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キャンプ廃人まっしぐら

キャンプで熟睡出来てる?2000円枕に変えたら世界が変わった件

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皆さんはキャンプで熟睡出来た事はありますか?

僕はテント内で寝た翌朝、首や頭、肩が痛い事がよくありました。原因は明らかで、ずばり枕の質

そんな睡眠を快適にするためのアウトドア用枕を購入したのでご紹介しようと思います。

 

 

 

枕の重要性

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人間の脊椎は首が前方、胸が後方、腰が前方とS状に変形しています。

寝る時に前方に変形している頸部を支えてくれるのが枕です。

その頸部を支える枕がなかったり、合わない枕を使っているとどうなるでしょう?

肩甲挙筋や僧帽筋上部などの頸部付近の筋肉が過緊張、疲労して肩こりや首のこりに繋がってしまいます

 

僕は本職が医療系なのでそんな事わかっているはずなのに、今まで枕を適当にしていた馬鹿な人間です。

病院でも寝ている時に一部に長時間圧がかかると褥瘡になってしまうので適宜体位交換や、臥床姿勢を良くするためのポジショニングをします。

特に骨が突出している部位は褥瘡になりやすいです。頸部付近でいうと後頭部や耳介に発生しやすい。

どうしても体動が出来ない方はおられるので、そんな方には低反発の枕や時間を決めてタオルを交互に側方に入れて圧を分散します。

意外と枕って大事ですよね。 

 

 

アウトドア用枕の種類

キャンプなどで使う枕は大まかに3種類に分類する事ができます。

 

セルフインフレータータイプ

バルブを開けると自動で空気が入って膨らんでくれる枕。

勝手に空気が入るので手間がかからず、空気の調節によって高さが変更できます。

色々なアウトドアメーカーから出ており種類が多い印象。

中に細かいスポンジが入っているので空気を抜いても小さく畳めないのが難点。

  

手動で空気を入れるタイプ

手動で膨らませる枕なので高さ調節が容易で、畳んだ時のコンパクトさは随一。

セルフインフレータータイプとは違い中にスポンジ等が入っていないので寝心地は劣ります。

あと膨らませるのが面倒。 

 

スポンジタイプ

今回僕が購入した枕のタイプで、空気ではなくスポンジが入っているのでコンパクトには出来ません。

ですがその分寝心地は良く、エアータイプと違い表面がフリース生地など肌触りも良い。

カバーを外して丸洗いできるので自宅の枕と同じ扱いができます。

 

 

商品紹介

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今回購入した枕はMozambiqueのフリースピロー

色はグレーとブルーの二色。グレーは地味すぎ。  

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先ほど紹介した通り中はウレタンスポンジなのでふかふかです。

表面もフリース生地なので思わず顔を埋めたくなる触り心地。

めちゃくちゃ気持ちいい。新品なので余計に気持ちいい気がします。

 

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側面にはMozambiqueのロゴあり。

『「使える品質の高い製品をリーズナブルに」をテーマにキャンプ・用品を製造販売しているブランド』で、

さらに『「低品質製品では満足できず、かといってハイブランドの商品には手が出ない」そんな方に満足していただくことを目指しています』との事。

まさに僕の事かな。もちろんハイブランドの物が欲しいですが、買う前に「もう少し安くてもあんまり変わらないんじゃない?」と思ってしまうんですよね。

 

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使い方は簡単で紐クリップを開けて中から取り出すだけ。

約44㎝×34㎝なので余裕で頭がすっぽりハマる大きさ。

 

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畳むときも収納ポケットが本体についているので簡単。

くるくる巻いて・・・

 

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ポケットに入れて紐クリップを閉めるだけ。

エアーピローだと空気が入るのを待ったり、自分で入れる必要があるので展開、収納はこちらの方が速い。

 

 

100円エアーピローと比較

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比較するほどもないのですが、僕が以前使っていたダイソーで購入したエアーピローと比べてみます。

大きさは変わりないですが、触り心地は圧倒的にフリースピローが良いです。

 

 

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エアーピローの方は手動なので僕は口で膨らませるか、カメラの清掃用のエアーブローで入れています。これが本当に大変。

口で膨らませる時は休憩しながらでないと疲れます。100円なのでしょうがないですが機能性はどうしても悪い。

 

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首掛けタイプなので車や飛行機などのシートで使う目的のピロー。

その為寝る時は首が後ろに曲がりすぎて痛いし寝れない。

今まで使っていた時は膨らんでいる所に頭を置く感じで寝ていましたが、いつの間にかすっぽ抜けたりして上手く使えませんでした。

 

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「これ使えんわ!」と怒って変えたのが登山用のザック。

ザックの中にタオルや着替えの服を入れて使ってみましたが、ファスナーに当たったりして当たり前ですが寝心地は最悪。

ここまで最悪のエアーピロー&ザック枕。フリースピローはどんな寝心地か楽しみでしかたない。

 

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置いた感じは前二つと比べて完全に『枕』といった感じで落ち着きます。

モンベルのシュラフと合わせてもちょうどよい大きさですね。

 

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寝てみた感じはやはり気持ちいい。頭をすっぽり覆ってくれるのでとても良いです。

スポンジの位置を変えて少しですが高さ調節もできるので好みの高さに合わせられます。

 

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実際に夜に使ってみると・・・爆睡。

朝はすっきり起きれました。もちろん首、肩の痛みはなし。

初めて自宅でお高い枕を使って寝た時くらいぐっすり寝れました。

やっぱり枕は大事ですね。

 

 

良い点、悪い点 

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いつも通り最後にまとめ。

良い点

・コスパ最高

・とにかく気持ち良い触り心地

・使い勝手の良さ

触り心地の良さは何回も言いましたが、「洗える」「持ち運び可能」という使い勝手の良さは最高です。

これなら自宅でも新幹線や飛行機など長時間座る時などにも使えますね。

ここまでのクオリティで約2000円という低価格も嬉しいポイント

ウレタンスポンジタイプの枕では一番安いのではないでしょうか。

他にはTHERMAREST コンプレッシブルピローDOD ソトネノマクラがありますが、どちらもフリースピローよりかはお高めです。

 

 

悪い点 

・収納時の大きさ

・夏場の使用 

収納した時は羽毛シュラフ並みの大きさはあるので案外場所を取ります。

ザックに入れて持って行くとなると中々きつい。収納面を気にされる方は手動で空気を入れるエアーピローがおすすめです。

この枕のウレタンスポンジ、フリース生地が夏場は暑い。日差しの強い日中に使うには適していないです。その分触り心地は本当に良いのですが・・・。

涼しい夜に使うのは良いですが朝起きると、顔に汗をかいている事が多々。

逆に考えると秋、冬などの寒い時期には暖かいのでとても良い。あと汗でいくら汚れても丸洗いできるので綺麗に使用する事ができます。

 

デメリット部分もありますが、致命的な物はないので今後の睡眠には必須の道具になりそうです。

今回はここまで!

皆さんも良いキャンプライフを!!

 

 

 

 

 

 

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