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キャンプ廃人まっしぐら

大山は登山だけじゃない!寺社仏閣巡りも映える!【α7Ⅲキットレンズ30枚】

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どうも!しろだんごです!

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今回は前回の大山登山の続き。

思いのほか早く下山してしまい、15時からのキャンプまで暇になったので大山周囲の観光にいきました。

30枚の写真と共に振り返ります。

↓前回の大山登山↓

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今回も写真映えするよう気合を入れて撮りました。

カメラ→SONY α7 III

レンズ→キットレンズ

 

 

目次

 

 

大山寺阿弥陀堂~大山寺

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登山口まで戻る前の案内板に阿弥陀堂の文字。

どうせ暇だし行ってみるかと重い足を引きずって歩く。

案内板から2分程度で大山寺阿弥陀堂に到着。誰もいません。

 

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調べてみると大山寺に現存する最古の建物らしく、平安初期に建立されるも1529年に山津波で倒壊。1552年に再建されたとの事。

1552年というと日本では室町時代。上杉憲政が北条氏康に敗れて後の上杉謙信である長尾景虎の元に逃げていった年だそうです。

上杉謙信が関東管領になる前の大事な出来事ですね。そしてその後武田家や北条家と血みどろの合戦をしまくります。

 

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歴史の話は置いといて、それほど古くからある寺院なのに人が全くいないのはある意味ラッキー。色々写真を撮ります。

振り返ると長い石段があります。大山は登山道しかり長い階段が多く消失点構図が撮りやすいですね。

 

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階段からパシャリ。

阿弥陀堂が階段と近すぎてこれ以上引けない。

こういう時に広角が欲しくなるんですよね。レンズ沼ずぶずぶ。

今是非欲しいレンズがこの広角。彼女に頼めばギリ許してくれる範囲の値段だと思う。

 

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レンズの事で嘆きながら登山口まで帰ってきました。

一度車でいらない荷物を置いてから大山寺方面へ歩いて向かいます。

あまり暑くなくて良かった。標高が高いので平地と比べてとても涼しいです。

 

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歩いて5分くらいで大山寺橋まで着き、正面にモンベルが見えてきました。

このモンベルは独自の店舗としては中国地方で唯一の店舗だと思います。

 

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橋から見下ろすと南光河原が見えます。

冬に見るとこんな感じ。

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大山の北壁が美しい。

この時のキャンプは寒くて走り回ってたな。

↓興味があれば見ていってください↓

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モンベル二階に山関係の写真展があったので勉強がてら見学。

僕とはレベルが違いすぎて興奮しっぱなし。夕暮れ時や早朝などの写真が多かった印象。

僕もテント泊してそんな写真が撮りたい。

 

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モンベルを出ると長い舗装路に人が誰もいない!

これはチャンスと写真を撮るも若干白飛び。すぐに車が後ろから来たので撮影会終了。

やはりマニュアルセットは必須だ。

 

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先ほどの道の突き当りにお土産屋さんがあり、カフェが併設されているので中でご飯も食べれます。

近くに今日の夜入る豪円湯院があります。キャンプ出来て、温泉も入れるというのは最高。

正直登山後なので入りたかったですが、ここは我慢。

 

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お土産屋さんの反対側の坂道を上がれば大山寺に着きます。

距離が長すぎて大山寺が見えませんね。

斜度が強い坂道なので登山で疲れた足腰に響きます。

 

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少し登ってから振り返ると良い景色。一直線に伸びるアスファルトが映えますね。

土曜日なのに人は少な目。右端に停まっている車はランドローバーのディフェンダー。どこぞの上流階級が旅館に泊まりにきているようです。

男なら誰しもかっこいいと思う外見とは裏腹に車なのに雨漏りがすると噂のディフェンダーです。

 

 

大山寺~大神山神社奥宮

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坂道を登りきると大山寺に到着です。

門の真下に看板があり、「大山寺は檀家がないので拝観料払ってね」と書いてありました。

300円程度だったので良かった。しかも近くの大山寺宝物館の入館料含めてなのでありがたい。

 

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門の左手には大神山神社奥宮の鳥居。行者コースで大山を登る人はここから登っていきます。

後で神社も見に行きましょう。

 

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大山寺に入る前に灯篭と・・・

 

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大きい瓶をパシャリ。

α7Ⅲにしてから水や木、空など自然物の色彩がとても細かくなった気がする。

綺麗すぎて合成じゃないか疑うくらい。

 

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中に入ると思いのほか建物が密集しています。

開けた感じを想像していたのですが見当違いだった。 

こちらの建物は「下山観音堂」。御朱印をもらう場合はこちらへ。

 

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下にいて感じる威圧感の正体はこいつ。

上に本堂があるよう。この建築物は新しい感じでしたが、昔は本堂はどういう感じだったんでしょうか。

 

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門から上がってきた階段からさらに続いた階段を上り本堂へ向かいます。
うぅ~、大山は階段が多い。

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左側が本堂で、右側が鐘楼。

人はほとんどいませんでしたが、配信者っぽいカラフルな頭をした女性三人組を発見。

お寺にピンクやブルーの髪は余計目立つ。

 

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鐘楼の横にお地蔵さんを発見。

 

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こちらが先ほど下から見上げていた建造物です。

少し高い所にあるので空と木々しか見えず癒されます。ここで小休止。

 

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本堂を正面にパシャリ。

山岳信仰で栄えた大山寺。最盛期にはかの比叡山や高野山に劣らないと言われたとか。

開創は西暦718年。中臣鎌足の次男の藤原不比等などが活躍した時代だそう。さすがに歴史好きの僕もそこまでは範囲ではないです。

中臣鎌足は中大兄皇子と蘇我入鹿を暗殺したり、小学生に「かたまり」と間違えられる事で有名ですが、かの「藤原氏」の始祖なんですよね。

この藤原氏、後に産まれる有名な藤原道長だけでなく近代でいうと総理大臣となった西園寺公望や近衛文麿、細川護熙も藤原氏に含まれます。

そして婚姻まで含めていくと徳川家や天皇家にまで血筋が分かれていっています。

本当に日本最大の氏族。おもしろい。

 

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ありえないくらい脱線してしまいましたが、大山寺を後にし大神山神社奥宮を目指します。

道中は石を敷き詰めた道を歩くのでヒールなどの靴だときつそう。確実に挫く。

というか大山寺からむちゃくちゃ遠い。

大山寺横に「大神山神社はこっちですよ~」みたいな看板があったので、せっかく来たし寄るか程度だったのにまた足が笑ってきます

鎮まれ!僕の登山疲れ!

 

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そしてやっと到着。

後で調べたんですが参道の長さが日本最大らしいです。その長さ700m、そりゃ疲れるわけだ。

そして社殿が重要文化財かつ国内最大の権現造りとの事。

調べると日光東照宮のような豪華な造りらしく、江戸時代に徳川氏関係で建てられたものが多い。

上部から見るとカタカナの「エ」の形をしている。

左右対称なとこは以前GWで行った長崎孔子廟のような中国様式に似てますね。

↓本当に映えるからいくべき↓

www.shirodango.com

 

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正面から構えると左右対称の造りの美しさに感動するばかり。

ずっと眺めていられますね。

 

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中国様式と違う点として木造の色味を残して建てている所が実に日本らしい。

中国様式のように真っ赤に彩色されていたり、石や鉄で建てられている物も綺麗ですがやっぱり自分は日本人です。

これがジャパニーズワビサビというやつですね。

 

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建物の造りもどことなく日光東照宮に似ている気がします。

普通の神社と比べて明らかに手が込んでて豪華なのは間違いない。

 

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そんな大神山神社の写真で満足した所で大山寺方面に帰ります。

このくらいの時間になると下山してくる人が増えてきました。そしてこれから登る気満々の人もいます。時刻は13:00過ぎ。

残念ながら本日13:00以降はヘリコプターくるから弥山まで行けないんだよと心で思いながら駐車場へ戻るチキンニートでした。

 

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帰る前に大山寺宝物館霊寶閣に立ち寄りました。

正直大山寺の門をくぐるまで忘れていました。せっかく無料で入れるので見に行きましょう。

探しても中は受付の人がいなく、小さい籠に「この中にチケット入れてね」と書いてあるだけ。「えっ?いいの?」と素で声が出てしまった。

重要な文化財が置いてある割には雑だなと思いつつも見学。写真撮影はしてよいかわからなかったのでしていません。

僕は木工で小物作りをするので木造作品を中心に見ました。本当にすごかった。

一番驚いたのが「木造不動明王坐像」。総高286㎝もある大きい作品でしたが、右膝の一部以外は一本の木で作られていました。どんなセンスでこんな凄い物が作れるのか昔の偉人には脱帽です。

 

 

感想

15時からのキャンプまでの時間潰しで大山寺阿弥陀堂、大山寺、大神山神社奥宮、霊寶閣に行きましたが素晴らしい造りばかりで良い写真が撮れました。

寺社仏閣巡りも久しぶりにするとおもしろいですね。あと写真映えするスポットが多いのもありがたい。

 

さぁお次は友達とキャンプです。半年以上ぶりの大山キャンプ楽しんでいくぞ!登山&寺社仏閣巡り疲労があるけどお構いなしで!