先日島根県大田市三瓶町にある「三瓶山北の原キャンプ場」でキャンプをしてきたので、合計40枚の写真と共に振り返ります。
まず初めに三瓶山北の原キャンプ場は・・・
島根県東部の大田市にあります。僕らが今回泊った一般サイト、車両乗り入れOKのオートサイト、ケビンやバンガローがあり敷地がとても広いです。
島根県唯一の二百名山「三瓶山」の近くにあるキャンプ場で、周辺には博物館や温泉等あるのでキャンプ前に登山や観光して時間を潰すのも良いと思います。
三瓶山北の原キャンプ場:http://www.nature-sanbe.jp/camp/
久々のキャンプ、そしてα7Ⅲを購入して初のキャンプ撮影です!いい感じに撮影できたかな?
それではどうぞ!
目次
下準備から設営まで
今回は兄夫婦と姪っ子ちゃんと行くため荷物は少なめ。
テントも1~2人用のパップフーテントなのでコンパクトに収まります。
とはいっても後部座席まで侵入してくるあたり、まだ断捨離できるのかな。
冬キャンプの時は後部座席を倒さないと入らないくらいなので夏キャンプはまだ楽ですね。
1時間程度車を飛ばし三瓶山近くのイオンで食材を調達。
周りにガストなどの飲食店もあるので、昼休憩にしても良さそう。
先ほどのイオンから20分程運転し北の原キャンプに到着。
イオンでは30℃越えの気温でしたが、キャンプ場は適度な温度で気持ちいい。
標高がそれほど高い訳ではないのですが森が日光を遮ってくれているようです。
管理棟で宿泊手続きをしたら、今回は一般サイトなので近くにあるリヤカーを使い運搬します。
管理棟は17時までしか管理人がいないので、それ以降は管理棟内の薪などが購入できないので注意しましょう。
荷物運搬。今まで車両乗り入れサイト以外の時、小さい折り畳み式キャリーで持って行っていたのでリヤカーは本当にありがたい。
兄は2往復していましたが、僕は荷物が少ないので1回で完了。
兄には無駄な物が持っていくなと言われましたが、せっかく集めたキャンプ道具は使わなくてもなんか持っていきたくなる性分です。
今回はまだ小さい姪っ子ちゃんがいるのでトイレ近くにテント場所を確保。
駐車場にある車の割にはサイト利用者が少ない印象。人が少ない方がのんびりできるからありがたいけど。
張り切ってテントを建てましょう!
久々に張った為か何回もミスするし、形は崩れるしで散々でしたが何とか建てました。
滝の如く汗をかきながらテントを建てたので、とても疲れた。
左が兄夫婦のカマボコテント、右が僕のパップフーテントです。
二幕共DOD製品というまさかの被りをしてしまいなぜか恥ずかしい。
今回パップフーテントは少し凝りまして、タープの延長部分を高いポールを使い跳ね上げ式にしてみました。
一度ネットで見てかっこいいな~と思っていて、実際に試しましたがもう最高です。
跳ね上げ式にした事で開放感が生まれ、居住スペースもさらに広がりました。
ですが一つ問題がありまして、この二枚目のタープを跳ね上げるのは説明書には非推奨と書いてあります。
なので行う方は自己責任でお願いします。でもかっこいいですよ!!
それにしても安いタープポール買っといてよかった…。
安かった割にポールは太く、タープと派手なガイドロープもセットなので、ブランドとか気にしない方はけっこうおすすめです。
幕内は毎度DODのコットとコールマンの封筒型シュラフをセット。
一応モンベルのマミー型シュラフ持ってきたけどこの暑さだと必要なさそう。
テントを張ったら忘れてはいけないのがこのプラカード。
囚人番号みたい。アウトドアな刑務所だ、最近見たスタローンとシュワちゃんの『大脱出』を思い出す。
後ろから見ると左に傾いてる~。もう直す気力はない。
コールマンのタフドームやノースイーグルのワンポールテントはしっかり張ってもいいですが、パップフーテントは少し余裕を持たせて張らないと上手く張れません。
その「少し余裕」が難しい。この辺にセンスとやらが出てくるのでしょう。
久々に出したせいか、幕もだいぶしわくちゃに。
最後に使ったのが寒くて死にかけた2月に使っているので約半年近くしまっていた事になります。ごめんよDOD。
↓その半年前のキャンプはこちら↓
肉とカマボコ
ここで悲劇が!
修理してやっと使えるようになった我が家に眠っていたコールマンのガソリンランタンのマントルが破れていました。
せっかく使おうと思ったのに、完全に僕の管理ミスです。
マントルはだいたい外して持っていくんですね。知らなかった。
いつも通りLEDランタンとフュアーハンドで頑張ろう。
夏場は虫が多いという事で森林香と虫よけミストで完全防御目指します。
虫よけスプレーは吹いた時に散ってしまい肌に浸透しにくいらしいです。その為、ミストやジェルタイプの虫よけ製品が良いそうです。
周辺を散歩してみると夏らしく真緑な木々がたくさん。
自然が溢れているので風になびく木々のざわめきがとても心地よいです。
これでもかと鳴きまくる蝉達の声がキャンプ場に響き渡っています。
それとは対照的に耳元で聞こえてくる忌々しい蚊の羽音・・・。
「ええい!!」と振り払ってもついてくる蚊達。O型に寄ってくるという話は本当だったのか?
研究によると蚊は足裏の細菌から寄ってくるらしいです。なので足裏をアルコールシートとかで拭くと血を吸ってこないとの事。
何とか蚊達の吸血から逃げ、テントに帰った頃には焼き肉が始まってました。
やっぱキャンプといえば肉!炭火は暑いが肉の匂いには勝てません。
タレなしの塩コショウのみ。
このα7Ⅲの力でわかる肉のおいしそうな感じ。
肉にフルサイズ、高画素なカメラは完全に飯テロです。
食事も一旦終わったところで、兄のカマボコテントを少し見してもらう事に。
兄は抽選で当たり購入の切符を手に入れたとの事。メルカリなどでは高額に転売されていますね。
僕のテントと比べてもわかると思いますがとても大きい。
カタログではW300×D640×H195という大きさ。組み立てが大変かなと思いましたがポールを各箇所に差し込んだら片側から起こしていくだけ。
僕がパップフーテントを修正している間に建て終えていました。
大きさ的にテントとタープセットという事で三瓶山キャンプ場での料金は倍。プラカードも二つ付いています。
とはいっても北の原キャンプ場の一般サイトはテント1張り1000円なので安いです。
中に入ると先ほどの数字の広さを感じます。
文字通りかまぼこ型なので三角形になってしまうティピーテントとは違い横に広い。
インナーテントだけで約2.8m×2mあるので兄夫婦と姪っ子ちゃんの3人だと余裕をもって楽に寝ころべます。
身長180㎝の僕が立っても頭がつきません。
テントの中といえば中腰で移動するイメージでしたが、これは楽ですね。
キャンプ用品は一通り買ったから当分いいやと思っていた僕も、また財布が悲鳴を挙げそうな気がします。カマボコミニテントでもいいから欲しい~。
キャンプ写真は夜にこそ映える
財布と葛藤している間にあたりは暗くなってきました。
夕立が気になりましたが、ポツポツ雨程度で収まってよかった。
完全に暗くなる前にフュアーハンドランタンを点火。
購入した当初は灯油ランタンの扱いが出来るか悩んでいましたがもう慣れてしまいました。
ガソリンランタンのようなミスをしないように気をつけねば。お手入れ大事!
兄はまさかのノクターンを買っていました、それもナスカの地上絵が描かれている高いやつ。
僕も買おうか悩んでいましたが、スノピ族にはならないぜ!とUCOのキャンドルランタンを購入しました。
ですが、いざ目の前でノクターンを見るとゴクリと生唾を飲み込んでしまいます。
本当に綺麗。
ほんの少しの炎のゆらめきが視線から離れません。
ほ、ほしい・・・。
姪っ子ちゃんが眠ってからは大人の時間。
兄夫婦とビールを飲み、僕のニート期間にどこの山に登るかなど話してました。
最後は兄と星空撮影。
僕は三脚を忘れるというミスをしてしまって、ゴリラポットで撮影しています。
MFが出来ないので運任せ。星空は撮れましたがブレがひどいです。
暗く撮影してブレを隠そうとするが、隠しきれてない。
高い三脚と雲台が欲しいな。なんか今回のキャンプでまた物欲が出てきたかも。他人と関わる事の恐ろしさ。
星空撮影後は幕内で読書したり、スマフォいじったり色々していると睡魔に襲われ、いつの間にか眠っていました。
僕にしては早く深夜0時くらいでした。暑さの疲れは尾を引きます。
朝、そして別れの時
清々しい朝だ。
夜は少し暑かったですがベンチレーター開放して、蚊帳にしたらよく眠れました。
シュラフは両方ともいらなかったです。さらにいえば、コットもマットもいらなかったかも。
朝はホットサンド。THE朝食といった感じ。
夏の朝を感じながらホットサンドというのは倍おいしい。
昨日の曇り空はどこへやら。
晴天、暑くなる前に片づけねば。
その前に朝のキャンプ場を色々撮影。
ほんと良く晴れた空だ。木々がより一層緑を増しています。
二つテントを張る場合、ガイドロープがあるので距離感がわかりにくい。
その結果今回はちょっと近すぎたかな。
これがソロキャンパーあるあるのような気がする。
片付けは早い僕です。ペグを引っこ抜いたら畳むだけ。
兄たちはこのまま温泉に入って帰り、僕は車の洗車をしないといけないので汗だくのまま帰りました。
車のシートに背中をつけずに運転したせいか首が痛い。
実家で洗車。汚れまくっていたので洗いがいがありました。
ですが天気は晴天。乾く前に流さねば!と時間との勝負。
撮影してから気づいた僕の存在。ちゃっかり写ってます。
こういうのホント気を付けよう、恥ずかしい。
頑張って撮影してます感出てる。がんばれ!
お気に入りの3枚
キャンプらしい写真はないのか!!と言われそうですが、テントを良い感じ撮るのが難しいのです。
どう撮れば映えるんだーー!
最後に・・・
久しぶりのキャンプでしたが、本当に楽しく終わりました。
またα7Ⅲのキャンプデビュー戦で、帰ってから写真を見直すと写真の美しいこと。
APS-Cでは出せない、これがフルサイズの画質なんだなと一人興奮していました。
寄っても細かく写っているので逆に怖い。彼女に見せたら合成なんじゃないかと疑われました。
α7Ⅲを買ったときは財布が大打撃でしたが、買ったおかげでキャンプの趣味もさらに楽しくなりそうです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
みなさんも良いキャンプライフを!!