強欲男は身をやつす

キャンプ廃人まっしぐら

【1月 羽高湖森林公園キャンプ場】薪ストーブ初導入!昨年冬キャンの借りは返させてもらう!!

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先日、広島県府中市にある「羽高湖森林公園キャンプ場」でキャンプをしてきました。

湖沿いの初キャンプ、久々のソロキャンプ、そして初めての薪ストーブ使用と新鮮な事満載のキャンプでした。

合計40枚の写真と共に振り返ります。

 

 

↓動画版はこちら↓


【冬ソロキャンプ】DODパップフーテントと薪ストーブで冬キャンプを満喫してみた 羽高湖森林公園キャンプ場

 

カメラ→SONY α7 III

レンズ→SEL2870 & SIGMA 30mm F1.4

 

 

 

 

羽高湖キャンプ場は・・・

 

市の西北部、標高500メートルの羽高湖を中心に、野外ステージ(サン・ステージ羽高湖)やキャンプ場を備え、春は桜(市の木)の名所として親しまれています。 隣接する『府中市羽高湖サン・スポーツランド』には、テニスコート(照明設備有)・多目的グラウンド等が備えられています。

http://fuchu-kanko.jp/fkan/?page_id=1109

住所:広島県府中市諸毛町二反田3000番地

定休日:水曜(水曜日が祝日の場合はその翌日)12月29日~翌年1月3日まで

料金:テント持ち込み1泊 550円

 

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1泊550円でほぼ通年営業している素晴らしいキャンプ場です。また車の乗り入れOKという珍しさ。直火はもちろん禁止。

時間が14時から翌10時までと書いてありますが、管理人の人はルーズで良いと言われていました。

その為か僕が15時に着いた時にはトイレと湖が近く人気な第1キャンプ場や湖を高台から見れる場所は満員でした。

僕はしょうがなく空いている第1キャンプ場に張りましたが、それでも湖まで徒歩1分、トイレまで徒歩30秒という好条件でした。

どんだけ皆さん湖の目の前がいいんだ?

 

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キャンプ場という名前がついていないキャンプファイヤー場などにも張られている方がたくさんおられたので車の乗り入れができる場所は張っていい様子。

唯一サンステージという大きなステージ周辺のみは禁止です。

 

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キャンプ場に入るのは管理棟で手続きをした後に入口付近のまで車を運びます。

 

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このポールを自ら外し下す必要があります。

そんなに出入りしないので面倒くさくはないですが管理が甘すぎて心配。
勝手に入ってキャンプしている人もいそうな気が・・・。

 

いざ、冬将軍との戦へ

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今回は荷物多めです。新しく購入したコストコの収納ケースのせいもありますが・・・

 

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一番はこいつ!

こちらに引っ越してから薪がどこに売っているかわからなくて色々なホームセンターにいった結果、まさかのセールで安くなっていて衝動買い。

本当に衝動に駆られました。むしゃくしゃしてやった、後悔はしていない。

 

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そんなこんなで車を走らせ何とか到着。

道中車1台分しか通れないような道を10分くらい運転しました。

そこだけ恐い。地元民は少しの隙間があれば突っ込んできますがこちらはワタワタ。

標高500mの場所にあるキャンプ場なので嫌な予感はしていましたが、恐ろしい体験だった。

冬は雪も降るみたいなのでスタッドレス&チェーンは必須。

 

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さぁ気を取り直して準備しましょう。

この第1キャンプ場には僕以外にはカップル1組だけ。奥まで入れると前回の森の国のサイトの倍以上はある広さ。

車の乗り入れOKなので吟味しながらテントが張れます。

 

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今回は小さいパップフーテントにしました。

冬にこのテントを使うと凍えるような寒さに負けた「柳瀬キャンプ場」を思い出します。

あの頃の僕は無謀だった。若かったな、去年だけど・・・。

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今回は大丈夫!なぜなら時計2型薪ストーブがあるから!

本当はタープを上手いことパップフーテントの前室と組み合して小さい個室を作ろうかと思っていました。

その中にいつもワンポールテントで使っているトヨトミ 石油ストーブを置いて暖まってやろうと考えていましたが、今回は初の戦力外通告。

期待の新人には過度な期待とちょっぴりの不安。

 

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組み立てるとこの大きさ!時計2型薪ストーブの煙突はあえて長い物にしました。

テントに火の粉がかからないように出来る限り遠ざけるためです。

正直不格好ですが、致し方ない。でもこの姿、嫌いじゃない。

 

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テント設営も簡単に終わった所なので付近を散策。

僕のテントのすぐそばには滑り台、ブランコがあります。

一応森林ゾーンという事で木々がよく生えています。

 

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SONY α7 III の強みだと思っている自然物のクッキリ感は相変わらず最高です。

いまだにキットレンズ以外のレンズが買えない貧乏人ですが、正直ここまで撮影できたらいいかなと思えてきます。

 

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薪ストーブ用の燃料を持って帰ります。

そこら中に松ぼっくりと松葉、小枝があり着火剤は必要ない。

 

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少し下りて湖をパシャリ。

すぐ近くにキャンプしている方がいるのでちょっと気まずい。 

湖なので波は穏やかで、静かな時は小鳥のさえずりと湖が風に凪ぐ音しか聞こえません。

 

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大分空が暗くなってきました。

さぁここからがお楽しみ時間だ。キャンプの醍醐味は火に囲まれる事!

 

 

寒さに耐えれるか?夜の部スタート

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まずは手始めにランタン系を点灯していきます。

コールマンのガソリンランタンは今回はミスなく点灯。

フュアーハンドランタンは毎回芯を変えようと思いますが、意外に長続きしています。

ガソリンランタンを導入してから光量を抑えているからかな? 

 

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今更ながらテントがしわだらけ。

他の方はテントを休日などに出して干しているのでしょうか。

 

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ガソリンランタンの光量は相変わらず半端ない。

先ほどのフュアーハンドランタンとは違いすぐにホワイトガソリンがなくなります。

そしてガソリンは他のオイルとは違い高いので少しきつめ。

普通のガソリンでも点火する物もあるらしいですが、怖いわ。

 

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さて、完全に暗くなる前に点灯しておきたいのは薪ストーブ。

そして早く試してみたい。

先ほどの自然燃料たちを投入し、小さい火から少しずつ育てていきます。

 

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落ち着いたら太い薪を投入。

焚火台と違い燃焼効率がとてもいい。完全に閉じて下の空気口を調節してあげれば初使用の僕でも簡単に火を保てます。

ガラス窓ではないので火の状態を確認できないのは残念ですが、遠赤外線効果が弱くなるのがすぐに肌で感じ取れるのであまり問題ない。

あと言い忘れていましたがめちゃくちゃ暖かい。

 

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あの長い煙突からちゃんと排気できるか不安でしたが、時間が経つとモクモク出てきました。

遂にやったよ、薪ストーブ楽しい!

 

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今まで他のキャンパーさんの動画で見てやってみたかった、薪ストーブの上で調理です。

今回はお惣菜やカップラーメンではなく、ちょっとお高めな牛肉です。

最近キャンプ飯が適当になりすぎて勿体ない気がしたので今回はちゃんと準備しました。

 

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ですが、ここで無洗米を忘れるアクシデント。

久しぶりに炊こうかと思っていたのですが断念。一応小腹用に購入していたおにぎりがあったので焼き肉と一緒に食べます。

味付けは塩コショウのみですが肉が上手く、白米が進みます。

 

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今回は昨年のパップフーテント冬キャンの二の舞にならないように、薪ストーブ以外にコスパ最強ガスストーブも準備してきました。

これが大正解。おそらく中華性の為心配でしたが、足元を確実に温めてくれます。

 ↓気になる方はどうぞ↓

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時々扉を開けて火の確認。

この火は癒されます。「今キャンプで薪ストーブ使っているんだぜ」という謎の自信もありテンションは最高潮をキープしています。

薪代からしてコスパは確かに悪いかもしれないけど、これは魅了されます。

 

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さぁお酒を飲みながらいつもの映画鑑賞。

お酒は安定のクリアアサヒプライムリッチ。第三のビールながら学生時代からずっと飲んでいます。

病気になってからあまり飲んでいないけどキャンプの時だけは解禁しています。うまい!

ちなみに映画は「ラッキー」。主演のハリー・ディーン・スタントンの遺作で、しがない田舎に住む老人が色々な人と関わり少しずつ死と向き合っていく話です。

本当に老後にこんな生活がしてみたいと思いっぱなしな90分でした。

ストーリーが大きく動く訳でなく、ハラハラ、ドキドキする場面もありませんがじっと見ていられる素晴らしい映画です。

 

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お次は「君の名は。」の新海誠監督の作品「雲のむこう、約束の場所」 を見ました。

この頃になるとまさかのガソリンランタンの燃料切れで消灯。フュアーハンドとジェントスランタンで頑張ります。

正直お酒をよく飲んでいたこともありボーっと見ていました。新海作品で唯一見ていなかったので気になっていましたが、あまり印象に残っていません。

やはり「秒速5センチメートル」と「ほしのこえ」が最高。あのハッピーエンドが当たり前じゃないんだよと突き放される感覚は癖になります。

最初「秒速5センチメートル」を見た時はなぜか涙が出て、大人になるっているのかこういう事なのかと思いました。

 

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夜のパップフーテントを3方向からパシャリ。

薪ストーブを購入したばかりですが、次はランタンスタンドが欲しい。

光量の一番大きいガソリンランタン用に一つあるのですが、工事現場の道具っぽくてかっこ悪い。

一番欲しいのはUJack ハンマーランタンスタンド。三脚のような足が無い打ち込み式のスタンドでシンプルな作りがかっこいい。

そこまで高い物ではないので早いうちに購入するかも。 

 

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こちらは左方向から。

何ならあと椅子も変えたいな。木製の物が良い。

ちなみに隣のカップルキャンパーと僕の偽ヘリノックスが完璧に被りました。

遠目から見てわかるオレンジ色と謎のロゴマークは遠い位置にあっても視認でき、謎の安心感があります。

 

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正面からもパシャリ。

SIGMA 30mm F1.4 の最低F値は夜の撮影にうってつけです。

APS-Cのレンズですが、フルサイズカメラで使用しても十分映えます。

フルサイズボディのおかげです。画素数が違う。

 

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そしていつも通りに星空撮影です。

羽高湖キャンプ場は標高500mという高い位置にあるので星が本当に綺麗。

正直前回の大山の麓の森の国キャンプ場より綺麗でした。

 

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最大開放でシャッター速度20秒で撮影。先ほどの写真がISO100、この写真はISO感度640なのでこちらが明るくなっていますが、ピンボケしています。

一番高輝度なオリオンのベルトあたりにピントを合わしているのですがいまいち。

星空撮影は難しいな。

 

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一旦テントに帰りますが、時刻は0時、さすがに寒くなってきました。

薪も1束使い2束目に差し掛かっています。ちょうどよいのでテントの中に入る事に。

最後にフュアーハンドランタンを良い感じに撮影。

今度から夜間撮影はSIGMAと交換しようかな、こっちの写真の方が好きだわ。

 

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また夜に「レッドデッドリデンプション」のBGMを聞きながらkindleでとった漫画を読み漁りますが、睡魔が襲ってきます。

一旦寝落ちすると3時くらいあまりの寒さに覚醒。ガスストーブを使っていたので換気の為テントを開けていたのが寒さの原因でした。

モンベルのマミー型シュラフとコールマンの封筒型シュラフにくるまり、恵方巻の玉子状態で眠りました。

 

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翌朝。お隣さんの片付け音で目覚めます。

時間は9時。皆さん早起きだな~。

うっかり封筒型シュラフから出ていた左足が凍るように冷たい。

 

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夜中は気づきませんでしたが、薪ストーブがいつの間にか日焼け。

別人になって迎えてくれました。

さすがに今から焚くのは片付け時間に影響するので断念。

 

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もう他のキャンパーの方が続々とテントを建てています。

やはり湖沿いが一番人気なんですね。僕は景色より静寂さを取るので人が少ない所であればどこでもいい。

今回は結局僕とお隣のカップルキャンパーの2組だけで第一キャンプ場を占拠していました。

 

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帰りにキャンプ場内を車でドライブして帰宅します。

写真左側は桜並木となっているので春の時期はとても人気そう。

 

今回は久しぶりのソロ、冬キャンプでしたがとても楽しく過ごせました。

冬×パップフーテントという昨年からの因縁を打ち破る事ができたのが一番の成果。

やはり薪ストーブは最強です。

今回パップフーテントで行こうと思ったのも以前から冬キャンプで使っていたノースイーグルのワンポールテントがカビだらけになってしまった事が動機でした。

 早くやつらを退治して残りの冬キャンプまでに間に合うようにしなくては。

 

それでは今回はここまで。

皆さんも良いキャンプライフを!! 

 

↓前回のキャンプもどうぞ↓

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