6月19日発売『バイオーグ・トリニティ』12巻の簡単な感想です。
目次
今巻での驚きポイント
・この世界の正体
バイオーグ・トリニティ 12 (ヤングジャンプコミックス)より
だから何度も何度も芙三歩は自殺し、藤井は絶望する世界が続いていた。芙三歩が世界の進展を望んでいないので世界は無限にループしている。
・40年前の世界の真相
バイオーグ・トリニティ 12 (ヤングジャンプコミックス)より
中があるなら外はある。40年前の現実感溢れる世界は「外」の現実の世界。
・浦野(ウラノス)や21星の強さの正体
バイオーグ・トリニティ 12 (ヤングジャンプコミックス)より
浦野をはじめ21星は藤井達とは違い、ループの世界から外れた存在。その為世界が再構築され全ての人々がリセットされるなか、21星達はリセットされる事なく進化し続ける。
これが強さの正体だが逆に考えると、ループの世界から外れているため一度死ぬと復活せず消滅する。
・無限ループを作っている人物
バイオーグ・トリニティ 12 (ヤングジャンプコミックス)より
無限ループを作っている人物は芙三歩自身
バイオーグ・トリニティ 12 (ヤングジャンプコミックス)より
・なぜ芙三歩は無限ループを断ち切らないのか
バイオーグ・トリニティ 12 (ヤングジャンプコミックス)より
この世界の神となった芙三歩の目的は一つ「藤井が死なない世界を創る」。
ただ単純に好きな人が死ぬのが嫌だから、好きな人がいない世界に意味がないから芙三歩は何度も何度も世界を繰り返していた。
感想
今巻で話がとても進みましたね!この世界の核となる部分が明かされまくり!
この世界が芙三歩の「中」の世界ってのはびっくりしましたが、何より無限ループを続けているのは藤井に死んで欲しくないからという純愛っぷりに涙がちょちょ切れそうでした。
あと松陰っちがどんどん雑魚っぽくなっていってるな(笑)直接的な戦闘がないし、何より浦野が出てきてから目立ってない。蚊帳の外感すごい。
ただのリア充になりたい陰キャラ。
今後「内」の世界を担いそうな流れになってますね。なんか「俺達現実世界に帰ってリア充になるから夢の世界はよろ」って藤井に言われているようでかわいそう(笑)
正直今まで話がわからなかったんですが、今巻でよくわかった。大好きな大暮維人の画力の高さだけじゃなかったという事だな(笑)
やっぱり大暮維人の画力が高すぎる!
やっぱ絵うまいっすわ~。『天上天下』『エアギア』『魔人』を持っていますが画力が上がる一方。かっけぇぇな~。
浦野のラスボス感半端ない!激おこ時の絵が『天上天下』の凪、『エアギア』の宙と同じ匂いがプンプンする(笑)
バイオーグ・トリニティ 12 (ヤングジャンプコミックス)より
天上天下 カラー版 21 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)より
この『バイオーグ・トリニティ』は舞城王太郎さんと共同作成なので、作画に時間が避けるのかだいぶ凝っています。
変わった吹き出しやコマ割り、そしてやっぱりエロ!あざす!ごちです!!
最後に・・・
個人的一番好きなシーン
バイオーグ・トリニティ 12 (ヤングジャンプコミックス)より
はい!かわうぃぃぃぃーー!!おいおい!ギャップにも程があるだろ!
あの義手武器がないとなよなよするとかたまらん!元々4号ちゃんは気になっていたんですが、これで完全に推しになりましたね!
女の子がクソでかい武器とかいかつい武装しているのって良いですね~。
『革命機ヴァルヴレイヴ』の火神鳴とか好きなので、単純に義手装備が好きなのかな?
色々今回で判明した事があるので次巻は特に気になりますね。そろそろ終わっちゃうのか?それは勘弁!さぁ次巻早よ!
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