皆さんは「クピルカ」というフィンランド発の食器を知っていますか?見た目は完全に木製品ですが、実は木繊維とポリプロピレンを合わせた独自素材で作られています。
クピルカを国内で取り扱っているモンベルで見かけた時に完全に一目惚れし、今まで6商品を購入してキャンプで使っています。
そんなクピルカも購入してから1年以上経過したので、改めて評価して良い所・悪い所をまとめてご紹介します。
↓初期レビューはこちら↓
全体的な良い所
個々の評価にいく前に全体的な評価をしていきます。まずは良い所から・・・。
見た目がオシャレ
プラスチックが入っているとは思えない自然に合うデザインでとてもおしゃれです。キャンプでも無駄にテーブルに並べて飾るだけでもテンション上がります。
この特徴的な自然物のような模様は同じ商品でも全て違うらしいです。カップはまるでククサのようですよね。
頑丈
軽量で耐久性が高く、軽く落とすくらいでは傷つきません。また最大100℃、最低-30℃にも耐えられます。
洗剤で丸洗い可能
定期的にメンテナンスを行う木製品と違い、他の食器と同じように洗剤を使って洗う事ができます。これが一番良い所。
匂いや色移りもしにくく、約2年使用してもあまり劣化が少ないです。
全体的な悪い所
悪い所はただ一つ・・・。
パッキングしにくい
コンパクトになる商品の多いキャンプ用カトラリーと比較すると、そのままのクピルカは場所を取ります。
特にクピルカ44やクピルカ37のような大きいカトラリーやカップは特に邪魔。
デザインも素材も大変良いクピルカですが、パッキングだけが個人的には最悪。何度他のコンパクトなカトラリーに変えようと思った事か・・・。
それでも使ってしまうのはデメリット以上にクピルカのデザインが気に入っているからです。
次から現在使用しているクピルカ商品6つの個々の評価です。
クピルカ44
クピルカ44は一番大きいお皿で全長30㎝もあります。深さが約3㎝あるので液体でも入れられます。
ソロキャンではメイン料理を盛り付ける事が多く、とても使いやすい食器です。
一番油分の多い料理を入れる事が多いですが、色移りや汚れが残る事はなく綺麗です。
このお皿に盛ると写真映えしやすいのでとても気に入っています。
カールナS
先ほどのクピルカ44と比べるとやや小さいひょうたん形の平皿。片手で持つ時に丁度良い重さと大きさでクピルカ44より使用頻度が多いです。
焼き肉の受け皿、おつまみ入れなどパラパラした物や液体以外であれば使ってます。
このコンパクトさが良くて、使用後も洗うのがとても楽。特徴的な彫りは両面にあるので気にせず使用できます。
クピルカ37
クピルカの代表的なカップで、この37が一番大きいです。小さいカップだと50mLがあります。
指に合わせた窪みのある取っ手、滑らかな口当たり、そしてこのデザイン、コンパクトにならないというデメリットを除けば個人的に完璧なカップです。
毎回キャンプの早朝にこのカップでコーヒーを飲むのが楽しみになっています。このカップ片手に朝日と焚火を眺めるのが最高。
ナイフ&フォーク
クピルカのカトラリーは一般的な物より大きいです。おそらくフィンランド人に合わせているからだと思います。
意外と軽いので自宅で使っているステンレス製のカトラリーより使いやすいです。力を加えても変形する事はなく頑丈ですが・・・ナイフだけは残念。
数回使うだけで刃こぼれし全然切れません。ナイフはおすすめしない・・・。
フォークの先は全然変形していないので問題なく使用しています。
地味に良いのが食器とぶつかって嫌な音が出ない事。ステンレス皿のキーキー音や陶器皿のザラザラ音が全くしません。
家でスパゲッティを食べる時は常にこのフォークを使ってます。
スプーン
カトラリーの中ではスプーンを一番使います。先端が大きいのでとても使いやすい。
他のカトラリーと比べて温度の高い料理で使う事が多いのですが全く変形していません。
熱の伝導率が低いので柄が熱くならないのも良いポイント。熱々の液体の中にスプーン突っ込んでても問題なし。
でも単純に長いので少し傾けるとカップから落ちやすいです。
最後に・・・
色々なキャンプ道具を買い変えている僕ですが食器は他に惹かれる物が出てこないんですよね。それくらいクピルカが気に入っています。
むしろ他のクピルカ製品を買おうかなと思っているくらい。おつまみ入れによさそうなクピルカ14や汁物で使えそうなクピルカ55を狙ってます。
是非気になった方はクピルカをチェックしてみて下さい。特にカップ!おすすめです。
それでは今回はここまで!
皆さんも良いキャンプライフを!!
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