キャンプにハマって行くと不思議と増えるキャンプ道具達。
購入する理由は「キャンプを楽しむため」、「見た目がかっこいい」が大半ではないでしょうか。
そんな理由で購入したキャンプ道具でも意外に使えなかった物、自分のキャンプスタイルに合わなかった物があります。
今回はそれら悲しき道具達を紹介しようと思います。
- コロンビアナイフ
- コールマン / ファイヤーケトル
- MasBekTe / ウインドスクリーン
- コールマン / ハンギングドライネット
- Zafina / 固形燃料ストーブ
- UCO / キャンドルランタン
- GIM / ウォーターキャリー
- 最後に・・・
コロンビアナイフ
購入理由:バトニングするため、かっこよかったから
良い点
・値段が安い
他のコロンビアナイフを見てもらったらよくわかるのですが、大体2000円台。
しかも種類が豊富すぎて自分の好きな形状のナイフが探せます。僕はグリップが木製の物と悩んだのですが、軍用っぽい色が気に入ってこちらを購入しました。
・扱いやすさ抜群
このナイフはグリップがゴム質になっているので滑りにくく、形状も握りやすくなっています。
収納ケースには切先部分にシリコンのガードが入っているので安心。マジックテープとボタンで締めれるようになっているので抜ける事もありません。
使わなくなった理由
・バトニングには使いにくい
上記写真の薪でいうと真ん中や右側の薪は割れるのですが左側の太い薪は割りにくいです。
僕の技術不足かもしれませんが、スポーツオーソリティなどで売っている既に加工済みの薪は簡単なのですが、ホームセンターに売っている形を整えただけの薪は難しい。
太くなると刃が入りにくく、途中に固い部分があるとバトニングしていても刃が通らずに止まります。
そして薪と一体化したナイフを外すべく奮闘する時間が生まれます。これが頻発するとつらい。
なので考えた挙句僕はこちらの鉈を購入しました。
鉈と鋸セットでこのお値段は激安。しかも問題なく使えています。キャンプ場で薪を割る時はこの冒険倶楽部の鉈しか使ってないです。
名前はちょっとカッコ悪い・・・。
彼女の家で薪割りした時に実感したのが薪割には斧が最強!
コールマン / ファイヤーケトル
購入理由:大型ケトルが欲しかった、デザインが気に入った
良い点
・暖房器具を使う際に役立つ
寒い時期のキャンプをする時に薪ストーブや石油ストーブを使用するのですが、そのストーブの暖房以外に水蒸気による暖房効果も狙っていました。
なので今まではパッカアウェイケトルを上に置いてお湯を沸かして水蒸気を出していたのですが、容量が小さいのでお湯の継ぎ足しが多くなり面倒でした。
そこで購入したファイアープレイスケトルは容量が1.6Lと多いので、長時間放置していても補給する事なく過ごせます。
・映えるデザイン
見た目通り「ザ・ケトル」といった感じで見た目はとても気に入っています。
他キャンパーの方がケトルを焚火台に突っ込んでお湯を沸かしている所や、薪ストーブや石油ストーブの上に乗せている所がとてもキャンプ映えしていました。
その憧れが購入の一押しになったのを覚えています。
使わなくなった理由
・オールステンレス製で使いにくい
これは当たり前なのですが、オールステンレスという事は持ち手もステンレスです。
という事はお湯が沸く頃には持ち手が激熱なのです。
例えば沸いたお湯でちょっとココアでも作ろうと思ったらいちいち耐熱手袋を装着して触らないといけません。でないと確実に火傷する。
結局パッカアウェイケトルに戻ってしまう。こちらは持ち手にゴムカバーがついているのである程度熱さが抑えられています。
あと容量が増した分背が高いのでこぼしやすい。購入してから熱々のお湯を2回こぼしてます。
しかも一度は足にかかりセルフ拷問を受ける羽目に・・・。
単純にファイアープレイスケトルに慣れていない面が大きいので、今後使っていけば何か変わるかも。
MasBekTe / ウインドスクリーン
購入理由:ご飯を炊くために風防が欲しかった
良い点
・激安で問題なく使える
謎のブランド名がついていますが中華性です。類似品が大量にあるので迷いましたがレビューが多い物を購入。
1000円を切る格安で不安でしたが、安い理由は謎の青い包装テープがついている事。
低評価の方は「テープを剥がすのが面倒くさかった」というのが多く、「不良品だった」などの評価は少なかったと思います。
逆に安い理由がわかっているのであれば安心なので即購入。
簡単な構造なので悪い所も特になく問題なく使用できました。
使わなくなった理由
・テープが気になる
安い理由のテープでしたが頑張って取っても写真のように残ります。
最初は「こんな色だったけな」と思うくらい全面を覆っていたので、これでも頑張った方でもう限界。
残った部分が板と板の間の接合部で、中に入り込んでいて救出困難です。
まぁ使えればいいんだけどちょっと気になりますよね。
・使い道の少なさ
思ったのがウインドスクリーン自体使える場面が限られていて登場するのが極端に少ないです。
一番使ったのは最初の写真でスポーツスターの暖房を逃げさせないように囲った時です。これは本当に良かった、近くに置いておくと暑すぎるくらい。
それ以外だと後に出てきますが、クッカーでお米を炊く時くらいで僕のキャンプでは使い道が皆無です。
料理を頻回にする方や、アミカスのような背の高いストーブを使われる方には良いかもしれません。
コールマン / ハンギングドライネット
購入理由:クーポンを使いたかったから
良い点
・キャンプ場で食器を『干せる』
この商品の存在意義である「干す」というのは素晴らしい。
それまで食器を使ったら地べたに置くか、テント内のどこかに放置するしかなかった食器をまとめて置けるわけなので楽。
しかも三段になっているので食器ごとに分ける事が出来て、グルキャンであれば友人と自分で離せるのでごちゃつきません。
使わなくなった理由
・色ミス
写真を見てわかる通り、サンドカラーに囲まれたサイトでピンクは目立つ。
購入理由を見てわかる通り、購入動機も不純ですし適当に道具を買うんじゃないなと反省しています。
・収納しにくさ
いや、全然元通りになりません。
何度やってもダメ。僕の手先の不器用さが原因ですが、間違ってへし折ってしまいそうになります。
収納すればとてもコンパクトになるのですが、僕が収納すると中で開いてモコッとしてしまいます。つらい。
・そもそも論
僕は料理をあまりしませんし、食器は簡単に水に浸けて流したらビニール袋に入れて持ち帰ってから洗います。
料理をそんなにしないソロキャンパーは料理系の道具は買わない方が良い事が身に染みてわかりました。現に僕はまだ使っていない食器がボックスの中に隠れています。
自分のキャンプスタイルに合った道具を買う!これは大原則。昔の僕は馬鹿でした。
Zafina / 固形燃料ストーブ
購入理由:お米を炊きたかったから
良い点
・コスパ最強
本家エスビットのポケットストーブの偽物ですが、作りはほぼ同じ。
先ほど紹介したウインドスクリーンと同時に買いました。当時の僕のお米愛が怖い。
無洗米を入れ水を指の第一関節よりやや多めに入れて、後は固形燃料で熱するだけ。
すごく簡単。固形燃料自体安いですし、このストーブも激安でコスパ最高という言葉がすぐに出てきました。
使わなくなった理由
・他のストーブに負ける
固形燃料を使う時がほとんどなくてお米を炊くときだけ。
わざわざ食材を焼く時に固形燃料使いませんし、SOTOのレギュレーターストーブの方が火力の調整が効きますし消したいときに消せます。
唯一の出番のお米炊きも面倒くさくてしなくなった事もあり、レギュラーから外れ自宅待機しています。
機能性は全く問題ありません。僕のキャンプで用途が少ないのが問題。
UCO / キャンドルランタン
良い点
・雰囲気最高
UCOキャンドルランタンについては苦労しました。
そのせいか何件か記事を書いています。雰囲気だけはランタン系だと上位に食い込むと思っています。
キャンドル特有の揺らぐ火というのがとても癒される。
そんな癒される火というのがノクターンやルミエールランタンが爆発的に売れた理由でしょうね。
使わなくなった理由
・ キャンドルが使いにくい
悪い点はいくつかありますが、一番決定的なのがキャンドルのロウです。
ロウが動かすとこぼれる、純正品は高い、ホヤについたのを取り除くのが面倒くさい。
これらのせいで雰囲気最高のキャンドルランタンは使わなくなりました。
買う前にデメリットも見ておくのも大事という事を学びました。
GIM / ウォーターキャリー
購入理由:水筒が欲しかった
良い点
・簡単な構造でこぼれない
水を入れていない時は畳んで持ち運べ、水を入れる時は上のハンドルを横にスライドさせれば即入れられます。あとは密閉すれば水筒へ早変わり。
ジャグだと持ち運ぶ際に場所を取るのですが、このウォーターキャリーであればザックの端にでも詰めておけます。
使わなくなった理由
・不良品?
このウォーターキャリーの機能の一つでチューブから吸水できるというものがありました。登山もする僕にとってはとてもありがたい機能。
ですが全くできません。説明書やAMAZON商品欄とにらめっこしても出来ません。
ムカついて放り投げたので今はチューブはありません。
チューブも無駄に太かったし本当にどうやって吸水すれば良かったのだろう。
・水筒としての使い道
残された水筒としての使用感としては形状を見ての通り、床に置くと安定しません。
本来ザックの中に入れて持ち運ぶものなのでキャンプ地では使いにくい。
結果、ナルゲンにその座を奪われるのであった。
最後に・・・
全て見ていただくと共通点があって、僕のキャンプスタイルに合わなかった物ばかり。
ちょうど僕のキャンプ道具の方向性であったり、自分のキャンプスタイルがどんな物かわからなかった時期でもあったので失敗したと思います。
これらミスがあった事で、僕はカトラリー系や調理系に手を出すことはほぼなくなりました。
大した料理しないですし、今あるクッカーやストーブで十分。他の物にお金をかけた方が良い。
テントでも失敗した事があるし、何も情報もなしに物を購入する事程恐ろしい物はありませんね。
それでは今回はここまで!
皆さんも良いキャンプライフを!!
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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