キャンプを始めてから1年経つごとに夏キャンプが辛くなってきます。地球の気温が上がっているのか、僕の体力が落ちているのか・・・。
そんな暑い夏キャンプを今年も乗り越える為に大人気アウトドア扇風機の「CLAYMORE(クレイモア) FAN V600+」を購入しました。この新道具で夏キャンプは快適になるのか!?実際に3回キャンプで試してきました。
商品紹介
今回購入したのはPRISM(プリズム)のCLAYMORE FAN V600+です。色はブラックを選びました。
ついでに約1,700円程で安かったので専用ポーチも購入しました。
購入してから気づいたのですが、このブラックはアルペンとのコラボ商品でブラウンもあります。基本色はグレーとベージュの2色です。
左から本体、充電ケーブル、三脚スタンド、アルペン限定のミニステッカーとタグキーホルダー、説明書。
簡単なスペックは以下の通り。
本体サイズ:幅 243mm × 奥行き 226mm × 高さ 350mm(本体のみ※専⽤三脚除く)
重量:約600g
バッテリータイプ:Li-ion 3.7V
バッテリー容量:7,800 mAh
連続運転時間:最大風速 7時間〜最小風速 32時間
充電時間:6時間30分
バッテリー充放電サイクル:約800回充放電が可能
入力:USB 5V 2A
付属品:USB Type-C充電ケーブル、三脚スタンド
「+」と商品名についているように旧式のCLAYMORE FAN V600があります。旧式と比べ連続使用時間が最長15時間も延びて、バッテリー容量は6,000mAhから7,800 mAhに増えたのに充電時間は30分しか違わないです。
あと旧式にあったモバイルバッテリー機能は削除されています。
本体と三脚
本体は意外と小さく掌よりやや大きいくらいでしょうか。三脚がついても600gしかないのでとても軽く片手で余裕で持てます。
三脚は広げた所で止まるタイプなので開き切らなくても自立します。プラスチック感が強い本体と違い三脚はオシャレ。
脚先にあるゴムで滑らずに固定できてとても良い。小さくロゴマークが印字されているのがまた良い。
本体と接続する時は三脚部分の溝に合わせて差し込んで捻れば固定できます。
ちなみに本体の連結部分に1/4インチの穴が開いているのでサイズの合うカメラ三脚を固定する事もできます。
これで連結完了。シンプルながらオシャレな外見です。
見た目に癖がないのでどんなキャンプスタイルでも合いそう。僕のような軍幕のミリタリー系からムラコのようなモノトーン系も使うようなキャンパーにはありがたいデザイン。
使用方法
ここからは実際の使い方や性能を確認していきましょう!
三脚を使わなくても本体後部にあるフックで吊り下げる事もできます。その為夏場は据え置き扇風機として、冬はテント上部でサーキュレーターとしてオールシーズン使えますね。
専用三脚を付けた状態だと上下45度まで角度を調節できます。この三脚だと下に向けると写真のように脚が当たりちょっと苦しい感じになります。
使う際は本体上部のボタンを押します。風マークがあるのが電源兼風量調節、時計マークがタイマーになっています。
風量は4段階に調節でき、ボタンを押す度に最弱→弱→中→強と強くなり5回押すと切れます。
タイマーも同じく1→2→3→4時間と延びていきます。正直風量よりタイマーがあるのは本当に良いですよね。バッテリーも無駄に使わないで済むし風に当たりすぎて寝冷えする事もなさそう。
風量は想像より強くてびっくり。過去に首掛け扇風機を使っていた事がありますが圧倒的にこっちの方が強い。
元々のパワーもあると思いますがシンプルにファンが大きいから一度に送れる風の量が多いです。
バッテリー残量は切れている状態から風量ボタンを押した時に、タイマー側に5秒間残量が点灯します。
ライト1個(~25%)→2個(25~50%)→3個(50~75%)→4個(75~100%)とライトの個数で確認できます。
充電は本体後部のカバーを開けるとポートが出てきます。ゴムカバーなのでしっかり閉めれば防水、防塵で屋外でも安心して使えます。
USBケーブルは付属の物がありますが充電器はないので別途必要です。USB-Cなので間違えないよう注意しましょう。
収納ポーチ
収納ポーチはサイズがW210×D160×H235mmと結構大きいです。何も入れなくてもクシャッとならず自立してくれます。
蓋の裏にはケーブル収納、中には三脚がすっぽり収納できます。見ての通りまだ余裕があるので僕はカメラのマイクやGOPROの充電器など一緒に入れてます。
実際にキャンプで使ってみた
1回目
これまで3回使って、一番最初は5月上旬のキャンプで持って行きました。
定位置はauvilのミニマルチロングテーブルの上。丁度顔の高さと同じくらいになるのと見た目的にも良いのでここにしました。
遠くから見るとこのような感じ。テーブルや周囲の道具も黒いので違和感なく溶け込めています。
持って行くときはポーチに入れておけば全然気にならなかったです。他の道具を一緒に入れても1kg程しか無いので片手で持てます。
この1回目は正直涼しかったのでほぼ出番はなし・・・。
2回目
2回目は梅雨明け後のキャンプでとても暑くしっかり使いました。
場所は前回と同じ。
この日は少し風が吹いており、V600+を点けても身体にあまり届きませんでした。どうしても距離が遠いと屋外の風には負けますね。その代わり軽いので手持ち扇風機のように使ってました。
夏場に扇風機を点けると熱風が吹くとよく聞きますが、V600+の風量はとても強いので中以上にすれば個人的にはとても涼しかったです。自宅で使う据え置き扇風機とほぼ同じ。
一番活躍したのはテント内です。夜は標高が高いキャンプ場であれば丁度良い気温まで下がりますが、昼間のテントはまるでサウナ。
この日は暑さで汗をかきすぎて疲れたので昼寝しました。その時にベンチレーションとメッシュ全開にしてこのV600+を点ければ快眠でした。一度も暑くて起きる事は無かったです。
夜はタイマーにしてテント上部に吊り下げて寝ました。本体が軽いので重量を気にせずに引っ掛けられますね。
この日は屋外での使用は微妙でしたが屋内では最高でした。
3回目
さすがにキャンプで使い慣れてきた3回目は、無風だったので屋外でも活躍しました。
無風だと夏特有のモワッとした暑さがしんどいですが、風があると気持ち的にも楽になります。あと2回目の時と同様に熱風がくることなく涼しい風が届くのが良い。さすがのパワーです。
良い所、悪い所
それではプリズムのクレイモアファンV600+の総評といきましょう!
良い所
・風量が強い
・軽量
・デザインが良い
夏用道具として冷感タオルやらハッカ油やらよく紹介されますが、やっぱり「風を送る」というシンプルな性能を持った扇風機が一番良い。特にV600+は風量が強くファンが大きいので涼しいです。
個人的に思うV600+の最大のメリットは600gという軽量さです。記事中でも紹介した通り手持ち扇風機として使えますし、キャンプ以外に自宅でも活躍します。僕はエアコンの無い部屋で筋トレする時や、風呂上りに髪を乾かす時に使っています。
そんなコードレスコンパクト扇風機の見た目も良いとなれば欠点はほぼありません。
悪い所
・風がある日は微妙
欠点を強いてあげれば風のある屋外ではあまり活躍できません。「あれ?ついてる?」と分からないくらい。
そもそも風のある日は別にV600+をつけなくても涼しいのでそこまでの欠点ではないです。
最後に・・・
正直キャンプより自宅で使う回数の方が圧倒的に多いです。最初に使ったのもキャンプではなく自宅です。
こういうキャンプ以外でも使えるキャンプ道具は悩んで買った甲斐がありますよね。大体キャンプでしか使えない道具が多いので道具自身も喜んでいるでしょう。
今回は夏キャンプでしかV600+を使ってないですが、冬キャンプのサーキュレーターとしても使えるのでまた寒い時期に使ってレビューします。
あと耐久性とバッテリーの劣化も継続してチェックですね。
それでは今回はここまで!
皆さんも良いキャンプライフを!!
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