キャンプをする時に出来る限り地面に荷物を置きたくない。
そんな時に役立つのがラック。僕はコーナンラック、ハンガーラックの2つを持っていますが、今回3つ目としてハイランダーの『アイアンウッドラック』を購入しました。
最近DIYでも人気のアイアンラックですが、使い勝手はどうなのかまとめました。
アイアンラックとは・・・
アイアンラックは穴の開いた脚部分に天板を通して固定するラックの事です。
アイアンという名前の通り「鉄」を使った脚が特徴です。
いつ人気になったのか定かではありませんが、今キャンパーの中で大人気のラックです。
初代人気がコーナンラックとしたら、アイアンラックは2代目かもしれません。
個人的にはDODのテキーラレッグから爆発的に人気が出た気がします。
テキーラ関係は普通の木製プレートから焚火に強いスチール製プレート、丸形など幅広く展開しています。それほど人気の商品という事でしょう。
最近はDIYで作られる方も多く、メルカリで「アイアンラック」と打つと個人で作られた方が販売しています。
構造上溶接が出来れば簡単に作れるらしいです。このようにDIYできる人が本当に羨ましい。
ラック以外にも色々と作られている方が大半で、しかも既製品より安価なので危うくポチリそうになってしまいます。
商品紹介
今回購入したのは『ハイランダー / アイアンウッドラック(3段タイプ)』。
メルカリで購入しようかと思いましたが既製品の方が安心できるので僕はこちらを購入しました。
ナチュラムのオリジナルブランドの『ハイランダー』。個人的にバンドック、ビジョンピークスらと共にキャンプ道具のミドルランクだと思っています。
専用の収納袋を開封するとアイアン2脚と天板3つ、説明書が入っていました。
丁寧に梱包されている所が好感もてます。見た所汚れ等なく綺麗。
天板から見ていきましょう。大きさは全て異なります。
上から天板(小)が全長約48㎝、(中)が全長約63.5㎝、(大)が全長約90で幅は全て24.5cmとなっています。
一番上にくる天板(小)には正面となる部分に『ハイランダー』のロゴマークが印字されています。
主張しすぎない感じ、いいね!
ブナで作られた天板は色味が美しく、触った感じはサラサラしていて防水処理がされているようです。
お次は本体の脚部分。
DIYの物はアイアンの名前の通り鉄で作られている物が多いですが、ハイランダーはスチール製となっています。
なら『アイアン』ではないじゃん!と思いきやスチールは和名が『鋼』。鋼とは鉄を主成分に炭素と合成した物のことなのでアイアンでも間違いではないですね。
サイズは組み立てた場合、約全長100×高さ68×幅28cmとなります。片手で持てるほど軽いのはとてもいい。
早速組み立ててみました。
説明書がなくてもおおよその形状は頭にあるので簡単にできます。
と、調子に乗っていたら全然違いました。
天板の1段目をまず固定した後に、3段目を引っ張って固定、最後に2段目を固定します。
簡単にいうと天板についているストッパーを全てアイアンの内側に入れたら完成です。
3段目が一番難しいですが内側で全て固定できればとても安定します。説明書はちゃんと読もう。
これが完成した姿。
一番広い3段目はCB缶を置いても余裕が出来る程に高さがあります。
狭い2段目ではCB缶は横に寝かして置けます。
1段目はジャグやランタン、2段目はティッシュなどの小物類、3段目は飯盒やクッカーなどの大きい物など分ける事が出来ますね。
キャンプで使ってみた
『神石高原ティアガルテン』でのキャンプで使用してみました。
この日は無駄に荷物を持ってきてテント内レイアウトがギチギチになりましたが、アイアンラックはちゃんと設置できました。
www.shirodango.com
設置場所は居る時間の長い椅子の後ろ。
手が簡単に届く所にしました。テント内に置いても大きく幅を取らないのが良いですね。
上段はジャグ、中段はカトラリー、食器類、下段は大きい物を置きました。
木製の天板なので何を置いても合います。
特に中段は『置く』というより『飾る』という感じにしました。
全体で見るとこんな感じ。
もしアイアンラックが無くなるとテーブルの上に置くか仕舞うしかなくなります。
小物ならいいですがジャグのように大きい物は置き場所に困ります。
防水性もバッチリ。ジャグからの水漏れも弾いています。
耐久性に関しては今後も継続して見ていく必要がありますが、もし天板がダメになってもホームセンターで別の板を買ってくれば良いですね。
夜になると食事を作ったり、新たに使う道具を収納ボックスから出したりしてアイアンラックは完全に荷物置きとなりました。
調理中はどうしても手が離せないので邪魔な物はひとまずアイアンラックに置いておくという手段がとれます。これがすごく便利。
一回使えば出番の無いごま油や使わないクッカーとその蓋、使ったけど地面には置きたくないカトラリー類など適当に置いています。
最初綺麗に飾っていたのはどこへやら。
これは別日になりますが、ダイソーのラックがピッタリハマります。
コーナンラックでも丁度良かったですがアイアンラックでも合うとは・・・汎用性が高すぎる。
良い所、悪い所
それではハイランダーの『アイアンウッドラック』の総評といきましょう!
良い所
・適当に物を置ける
・見た目の良さ
・既製品なので安心
ラックという名前の通りでキャンプで物を適当に置けるのは本当に良い。
何か物を置く時に「どこに置こうかな~」と悩む無駄な時間がなくなり、一直線にアイアンラックに投げれます。
均等でなく上中下と長さの違う天板によりバランスがとても良く見えます。
短い天板はその分置けるスペースが減る訳ですがそこまで気になりません。
そんな『アイアンウッドラック』はハイランダーから出ている商品なので不具合があれば返品できますし、商品として出す以上耐久性、安全性に関しては問題ないと思われます。
これが個人で作成されているアイアンラックだと不具合が生じる可能性が既製品と比べて高いと思われます。
天板を入れた価格としてはアイアンウッドラックもDIYアイアンラックも大きな差がない所も大事なポイントです。
悪い所
・場所を取る
・無骨さは半減
約100㎝という大きさなので相当大きい収納ボックスでないと入らないですし、そのまま収納袋で持って行っても車の中で場所を取ります。
まとめると細いので空いた隙間などに通せますが長さはどうしようもない。
あと個人的に思う唯一DIYアイアンラックに負けている所は『アイアン』らしさが少ないこと。
ラックはスベスベしていますし天板は整いすぎです。
ゴツゴツしたラックで自分で調達しました!的な天板のような無骨さは正直ないです。どこから見ても既製品なアイアンウッドラック。
最後に・・・
今回ご紹介したのはラックなのでデメリットは少なめ。普通に物が置けて、細かく収納できれば満足。
注意するのは見た目だけでですね。
キャンプ道具が増えるのは嬉しい事ですが最近あまり使わない道具も出てきているので困っています。
特にキャンプ始めた当初に購入した物が大半。今僕が昔に戻ってアドバイスするなら「キャンプ道具は少数精鋭で買え!」と伝えますね。
そんな事を伝えても多分当時の僕は納得しないと思いますが・・・。
それでは今回はここまで!
皆さんも良いキャンプライフを!!
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