で悩みます。
一番は大炎幕の大きさのフルコットンテントが出るのが良い。おそらく値段が4万円台になると思うのでつらいですが。
後継テントが出ても初代テントを忘れない『テンマクデザイン』のテント開発には完敗です。
それでは今回はここまで!
みなさんも良いキャンプライフを!!
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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