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20年越えのガソリンランタンの使い心地とは・・【ガソリンランタンのすゝめ】

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現在使っているコールマンランタンは『モデル288A アジャスタブル』

これは現行の二世代前の物になると思われます。父が僕が産まれた年に購入したと言っていたので1994年の物で約26年目(R2.4現在)になります。

そんな20年越えのランタンの紹介とガソリンランタンを使ってみての感想をまとめました。

 

 

 

 

簡単紹介

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現在のツーマントルランタンはツーマントルランタン 290Aのようですが、二世代前とはいえ大まかな形は変わっていません。

キャンプ道具全てに言えますが無骨で簡単な造りがとてもそそられます。

 

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現行品と違うのはこの表記方法。『288A』『290A』といった型番の表記がなく、『Coleman ADJUSTABLE TWO MANTLE』と書かれています。

調べても他のコールマンのランタンとの違いがわかりませんでしたが、『ADJUSTABLE』というのは『調整可能』という意味だそう。

何が調整可能なのか説明書にもこれといった事は書いていないのでよくわかりません。

 

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ツーマントルランタンなのでマントルを二つ取り付ける必要があります。

ワンマントルと比べて取り扱いが若干面倒くさいですが、明るさは倍です。

グローブは大分汚れてしまったので最近お掃除済み。正しい掃除方法がわからなくて水でゴシゴシ洗いました。

このグローブに刻印された『Coleman』の字がたまらなく好き。

 

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ベンチレーター部は変わらず汚れています。

汚れすぎもよくありませんが、ある程度の汚れは年月を感じて良いので残したい気分。

 

 

付属品&追加購入した物

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付属のケースがついています。

プラスチックの簡易ケースですが、持ち運ぶ分には十分。

一応固定はできますが、完全には難しいので倒した時などにマントルが破損する事は多々あります。

 

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ちなみにマントルは純正品ではなく大王マントルのを使っています。

特に問題なく点火できます。マントルはキャンプ2回に1回は交換するので安い方が助かります。

他のガソリンランタンを使用されている人はどのくらいで交換しているのでしょうか?

僕は出来る限り交換したくない。

 

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ガソリンも純正品ではなくガレージ ゼロ ホワイトガソリンを使用しています。

純正のコールマン エコクリーン も安い時はありますが、大半こちらの方が安いと思います。

ホワイトガソリンとしては問題なく使えますが、一つ不満をいうとキャップが固すぎる。

まぁ少し空いて気化したら大変なのはわかりますが固すぎて最初開けるのがつらい。特に右側の2L缶の方は掴みにくいので大変。

 

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ガソリンを入れる時はガソリンフィラーIIがあるのですが、こちらはレビューでよく漏れるという話を聞いたのであまり使っていません。

 

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僕は主に100均の目盛り付きボトルと漏斗を使ってます。

燃料タンクの容量が約590ccなのでそれに合わせて注ぐと漏れる事なく入れられます。

細かい所は目でタンク内を確認しながら入れればミスはないです。

フューエル ファネルを使えば限界まで入れたら止まってくれるので簡単みたい。簡単な作りなのに約1200円なのは目を瞑ろう。 

 

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このランタンを実家の倉庫から取り出した時はポンプがすかすかで空気が上手く入っていなかったです。

なのでガレージ・ゼロ ポンピングオイルを購入して油をさすとよく動き点灯する事ができました。

純正品のオイルとしてコールマン リュブリカントもあるのですが当時ガレージゼロの方が安かったので購入しました。

あとポンプカットやポンププランジャー部分を見るためにコールマン スーパーレンチ購入しときました。これだけあればガソリンランタンの分解が簡単になるのでおすすめ。

修理方法はColeman公式が動画を出しているので調べたらすぐに出てきます。


メンテナンス方法1「ワンマントルランタン」| コールマン

 

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オイルを差す部分は写真で見にくいですが、正面の黒い部分に穴があるのでそこに2~3滴入れて少し放置すればOKです。

とても簡単。ポンプの動きが悪くなったら適宜入れてあげれば回復します。

それでも駄目なら先ほどのポンプカットなどが小さくなってしまっている可能性があるので購入して交換するしかないです。

 

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先ほどのレンチはこんな風にポンプ部分を外すときに使えたり、ジェネレーター部分の分解に使えます。

自宅にあったラジオペンチで最初開けようとしましたが全然ダメだった。

 

 

点火方法

マントルを取り付けたら空焼きをします。一番この空焼きが大事。

この空焼きが不十分だとマントルが破損したり、上手く点灯しないです。

火を近づけてもどの方向からも反応なくなったら大丈夫です。少しでもマントルに火が付いたりしたらまだまだ。

徹底的に燃やし尽くしてください。マントルの紐部分が長いと火がついて邪魔になるので短めにカットしておいた方が良いです。

 

マントルの空焼きが完璧にすんだらあとは簡単です。

指が押し返されるくらいポンピングしたらしっかり閉めて、レバーを回して隙間から火を近づけるだけです。

最初点火するとボッと燃え上がりますが、落ち着きましょう。

まだあわてるような時間じゃない」

そこから追いポンピングをして火がマントルだけに落ち着いたら完了。

何回もつけた事があっても点火する時は注意しましょう。何事も落ち着いて丁寧にやらないと僕みたいにマントルを4個ダメにする事になります。

 

 

光量チェック&使用感

ガソリンランタンといえば圧倒的な大光量です。

僕はこのガソリンランタンを使うまでGENTOS エクスプローラーFEUERHAND ランタンを使っていました。

この二つのランタンだと光量が少ないので写真を撮る際にISO感度を上げなくてはならず、よくノイズが写っていました。

それがガソリンランタンを導入してからはノイズが少なく写真が撮れるようになりました。

この写真ではLEDランタンはつけていないのでほぼガソリンランタンだけの光で撮影しています。

これはよく写真を撮る僕からすると大変助かります。

 

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遠巻きから撮ってもよく写ります。

明るく撮りたければ三脚で固定してシャッタースピードを遅くして撮影すれば良いのですが時間がかかって面倒です。

風が吹いている時などは最悪です。シャッターを押してからその間動いている物は全て写り込んでしまうのでおかしい写真が出来上がってしまいます。

 

室内ではこんな感じ。 

最初にいうとガソリンランタンは室内で使うには有毒なのでご注意を。

このテントの場合スカートがないのと定期的に換気しているので何ともないです。

光が幕内で反射するので物凄く明るいです。

 

明るいだけでなく、その明るさの中でも暖かさがある光です。

これがLEDの人工光が勝てない理由です。 この明るさの虜になった時にはLEDはほぼ使えないです。

そして聞こえてくる『ゴー』っというガソリンが燃える音。

このガソリンランタンを点けたいがためにキャンプに行っているといっても過言ではないくらい魅了されるランタンです。

 

 

最後に・・・

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メリット

  • ガソリンならではの大光量
  • 雰囲気最高の暖かい光
  • いくら年月が経っても使える頑丈さ

明るさ、雰囲気、耐久性は抜群です。

最初にも書きましたが僕が持っているモデル288A アジャスタブルは約26年前に父が購入した物で、当分倉庫にしまってありました。

そのランタンを約20年振りくらいに持ち出して修理したら使えるのはすごい事だと思います。

こうやって親子で受け継いでいくのは中々渋いです。これからも大事に使っていこう。

 

デメリット

  • ランニングコストの悪さ
  • 定期的なメンテナンス
  • 子供がいると危ない可能性あり

そんな大事に使うのであれば必要なのがメンテナンス。LEDランタンにはいらない要素ですね。

正直面倒くさいですがしょうがない。

メンテナンス代もですが、単純なオイル代も高いです。安い時に買い占めておくのおすすめします。ガソリンなので保管方法には注意が必要。

僕の兄もガソリンランタンを欲しがっていましたが、結局LEDランタンを購入していました。理由は子供が小さいので一緒にキャンプに行った時に何するかわからないという点。

ランタン点灯中はベンチレーター部分は熱くなりますし、ランタンスタンドなどに吊るす人が多いのではないでしょうか?そのスタンドに当たって火傷などしたら大変。

そんな事も含めて購入する際や使用する際は気を付けないといけません。

 

まぁ僕はソロキャンしか今の所しないので大丈夫ですが。
ランニングコストの悪さは正直つらい。キャンプ中深夜まで起きている事が多いので長時間点灯しているので1回のキャンプで半分以上のガソリンがもってかれます。

その辺はお財布と相談ですね。

コスパ最高なのは灯油ランタンだと思います。フュアーハンド全然減らないから助かる。

 

本日はここまで!

それではみなさんも良いキャンプライフを!

 

 

 

 

 

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