6月2日発売『命をわけたきみと、人生最後の夢をみる』1巻の感想です
話の流れ
①交通事故により死ぬ「窪塚美奈」と「川村大夢」。どちらかわからないが残っていた余命を半分こし残り半年を生きる。さらに幸せを感じると余命が減ってしまう
②美奈が好きな先輩「楠本政良」や幼馴染「小室真」が登場し、大夢と口論になったり美奈の余命が減っていったりする
③実は貧乏生活の大夢は昔から好きな人と会いたい夢がある。実は小金持ちな美奈は家庭崩壊しておりまさかの両親離婚へ
設定はいいんだが・・・
正直に言いますと表紙&帯に騙された~。
表紙はこんな絵で帯には「余命を分け合う二人の奇跡を紡ぐ物語―。」と書いてありました。合ってはいるんだけど、想像してたのとはだいぶ違ったな。
まず初っ端から主人公二人は信号無視したタンクローリーに轢かれ死にます。ちなみに付近にいたサラリーマンも。
それから死後の世界に突然変わるわけですが、美奈が騒ぎすぎて雰囲気ぶち壊し!
もっと「死んじゃったんだ」的な悲壮感にあふれた感じが欲しかったんだが。しかも天使の余命の話がやけに業務的すぎる。
所々例みたいなイラスト載っけてるし、なんか違うんだよな~。冴えカノの加藤的に言うと「なんだかな~だよね」
幸せを感じると余命が減るっていうのは変わってておもしろいです。ですが美奈も言っていますが判定がシビアすぎる!好きな人に会って話すだけで余命が消えていく(笑)
悪夢を見て夢で良かった~っと思うだけで1歩死に近づきます(笑)
絵柄がちょっと・・・
僕は絵なんか全く描けない下手くそだし絵が描ける人は本当に尊敬していますし憧れていますがこの作品の絵柄が僕の好みじゃない。
キャラが全員薄く感じます。特に髪の毛。背景も書き込みが少なく集中線などの効果線で片付けている事が多く、場面にのめり込めないです。
でも表紙や柱のキャラ初期設定の絵はすごい好みです。てか『烈火の炎』ばりとは言わんが初期設定の絵と違いすぎん?気のせいかな?
絵も描けないカスがゴタゴタ言ってすいません。
この先を予想!!
余命は死んだサラリーマンので、大夢が会いたい人って成長した美奈じゃね?
サラリーマンは置いといて大夢が会いたい人って確実に美奈でしょ。
大夢が写真を見てる顔を思い出して「似てる表情を・・・前にも誰かに・・向けられた気がする」って明らかやんけ!!ミスリードか?いや、そんなことはありませーん!
サラリーマンは本文中にやけに触れるな~っと思ったからです。美奈も他に誰か死んだのかな~と思ったりしてますし。ただ単に人が実際に死んでいるという事を印象dすけたかっただけなのかもしれませんが…。
最後に・・・
次巻ではまず美奈の両親の離婚話から始まりますね。なんか大夢が出てきうまく解決しそうな気がするけど・・・。
典型的な王道パターンは辟易しているんだ!変わった感じが欲しいよ!
僕の楽しみの表紙買いは今回はいまいち。だが続きは見るよ!次巻早よ!