『夢のマイホーム』なんて言葉をよく聞きますが、そんな家作りは簡単には進みません。
どんな外観にするのか?部屋数は?コンセントの位置は?窓の高さは?など考える事がたくさん。
それ程多い事を決めていくのが一人なら「大変だな」で済みますが、夫婦ならどうでしょうか?当ブログの管理者ごーよくの実体験をご紹介します。
現在の進捗状況(R3.6現在)
コンセントの位置や給湯器の位置、各部屋のデザインなど細かい所まで決まり、話は屋外の外構に移っています。
実際の工事の方は地鎮祭が終わり、建物の基礎を作っている所です。
ハウスメーカーは以前書いた通りパナソニックホームズ。
詳しくはこちらで書いています。
www.shirodango.com
ここまで本当に長かった。ハウスメーカーが決まるまですら長いのに、決まってからも話し合いばかり。
家の全てを考えないといけないので物凄く細かい所まで決めていきます。例えばライトの数や高さ、トイレットペーパーホルダーの位置、スイッチを押してどこのライトを点灯させるかなど本当に細かい。
それらが終わりやっと落ち着いた週末を過ごせています。
ここまでくるのに何回喧嘩したか分からないくらい妻とはバトルしまくり。正直家作りの楽しい時なんて10%くらい。
喧嘩ポイント
ここからは実際の妻との喧嘩ポイントをまとめて、後で原因と対策について考えていきます。
喧嘩するポイントは3つありました。
①ハウスメーカー選び
家作りを始めたのは2020年の10月頃。「早いうちに家建てておきたくない?」という軽い気持ちで始めて、手始めに住宅展示場を巡りました。
それからは毎週末潰れました。1日の内で今日は10:00からA社と話し合い、12:00からB社の住宅見学・・・など忙しい。
そして各々のハウスメーカーが提示した間取りや価格から契約する会社を選ぶ訳ですが、そこで妻と大衝突。
僕は断熱、気密性など機能性が高い会社、妻はデザイン性が高い会社で考えが分かれました。
結局そのどちらの会社でもないパナソニックホームズに落ち着いたのは謎。
②価格
『家は一生の買い物』というように多額のお金が発生します。一般市民の僕達はもちろんローンという負債を背負います。
そこで借金は少ない方が良いから価格を抑えたい僕と、一生に一度の買い物だから後悔したくない妻のバトルが起こります。
僕はなるべくオプションのような物は排除、あまりに高くなるなら家自体小さくしようという考え。
妻は多少お金がかかっても自分の好きな間取り、部屋の広さ、オプションを選択する考え。
全くの正反対の考えなので喧嘩するのは当たり前ですね。
結局両者が妥協し合う形にはなりました。それでも双方の両親が心配する程度の価格になってしまいましたが・・・。
③間取り
家作りの最重要ポイントと言っても良いでしょう。どこにどの部屋を配置するかで生活が変わってきます。
配置するだけならいいですが部屋一つ一つの大きさや形状なども決めていきます。そもそも平屋にするか2階建てにするかで悩みます。
そこでリビング、ダイニングが物凄く大きい2階建て希望の妻と、自分の部屋があれば良いけど平屋希望の僕で考えが分かれます。
結局リビング、ダイニングが広く勾配天井の平屋に落ち着きました。
自分の書斎は死守しました。それは本当に良かった。
一番衝突したのはお金関係です。①ハウスメーカー選び、③間取りも結局はお金に繋がります。
構図としては価格を下げたい僕&妻の両親 VS 妻という分かれ方。妻の言い分を全て受け入れているとえげつない金額に膨れ上がりました。
妻の希望や理想は大いにわかるのですが、さすがに『現実』という大きな壁を避けて通る事はできません。
ハウスメーカーは「良いですね~」しか言わないので当てにならない。解決するのは当事者同士です。
喧嘩原因
喧嘩のポイントは大きく3つありました。その喧嘩から考えられる原因は何でしょうか。
妻の言い分が悪い?僕の考えが古い?両親が話に入ってくるのはおかしい?僕は全て違うと思います。
原因は以下の2つ。
元々他人の為合う訳がない
妻と僕は結婚して同姓になってはいますが元は他人です。
生まれた時から全てが違う人間同士が合う訳がありません。いくら相性抜群です!という仲でも長らく一緒に生活していると嫌な面が見えてきます。
僕には僕の、妻には妻の考えがあるので両者を尊重して物事を考えていくべきです。
結局合わないという事を頭に入れておけば「合えばラッキー」、「合わなければ妥協し合う」という風に考える事ができます。
忙しいスケジュール
一番忙しい時は一月の週末全てにハウスメーカーの予定が入っている状態でした。
最初は新居作りで楽しい事もありますが、段々嫌気がさしてきます。
ハウスメーカーの中には作戦なのか何回も担当が席を外して待ち時間が長かったり、「どうしたら契約してくれるんですか?」とせかしてくる所もありました。
こちらもハウスメーカーの人に図面を書いてもらったり、土地調査をしてもらっている事もあり強くは言いにくい。「客は神様」精神の人には僕はなれないのでストレスが溜まる一方でした。
最後の方は妻が嫌がる事が増え、他のハウスメーカーや工務店を探す事なく現状で話し合っているメーカーの中から決める事にしました。
対策
これらの事からどうしたら夫婦仲が悪くなることなく円滑に家作りが進むのか考えてみました。
あと僕が実際にしてみて良かった対策方法もご紹介します。
長期スパンで考える
家をすでに建てている友人や職場の同僚から「決めるのが早いですね」とよく言われました。
聞いて見ると半年以上の方が多く、中には1年間も考えたという方もおられました。僕らのハウスメーカー選びは大体3か月くらいで終了。
長い方が良いという訳ではありませんが、先ほど紹介した『忙しいスケジュール』による喧嘩が起きなかったかもしれません。
ハウスメーカーは基本せかしてきます。「年度末なので・・・」「補助金が来年はわからないので早めがいいですよ」「木材の単価が上がっているので・・・」など耳にタコが出来る程聞きました。
確かに補助金などは国が決めるので変わる事もあるし、木材の単価は現在ウッドショックという言葉を聞くほど大変値上がっているようです。
ですがそんな事に惑わされずに自分たちのペースで作った方が幸せだと思います。時間は有限です。
収入と支出を叩き出す
これは実際に僕がしてみて良かった事。
現状の僕と妻の収入と支出を出してローンの月々の支払いの上限を考えました。
それを基本として子供が産まれた場合、2人目が産まれた場合など将来的にかかる費用も含めて計算してみました。
計算結果を見てから妻が多少考え直し始めた気がします。
数字が一番現実的です。何となく「払える気がするな~」ではとても危ない。
妥協し合う
先ほど説明した通り元は他人同士なので合わない場面は出てきます。
相手が乗り気ではない事をゴリ押ししても解決しないので、話し合って妥協しましょう。
完全に諦めると家が建っても気になり続けてしまうので、あくまで『妥協』です。
最初は僕専用の書斎を拒否していた妻も、僕が拒否していた玄関のタイル張りを認めてからはあまり言わなくなりました。
価格の高いキッチンの設置を拒否していた僕も、妻が床材を濃い木製にするのを許してくれたのでキッチンは任せました。
これから数十年一緒に住む仲なので出来る限り喧嘩はせず妥協し合うと良いと思います。
最後に・・・
こんな記事を書くと夫婦仲が悪いような感じに受け取られるかもしれませんが、家作り以外は普通です。
むしろ妻は両親に強く言われ続けていたので僕よりストレスが溜まっていたかも。
色々紆余曲折を経て何とか工事まで進んだのは本当に良かった。現在は外構担当の方の返事待ちなのでハウスメーカーの予定は入っていません。
これで心置きなくキャンプに行けます。以前のように1泊2日後にそのままハウスメーカーと話し合いに行くような事はほぼなくなるでしょう。
最後に1つお伝えしたい事は『セキスイハイムはゴリ押ししてくる』。他のハウスメーカーの担当さんに聞いても「ハイムさんはそんな感じってよく耳にします」との事。やはり最大手は違いますね。
それでは今回はここまで!
皆さんも良い家作りを!!
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